1.《ネタバレ》 その昔、アジアに日本人が領地を広げていたのは知ってましたが、そこで、どんな事があったのかなどは全く知らない僕には興味深い映画でした。首狩りの部族がいて、彼らは日本の文化を押し付けられ、それが耐えられなくなり反乱を起こすまでが、この映画の第一部です。元の部族の生活に、日本人が乗り込んできて、制圧されるまでをテンポよく描き、その描き方も意外に公平です。日本人はちゃんと日本語で話し字幕なしで、部族の会話には字幕がありました。日本人の役者がちゃんと演じているので、日本人の違和感はほとんどありません。キム兄結構目立ってました。日本人、部族、両者ともしっかり演出されています。迫力もあり、首を狩られるとゆうエグいシーンも多々あります。特に最後30分の反乱シーンは村の日本人が女子供も容赦なく殺され、見る人によっては目を覆いたくなるかもしれません。でも僕は、なんてゆーか、部族、日本人、どちらにも肩入れできず、なんか冷静に観てしまいました。映画ののめり込み具合も普通。どーしてでしょう?監督との相性の問題かもしれません。退屈じゃないんですけど、なんか、そこまでのれない感じです。第二部がどーなるか気にはなるので、二部も観ますけどね。