1.《ネタバレ》 ブルース・ウィリスが演じると、どうしてもアクション色が強くなってしまう。
だけど殺されたのは愛する妻で、娘は昏睡状態のまま。
しかもブルースの役は外科医。
って、そもそも設定にかなりの無理がある気がするが、製作陣はそのことを誰も疑問に思わなかったのかね。
私的に処刑する逡巡とか苦悩とか、そういうのを感じる映画には全くなっていない。
復讐しても許されるんだぜ、銃くらい持っとかないとな…的な。
だから、ほぼ心が痛まないアクション映画。
フードを被った時点で、え?これ『アンブレイカブル』だったっけ?って錯覚しながらの鑑賞。
ジョディ・フォスターの『ブレイブワン』のような展開を期待して観たのが私自身の敗因。
救いは担当刑事。
ブルース様の映画なんだから細かいことは言いっこなしだぜ!って感じで収めてくれたので、ま、いっか。