《改行表示》20.《ネタバレ》 ~School of Rock~ロックの学校。 無職の男が偽教師になって小学生を騙して趣味のロックバンドを組むという、とんでもない映画。 最初の演奏、デューイが1人悪ノリしすぎてバンドで浮いてる。バンドをクビになる前提がないと物語が始まらないんだけど、協調性がない男なんだろうな。 そんなデューイだけど、子どもたちにコードとか教えるやり方は解りやすくて上手で、最初の協調性の無さとは、ちょっとチグハグ。子供だから素直に従ったってのもあるんだろうけど。 音楽の授業を見てバンドを作るけど、拾い上げるのはギター、ベース、キーボード、ドラム。バンドに必要な子だけなのはね。他の子も吹奏楽とかやってたんだから、バックコーラスだけでなく、上手く組み込めなかったのかな?って思ってしまう。 イギリスのバンドが多く出てきたから、イギリス映画かと思ったらアメリカだった。アメリカならブルース・スプリングスティーン&Eストリートバンドとか、ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースとかの大所帯バンドがあるんだから…でもコレやったら、最後のアンコールみたいなお遊戯や学芸会になってしまうかな。難しいところ。 実際にあの子達が演奏してるそうだから、きっと生演奏にこだわった結果だろう。本当に演奏できる子役と、演技だけ出来る子役。金髪の女の子とか可愛いけど、楽器演奏はできない子なんだな。見せ場がバンド名の発表くらいだけど、スクール・オブ・ロックを子どもたちが決めたって思うと、結構じんわり来た。 最初の授業で“あきらめろ、夢を捨てろ”って言ってたし、ウチのコがグルーピー役とか荷物運びの裏方とかだったら、親だったらちょっとガッカリかな。 S・ニックス好きって弱点を突かれて、ロザリー校長が砕けていくのが面白い。デューイが引くほど校長の辛さを熱弁する姿なんて人間臭くてたまらない。 S先生が偽物とバレて全部中止!からの最後の演奏は良い流れだけど、デューイに何かしら反省というか、後悔と改心の場面は欲しかった気がする、愛しのローズマリーみたいな。最後はみんな制服かと思ったらデューイだけ制服。まとまってるのかまとまってないんだか… エンドロールはとても楽しくて良かった。でもやっぱり、子供が主役の映画なら、最後も裏方の子たちに出番あげて!って思った。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-08-17 14:43:25) |
《改行表示》19.《ネタバレ》 ロックに夢見るニートが名前を語るだけで学校の教師をすることになり 超真面目な子たちがニートの妄言を信じて意味の分からないロックの勉強をしだし 数か月でプロ級の腕前を身に着け、ひょんなことから舞台へ 大激怒していた保護者の皆さんも演奏を聴いて大絶賛 あまりに設定が展開が無茶苦茶すぎるせいなのか ロックが好きじゃないせいなのか 評価を見て多少の期待をしてみてしまったせいなのか 娯楽映画としてみても おもしろさを見出せない作品でした。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-01-23 22:57:31) |
《改行表示》18.罪のない映画。いや、罪深く無いことは無いような気もするけど。まあ、硬いコトは抜きにして。 と言いたいところだけど、やっぱり、なあ。 主人公が身分を偽って、教師として名門小学校に潜りこみ、子供たちとロックバンドを組んで活き活きとしたクラスにしちゃう、というんですけれども。 子供たちに対しては「キミは才能がある!」の一点張り。実際、たまたま才能のある子供たちが多かったみたいなので運が良かったけど、もうちょっと子供たちの表情なり成長する姿なりをしっかり描いてもよかったのでは。なのに、何かというと、ジャック・ブラックの「顔芸」に頼ってしまう、安易な構成。まあ、彼が芸達者なことは、大変よくわかりましたけれども。 音楽の才能のある子はいいけど、才能の無い子はというと、今度は「裏方として才能がある」とか言っておだてて、その気にさせてしまう。 経営学を名乗るインチキ指南書とかに、こういうのが「指導者としての良い例」などと掲載されていそうな気がしてくる。そのくらい、インチキくさくって、感動にも笑いにも教訓にも繋がりません。登場人物全員がナットクしてハッピーエンド、なんだけど、わたしゃあんまりナットクいきませぬ。 もともとインチキな主人公に、インチキでもってドラマを引っ張らせ続け、最後までインチキなまま走らせてしまった印象。「真実がインチキを追い越す瞬間」というものを、本当は見たかったのだけど。 【鱗歌】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-08-13 14:07:34) (良:1票) |
17.《ネタバレ》 子役はしっかり弾いているのに、デューイのギターソロがギタパクである所が残念。設定上上手いギタリストでもないのだから、多少下手でも自分で練習して弾いたほうが臨場感出ると思うのだが。 【チェブ大王】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-04-19 09:57:52) |
《改行表示》16.皆に嫌われてる、主人公のデューイのキャラクター嫌いではないです。 内容も悪い所はこれといってありませんが。なぜか乗れない所がある。 見た日のコンディション(体調的な)が悪かったのか? 何度も見たようなストーリーだからなのか?それとも自分が歳を取ったからなのか。 内容ほどは盛り上がれませんでしたね。 【デミトリ】さん [DVD(吹替)] 5点(2016-12-12 16:24:18) |
15.またミュージカル映画詐欺に遭ってしまった…。これって単なる「音楽映画」だよね。そしてその音楽映画としての出来栄えも特に高いと思えなかった。コメディーとしても中途半端。そもそも映画としての出来栄えがちっとも高くない。かなりの期待をして観ただけに多いに失望させられました。《追加》よく見たらここのサイトではミュージカル扱いになってませんでしたね。失礼しました。でもレンタル屋さんにはこれがよくミュージカルコーナーに置いてあってまぎらわしいんだなあ。 【バーグマンの瞳】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-04-24 00:13:40) |
《改行表示》14.《ネタバレ》 どうも主人公が生理的に受け付けられない・・・ 終わり良ければ全て良しって流れも解せないし、勝手に身代りにされた友人の立場なら尚更(私が友人の立場なら、こいつシバくか告訴する)。 ロックが反抗と言うならば、こんな偽教師に反抗して何もせんよな~私ならと思って観てたら、生徒たち皆素直過ぎなんじゃないの? まぁ~その可愛い生徒たちに救われている部分もあるんだが・・・(特に委員長みたいな女子生徒がお気に入り)。 と、何だかんだ言いつつも、ラストのステージが終わる頃には気持ちが高揚して、ついつい指笛を吹いてしまいました。 ウソです、指笛吹けません・・・ エンドクレジットもクドかったです。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-10-12 21:19:45) (良:1票) |
13.音楽的には決して嫌いなジャンルではないのだが、ハッチポッチステーションのグッチ裕三と同じく、主演キャストのキャラがくどすぎて苦手。彼が生理的にOKかどうかでこの映画の評価はがっつり別れてしまう気がする。それと他にも言及している人がいたが、それぞれのパートを妙に小器用に演奏してみせる子役達を見ていると、友人宅で親バカホームビデオを延々と見せられるような居心地の悪さをどうしても感じてしまう私はよほど心が狭いのだろうか…。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-08-29 00:21:42) (笑:1票) |
12.こういった先生(先生じゃないけど)の授業の方が、刺激的で面白い。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-16 22:39:52) |
11.《ネタバレ》 バンドを追い出されたのも周りから疎まれているのも自分の自己中のためだと気づかない男が子供と触れ合うことで仲間を思いやることを覚えて人間的に成長してゆくという大枠のお話はいいと思います。ただ、これは役者のわがままか、本が稚拙なのか、ロックのボーカルのできる子役に恵まれなかったのかはわかりませんが最後のバトルで、お前が歌えと子供に一番目立つボーカルを譲るというのがラストとしてスッキリするはずですが、いくら譲られたとはいえそのまま歌ってしまっては肝心の大枠が十分に表現されないので、今ひとつこの世界に乗り切れません。さらに、楽器のできないやつには冷淡なところも笑えません。しゃれになっていません。ここを工夫すればもっと素直に笑えたのですが…。それとロックは反抗だといいながら、劇中の反抗は和解折込済みでしらけます。とはいえコメディとしては笑うところもあり音楽も楽しく普通以上のデキではありました。 【アホをどり】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-03-31 17:45:39) (良:1票) |
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10.《ネタバレ》 低予算映画に出演すると、この人ってもしかして神様?と思えるジャック・ブラックなのに、これまでと同じく案の定、この規模の映画の出演すると、小さくまとまって途端にパワーダウン。ミスキャストではないし、ジャック・ブラックの魅力の一旦は垣間見えるんだが、こういうガキがメインの映画に、天才ジャック・ブラックは演るべきではない。映画としても、もう少しロックへのオマージュを捧げた作品になっているのかと思いきや、その辺はさらさらっと触れる程度で物足りない。よくよく考えれば、自分が望むような濃い話になってないことは事前に想像でき、ジャック・ブラックがロックを題材にした映画に演て、なおかつ彼の魅力を理解しているはずのマイク・ホワイトが脚本というだけで、映画版TenaciousDが観れると期待をしたのが失敗だった。校長が酔っぱらってスティーヴィー・ニックスの真似したって話だけゲラゲラ笑った。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-24 07:15:27) |
9.たしかに「Immigrant Song」は笑った。ロック講義もおもわず黒板を凝視した。そんな、ロックファンを嬉しくさせるシーンが盛り込まれているのは良かった。でもこの先生(仮)は、親が巨人ファンだからってなぜおまえ等も巨人ファンなんだー!阪神ファンになれー!!と強要する虎キチみたいなもんで、けっきょくこの先生(仮)がロックマニアなだけで、それを面白おかしくした映画にすぎないのに、妙に子供たちとの交流や成長というドラマが入ることでメッセージなんてないのにメッセージじみた内容になっちゃってるのがなんだかなぁ、、って思う。あと、エンディングでメンバー紹介に伴ってソロ演奏がされるんですけど、ベースソロが無いのは不公平である。ベースソロが難しくてもこの手の作品には無理やりにでも入れるべきです。難しいといったって、アイアン・メイデンなんかベースがリーダーで実際ベースの存在感が凄いバンドだし、タラスっていうバンドなんてベースの速弾きなんかするくらいなんだから、ロック界でもじゅうぶんベースソロはアリなんだから。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-09-07 15:28:23) |
8.ロック興味が無い人にとっては、わりと肩すかしな作品かもしれません。 【やいのやいの】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-04-09 13:49:58) |
《改行表示》7.マイノリティである事をまるでマジョリティの抑圧によるものとする発想や、そこにアイデンティティの核を持ってくるという感覚自体、大人になっちゃうと、ちょっとカッコ悪いと感じてしまうようになった私は元ヘビメタバンドのドラマー(現30代)。 世の体制や諸矛盾に対する怒りの衝動こそがロックの原動力だろうが、その内なる衝動がヘンに社会問題と絡んだり、全共闘世代のように「反体制」自体が目的化してしまうことは非常にカッコ悪いのである。 この作品でも、生徒達のバンドを始める動機が勉強同様、ただ大人に押し付けられた価値観に流されているだけで、そこに自分の意思で何かを変えよう、変わろうとする衝動が無い。それは体制の中で安全を保障された「反体制ごっこ」であり、大人や社会の保護下にある子供のお遊びでしかない。所詮、学校での勉強や校則などは本当の意味での「抑圧」ではないのだから。そもそも生徒達の年齢が低すぎる。価値観を自分で選択する自由や、好き勝手に振舞うことを覚える前に、抑圧に対する忍耐というものを学ばなければならない時期だろう。義務を果たさずして主張される権利や理想などには何の説得力も価値もない。 主人公が生徒達を学歴社会という価値観から解放する者でありながら、また新たな抑圧者として自分のロック観を押し付ける抑圧者になるという欺瞞と矛盾がある。その対立構造を自覚した上での脚本なら秀逸だが、単に学校という管理社会からの解放のみを肯定しているとしたら幼稚な限り。 PS.自論ですが、所謂「価値観」というものは、「一周」しなきゃ身にならないと思います。 【FSS】さん 5点(2004-12-28 23:10:26) |
《改行表示》6.高得点だったし、音楽&学園モノということで「天使にラブ・ソングを」のような爽快感を味わえると期待したのだが、駄目だった。私の様に1つ納得出来ない事があるとそれを最後まで引きずってしまう性格の人には向かないのかもしれない。理由は、主役が偽善者にしか見えなかったことに尽きる。子供を目的の道具とし、個人の好みを無視して強制的にロックを強要する様子は、ロック=自分勝手にしか写らない。先生といえば「金八先生」を筆頭に生徒に道を示すことが当たり前という観念があったので拒絶したようだ。反対に子供達の方がしっかりしており、大人びた様子など子供中心に楽しませて貰った。最後のハリウッド映画お得意の大活躍についも出来が良く、結局迷ってこの点数。 【まさサイトー】さん 5点(2004-12-20 22:17:32) (良:1票) |
5.ロックは好きだし、JBはある意味尊敬してるし(嫌味とかじゃなく)、子供も大好き・・・なのになぜか面白いと思えませんでした。どうやら、「ロック」「JB」「子供」の食い合わせが自分的に悪かったぽいです。対バンにアンガスヤングがいたり、先生役にクラブトンがカメオで出てるみたいな遊び心があったら面白かったかなぁ。 【カフカ】さん 5点(2004-11-28 20:06:03) |
《改行表示》4.《ネタバレ》 本当にスッキリした気分が味わえるなら、 お約束だろうが御都合主義だろうが大歓迎。 子役達は皆いい感じだし、単純明快なストーリーラインもいい。 この手の映画は理屈抜きで楽しむのが一番、と思う。 なのに、楽しめなかった、むしろ不快とさえ感じた。何故か。 デューイが子供達に教える価値観が「独善的で排他的」だったと言う事に尽きる。 「本物のロック」「ロックは反抗の音楽」「あいつらは偽者、本物のロックじゃない」 等々が、デューイ個人の狭く偏屈な価値観でしかないのに、 それを授業で子供達に押し付け(異論は端っから受け付けず)、 子供達もまたそれをスンナリ受け容れるという映画全体の図式、独善的な価値観の押し付けっぷりが、 終始不愉快だった。 実際60~70年代のロックが好きで、熱く語る人は多いし、色褪せない音楽も多いと思う。 けれど、こんなに「これが正解だ」なんて決め付けられたら堪らない。 自分だったら、聴く前に嫌いになるだろうな…。 ロックは別に、デカイ音やハデなパフォーマンスがなくてもいい、 だから自由な価値観を象徴出来るんだと思う。 なのにこの映画にあるのは、妄執にがんじがらめで、他の価値観を受け容れようともしない男の云う「正しいロック」。 これが正解で、これは偽物、模範の演奏はこれとこれ、挙げ句「反抗しなきゃロックじゃない」なんて事を 文字通り授業で熱弁振るう様子にはウンザリ。 デューイは情熱的と言うより、妄執にしがみつく空っぽな人にしか見えなかった。 …何だかんだ言って、最初に皆が楽器を重ねて、笑顔になっていくシーンはグっと来るものがあった。 そこに5点献上。 生徒の中では、キーボード役の彼と、委員長の女の子が格段に良かったです。 【i-loop】さん 5点(2004-10-27 00:14:01) (良:4票)(笑:1票) |
3.なんかぬるい映画だなぁと。ロックのくせにやけにお行儀がいい。熱くないのよ。主人公の動きが激しいだけで映画の温度は実にクール。最後まで涙を流さなかった登場人物たちがそれを象徴している。抑圧から解放させるには苦しみとか痛みが必要なんじゃない?コメディだって感情を揺さぶるには痛みは必要よ。クールで何も抑圧の無い子供たちが何を解放するのさ?主人公にも大したトラブルがあるわけでもなく、本当にただのロック狂にしか見えないし。偽ロック?JB、そりゃお前のことだろ?結局、JBがロックをやる理由って自分がステージで最高のロックをやりたいってだけ。何のメッセージも愛も無いのよ。エンドロールは良かったねぇ。全然心が通い合ってない生徒との距離がよくわかって。優等生にロックをやらせるという設定にあぐらをかいて、ちゃんと「心」を描いてないよ。ある意味、現在のロックを象徴してるのかもね。 【まこと】さん 5点(2004-10-24 20:44:49) (良:2票)(笑:1票) |
《改行表示》2.音楽が中心の映画の場合、そのジャンルを知らなくても楽しめるようにして欲しいなと思ったりします。 この作品の場合まずまずなんですが、ロックをあんまり知らない私としては楽しみきれなかった…。 とはいえ、知識はなくてもジャック・ブラックの演技はすごく楽しかった!先生は時に緻密(眉毛とか)、時に大胆(ダイブとか)に、とにかく暑苦しく輝いてました。 あまりに個性が強すぎて、周りが添え物っぽく見えたのがちょっと気になったけど、エネルギー出してる人に会いたいなら、見るべきです。 【稲荷寿司】さん 5点(2004-06-01 11:02:36) |
1.コレ見た後にZEPの2枚組みDVD見たら『スクール・オブ・ロック』は子供のオモチャにしか思えない(比較するのはフェアじゃないけど)。『スクール~』はあくまでもロックの真似ごとでしかないし、ロックに対する熱意が全く伝わらない。良くも悪くも映画範囲内のロック。醍醐味でもあるアドリヴや予期せぬインプロは絶対に出ないでしょう。 【ピルグリム】さん 5点(2004-05-21 23:21:11) |