4.「日本映画じゃないニホンエイガ!」という宣伝文句は全くの出鱈目。シネマライズやシネクイントでしょっちゅう上映してる、珍しくもない渋谷系「日本映画」と全然同じです。従って「新しさ」は皆無と言って良い。そして数多あるそのジャンルの作品群同様、中身も何も無い。後はこの「STYLE」が肌に合うかどうかで評価は決まってくるでしょう。繰り返しがクドくて時間が長すぎるのが最大の欠点でしたけど、私は飽きずに観れました。多彩な出演者の中では橋本麗香と神木隆之介が出色。特に橋本麗香は、モデルだけあって表情が非常に魅力的。「無表情」もかなり絵になりましたけど、ロケット・パンチを繰り出した時の顔なんか最高。女優としてはハーフ顔がハンデでしょうけど、これからのご活躍に期待します、5+点献上。