《改行表示》13.《ネタバレ》 頑張って苦労して作ったという印象。 特撮はえらい苦労しただろうけどショボさは否めないところ。 最後、小林桂樹を置いていくなよ! 力づくでも連れていきなさい! 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2021-03-02 23:31:57) |
【アキラ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2020-11-19 14:25:54) |
《改行表示》11.《ネタバレ》 なんか想像してたのと違う。まだまだCGが発達していなかったため、実録で大崩壊時代をえがくのは難しいんだろうけど。 人間ドラマとパニック映画とどっちつかずで中途半端な印象だった。エピソードもぶつ切りが多いし。 他の人が触れていないけど、いしだあゆみがヒロイン役なのもかなりの違和感があった。花江(角ゆり子)のほうがよっぽど控えめな女性で好感触なんだが、当時自立しようとしていた強い女性を描きたかったのかしら? それにしても新型コロナ禍のいま、この映画を荒唐無稽だと言ってバカにもできないんだよな。日本脱出のところはいろいろ考えさせられるけど、現実には渡航禁止だし、日本より海外のほうがひどい状況になってしまっているわけで、別の状況だよね。 序盤の深海編はそこそこ楽しめたし、ここまでスケールの大きな話を映像化した努力には敬意を評したい。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-08-15 20:20:28) |
《改行表示》10.やろうとしていることに対して映像技術が追い付いていなくてチープ感は否めないのですが、凄くまじめに造られていて、下手をすれば荒唐無稽なバカ映画に成りかねないところを、ギリギリのリアリティでまとめ上げてあり退屈はしませんでした。 ちょっとストーリーがブツ切りで話が飛ぶところもありますけど。 この昭和の「超」大作感って嫌いじゃないんですよね。 【J.J.フォーラム】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-08-11 11:22:16) |
9.《ネタバレ》 原作は驚愕ものの高度なシミュレーション・フィクションで、日本SF小説の最高峰と言っても過言じゃありません。「地殻変動によって日本列島を消滅させる」という荒唐無稽な思考実験を、当時の地球物理学者たちと最先端の理論を駆使して起こりえると納得できる物語にまで昇華させています。また日本列島に生きる1億1000万人と日本人というアイデンティティがどうなってしまうのかという壮大なテーマも、政治的・文化的・国際的な視点から緻密に分析されています。この小説が当時の社会に与えた影響は絶大で、巨大地震の予知プロジェクトや耐震設計技術の研究などは、この小説が影響を与えたんじゃないでしょうか。 この社会現象を巻き起こしたベストセラーに東宝は当然のごとく飛びついたわけですが、やはり「完全映画化は不可能」と言われた題材なので、なんか総集編を見せられたような感は否めないところです。まあそれでも健闘したかなとは思います。天変地異の大災害は東京を襲う大地震と富士山噴火のシーンにほとんどの精力をつぎ込んだ感がありますが、特技監督が「爆破の中野」の異名を持つ中野昭慶ですからコンビナートの爆発や大火の描写は迫力満点。でも小松左京は関西人だけあって、原作ではこの後におきる近畿地方の壊滅が壮絶を極める地獄絵図なんですが、そこは映画ではほとんどスルー状態。東京地震と噴火で予算を食い潰しちゃったんでしょうかね。また役者たちが藤岡弘を筆頭に暑苦しい演技を繰り広げるのが、ちょっと鬱陶しいぐらいです。演技力に難があってセリフ棒読み状態のいしだあゆみが上手く見えるぐらいですからねえ。でもこれだけみんなで大芝居をやってくれると、いつもの丹波節なんだけど総理大臣がすごく印象に残ってしまうのが皮肉です。よく見ると脚本はあの橋本忍なんですね、名脚本家もこのあたりから腕が落ち始めていたのかもしれません。 できれば監督・本多猪四郎、音楽・伊福部昭で撮ってくれていたら、もっと出来が良かったのかもしれません。 【S&S】さん [映画館(邦画)] 5点(2017-12-20 23:45:36) (良:1票) |
8.何でこんな美味しい題材で、こんな退屈な作品になるかなあ・・・。導入部がだらだら長すぎるのと、肝心の災害発生の描写に想像力が欠如しているのと(地震でも火災でもない「沈没」ならではという要素がない)、ペース配分を誤っている(災害発生後も何となくのんきな会議なんかが続いている)のが敗因でしょう。神経質に叫びまくる小林桂樹というのも、どうにも違和感。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-08-21 00:45:45) |
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7.テレビの連続ものと記憶がごったごったになっていたのが、整理できました。藤岡弘という俳優は面白い人で、どんな役をさせても周囲から浮いて、最後に仮面ライダーに変身して日本を救うのではないかと思ったのは私だけでしょうか。いしだあゆみの黒いビキニ姿は、マニアックでした。 【ジブラルタの星】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-06-22 17:05:02) |
《改行表示》6.いしだあゆみの意味ありげで、実は全く本筋に無関係なキャラクターに大苦笑。いまわの際に電話ボックスで「じゅていーむ、ジュテーム・・・」ってアンタ一体何者だよWジョネーブに藤岡弘と逃げるっていうからてっきり「ジュネーブ、ジュネーブ」って地名連呼してるのかと思ったぞ。しかもラストまでちゃっかり生き残ってるし。小松左京原作ならまだ「復活の日」の方が上! |
5.脚本に無理がありすぎるよな・・・物語の進行に気をとられたのか、登場人物の心情が雑に描かれすぎ。特撮も当時としては水準か。まあ2時間で収まる話じゃないけど。同じ日本沈没ならテレビシリーズのほうが面白かったです。 <<追記>>ああっこれ橋本忍氏が脚本なのか・・・ 【ロイ・ニアリー】さん [地上波(吹替)] 5点(2003-12-12 15:49:12) |
4.《ネタバレ》 小学生時代に父に連れられ渋谷東宝で見たっきりで、36年ぶりにDVDで再見。実は「ガラスが刺さって血を噴き出している男」がトラウマになっていて、ずーっと自分にとってタブーになっていた映画でした。某シリーズの発売に伴って今回購入、多分トラウマは克服できたと思いますが(あれこれ見た後じゃ、ちっとも大した事ないじゃん)、映画の印象そのものは小学生の頃の記憶が確かだった事を再確認する形になりました。この日本が沈没してしまう物語なのに、自分が住み暮らす日本とは違う世界に見える、これが当時、言葉に表せない違和感として残ったのですが、今こうして見ても、説得力を与えるには絶対的に描くべき部分が足らなかったんだなぁ、と。科学者や政治家の視点はあるものの、この国土に住み暮らす者からの視点は薄く、小野寺と玲子のドラマは限りなくスカスカ。国を失うという感覚が庶民の目からは語られず、そしてなんと言っても日本が失われてゆく具体的な映像が説得力あるレベルには達していない、と。当時の小学生がそれをなんとなく感じていた訳ですからねぇ。というか、よくもまあ小学生時点でこの冗漫なドラマに耐えてたモンです。特撮少な目な代わりに繋がりの悪い対話シーンがこってりですからねぇ。リメイク版はそこをなんとかできるチャンスだったのにねぇ、バカだねぇ・・・。余談ですが、死者行方不明者360万人ってところで小学生が騒いでいて、若い女性に「君達うるさい」って注意されてた事まで思い出しました。どうでもいい事ですが。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 5点(2003-11-24 16:03:20) |
3.日本中で起こっている色々な事を描写している場面がくどい。原作もくどかったからしょうがないのか?小松左京ファンなので点数は少し甘めです。 【クロ】さん 5点(2003-01-31 00:10:30) |
【死亀隆信】さん 5点(2002-08-10 19:52:18) |
1.《ネタバレ》 う~ん、期待し過ぎたせいか、正直微妙だったですねぇ。いや勿論、リメイクされた最近の作品と比べると、ものすごく硬派で真面目な作りでその点は評価出来るのですが、どうしても模型の爆破がちゃち過ぎて見劣りしてしまう。パニックになる人たちはリアルなんだけど、あんだけ東京が火の海になってですよ、その後で小野寺が街を歩いて「みんな逃げなきゃいけない」と思うシーンで歩いてる人々がごく普通じゃないですか。模型で火の海にしておいてその後であの平穏な街並みはなんなのと言いたい。この作品で最も関心したのは、「最悪の事態を想定して動く」ということですね。危機管理意識を持って能動的に動く。これは当時も今も、日本がすごく不得意としていることなんだろうなぁと痛感します。出演者はみんな濃い人ばかりで、丹波哲郎が涙を流したりしてぐっとくる演技もなかなかですが、一番驚いたのは雑誌ニュートンの編集長をしてらした竹内均さんが出ていたことです。科学的な知見で説得力を持たせようとしている点は成功している。ただ、実際には日本列島は、地震により沈没するどころかむしろ隆起する可能性のほうが高いらしいので、その点は皆さんご安心を。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 5点(2001-12-03 02:23:08) |