《改行表示》10.《ネタバレ》 そもそも人の言葉を話せるのは例の彼女だけなんだろうか。 残りのいったい何億人いるのかわからない人たちが言葉を話せないとしたら、そもそもどうやってこの決起を成功させることができたのか。 まさかテレパシー? で、これはアメリカだけの話なのか全世界的なことなのかも判然せず、なんだか感情移入できないままハサミで殺戮、という痛いシーンを観ることになってしまった。 仲良しの家族役、いけすかない人たちだったけど、あの妻は透明人間に出てた女優さんだったのかな。なんてことを考えたり、主役のニョンゴさんはアクションホラーに引っ張りだこだなあなんてことを考えながらの鑑賞。 でもね、例の偽?一家が家を狙うシーンはけっこうな恐怖感だった。やっぱり種明かしはあんまりはっきりしない方がホラー映画としては成功するのかもなあ。 |
《改行表示》9.《ネタバレ》 どうなのかな、終盤以降の政府のクローン実験の失敗云々ていう設定はいらなかったんじゃないかな。 ドッペルゲンガーという怪奇現象なんだから、その世界観で押し切って良いのよ。“エクソシスト”だって”オーメン”だってオカルト現象の発生のメカニズムなんて説明してない。 暗がりに4人分のシルエットが浮かぶ、その画だけで十分に怖い。でもそこがこの映画の怖さのピークでした。人外のモノかと思っていた連中が「我々はアメリカ人だ」と言い出したあたりから怪しくなり、終盤ドッペル側主人公に台詞で縷々説明された日には「はあ、そうなんですか」としか反応できませんでした。 解明できないモノに人は怖がることはできるけど、ネタバレまで用意してしまうと余程上手くやらないと一気に白けます。なぜクローンと本体の動きがシンクロしてしまうの。必ずしも100%そうではないみたいだし。とても設定が粗い。 監督の前作‶ゲットアウト”は「実は~」の部分がそれなりに説得力があったのですが。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-02 00:23:00) |
8.《ネタバレ》 コピーの家族が現れる最初は結構怖かった。とにかく挙動が怖い。でも、途中から変な展開になり、謎が解明されるんだけど、それがありえなさ過ぎて、いや、あんなちょい階段おりた場所とかで、あの辺一帯の人々のクローンが、しかもずっと成長するまで生活って無理があるでしょ。地上と同じ行動をとったりするんだけど、地上の行動はもっと複雑だし、それ全部するには、あれだけの場所じゃ無理だし、もっと人がいなきゃ無理だし、想像すればするほど、無理って考えがムクムク湧き出て、後半は映画に集中できなかったです。怪物とか宇宙人とかのほうがまだ理解できそうなんだけど。もしくは、安易に答えを表現せず、いっそ、答えを提示しない方がもっと怖かったかも。でもま、最後まで観れたので。 【なにわ君】さん [インターネット(吹替)] 5点(2022-02-10 20:46:45) |
《改行表示》7.なんだか最初は予想も出来ないようなストーリーで、どうなるのかと思ったのですが、裏の裏を狙っているのが、視聴する側も分かっちゃうみたいで、想定内のラストでした。 私は、この監督の前作「ゲット・アウト」のテイストは好きだが、同じようなものを2度も見たいとは思わない。 どうして、この監督は笑えないギャグを入れようとするのだろうか? ブルーレイの特典映像は、監督の本作に対する思い入れの話がてんこ盛りだったが、私は本編だけで十分。あまり見る価値はない。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 5点(2021-12-04 23:12:59) |
《改行表示》6.オープニングで落ちが読めた。なんかいろいろ笑える。双子とか手をつなぐとか無駄な設定がほとんど回収されていない。 でも雰囲気はホラーぽい。あくまで、「ぽい」。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-07-23 20:20:17) |
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《改行表示》5.《ネタバレ》 まぁ「格差社会」をテーマにしたんやろなぁって感じありありの映画でした。 それ以上でも以下でもないかな。 ゲットアウトの方が好きです。 社会テーマとか抜きにしてホラー撮ってみてほしい。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-06-12 02:11:49) |
《改行表示》4.《ネタバレ》 ニセ家族が暗闇の中でたってるシーンはすごくよかった。 しかしそこからグダグダな展開が続く。 途中までは面白かったのでもったいない感じがした。 オチとラストのどんでん返しもイマイチでした。 【まっか】さん [インターネット(吹替)] 5点(2021-05-15 23:56:40) |
《改行表示》3.《ネタバレ》 最近はprime videoで、予告編を鑑賞してから本編を観るようになりました。予告編で家の前で横一列に並ぶドッペル家族と、家の周りを這うように動き回る二人の子供がなかなかホラーでした。ガッツリホラーを期待して鑑賞し始めましたが、内容は思ったよりライトでした。自分と同じ顔をした人間が殺しにくる、というコンセプトは面白そうでしたが、ドッペルゲンガーたちはどのようにして産まれたか、なぜ彼らは自分たちを殺そうとするのか、なぜ植木バサミで武装するのか、と言ったあたりは説明不足だったかな。一応動機っぽいことは言ってましたが、荒唐無稽感のほうが強かった。 結局上記のコンセプトの部分のみで怖がらせる以外は普通の内容でした。友人のジョシュさんの双子の娘などはもっと上手く使えなかったのかとは思いました。双子のドッペルゲンガーとかややこしくなって面白そうなのに、二人ともすぐ殺してしまってもったいない。 「彼らは自分たちと同じように考え、同じように動く」というのをもっと上手く描写してほしかったかな。同じように考えるならドッペル息子は物置に閉じ込められなかっただろうに。全体的にもっと作り込んだものを見たかった映画でした。なんか焦って製作したんでしょうかね? 【TANTO】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-05-05 11:11:53) |
《改行表示》2.元々、ゲット・アウトも世の評価ほど良いとは思えず、今作もさほど期待せずに鑑賞しました。やはり根本的に地下道やドッペルゲンガー、政府の方策への言及が弱く、だから何なの?的な流れになってしまっています。(ドッペルたちが13日の金曜日のジェイソン並に強くてイミフですが、そもそも彼らに言及したらダメな映画なのかもしれません) ただ、オープニング1986年のアデレードのパートは非常に素晴らしく、ラストの伏線としてはとてもよく効いています。子役の演技も素晴らしく、オープニングの音楽も良かったです。しかし反面、終盤に出てくる「ハンズ・アクロス・アメリカ」のパロディは大して面白いとも思えず、結局何も解決していない点がモヤモヤします。 オープニング&オチのつけ方は最高、ドッペルゲンガーに初めて遭遇した時の家族全員の顔芸も最高。これらに免じてこの点数で。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-02-22 11:29:20) |
1.《ネタバレ》 よくある自分そっくりなもう一人の自分が出てくる話。ドッペルゲンガーの原因が何なのかってトコでしたが政府主導の実験で作られ捨てられたクローンで人間に反乱を起こす。それに監督自身が子供の頃に見たアメリカで行われた運動「Hands Across America」など社会風刺的なネタを絡めている。持っている裕福な人々と持ってない虐げられた人々を黒人家族で描き「We are Americans.」って言わせたのが肝。顔芸や奇妙な動きと独特な音楽で不気味感を演出してたけど成り代わりのやり口といい流れといいあまりピンとこなかったな。作家性を感じるかといえば感じるような気もするけど、全米?全世界規模?くらいに大がかりではなくあの家族や町が乗っ取られる程度の方が面白そうだった。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 5点(2019-09-07 21:53:59) |