タッチ(2005)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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タッチ(2005)

[タッチ]
2005年上映時間:116分
平均点:4.19 / 10(Review 48人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-09-10)
ドラマラブストーリースポーツものスポコンもの青春もの学園もの漫画の映画化
新規登録(2004-12-18)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2021-02-25)【イニシャルK】さん
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監督犬童一心
キャスト長澤まさみ(女優)浅倉南
斉藤祥太(男優)上杉達也
斉藤慶太(男優)上杉和也
RIKIYA(男優)原田正平
福士誠治(男優)新田明男
安藤希(女優)日向小百合
風吹ジュン(女優)上杉晴子
徳井優(男優)岡本先生
若槻千夏(女優)矢部ソノコ
山崎一(男優)部長先生
高杉亘(男優)体育教師
渡辺哲(男優)ボクシング部監督
本田博太郎(男優)津川英二
小日向文世(男優)上杉信悟
宅麻伸(男優)浅倉俊夫
萩本欽一(男優)草野球チーム監督
馬場良馬(男優)
永山毅(男優)
武井壮(男優)武井壮
原作あだち充「タッチ」(少年サンデーコミックス)
脚本山室有紀子
音楽松谷卓
北原京子(音楽プロデューサー)
作詞YUKI「歓びの種」(EPIC Records Japan)
康珍化「タッチ」(ポニーキャニオン)
作曲芹澤廣明「タッチ」(ポニーキャニオン)
主題歌YUKI「歓びの種」(EPIC Records Japan)
撮影蔦井孝洋
山田康介(撮影助手)
製作亀井修(製作総括)
島谷能成(製作総括)
東宝(「タッチ」製作委員会)
奥田誠治(「タッチ」製作委員会)
日本テレビ(「タッチ」製作委員会)
小学館(「タッチ」製作委員会)
市川南〔製作〕
OLM(「タッチ」製作委員会)
東宝映画(製作プロダクション)
配給東宝
美術小川富美夫
編集普嶋信一
照明疋田ヨシタケ
川辺隆之(照明助手)
その他東京現像所(現像)
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1
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16.《ネタバレ》  冒頭のモノローグからして、ヒロインの南目線で進むのかと思いきや、何だかんだで達也が主役でしたね。
 原作でも主人公は達也なのだから、当然と言えば当然なんですけど、それなら無理して南の比重を増すような真似しなくても……と、つい思っちゃいました。

 この映画、それ以外にも「無理してる」部分が多々あって、ちょっと褒めるのが難しいんですよね。
 ラストの告白台詞に関してもそうなんだけど「無理して名場面を挟んでる」「無理して名台詞を言わせてる」感が強くって、観ていて気恥ずかしかったです。

 そもそも原作コミックス26巻分を116分に収めるって時点でキツい訳だけど、それに関する原作エピソードの取捨選択も、あまり上手くなかった気がします。
 南が新体操やらないとか、その辺は納得なんだけど……やはり、柏葉英二郎の不在が痛い。
 「タッチ」で一番魅力的なキャラクターといえば彼だと思うし、せめて明青の監督は彼にして欲しかったですね。
 グラサン掛けた強面の監督で、達也に厳しく接しつつも最後は彼の実力を認めるとか、その程度の描写でも充分嬉しかったと思うし……完全にいなかった事にされちゃうのは寂しいです。

 そんな柏葉監督だけでなく、西村に吉田といった魅力的な脇役陣も出てこないっていうのに、映画オリジナルキャラである小百合ちゃんを出して、彼女に尺を取ってるというのも悲しい。
 序盤から達也に好意を示し、デートしたりもするんだけど、終盤になってからは全く出てこないというチグハグっぷりだったし……
 彼女に関しては、あまり存在意義を感じられませんでしたね。
 同じオリキャラでも、原田くんと良い雰囲気になるソノコちゃんは画面の賑やかし役に徹していたし、小百合ちゃんもあんな感じで、主筋には絡ませない方が良かったと思います。
 決勝戦前日に和也が草野球で投げてるとか(ちょっと無理があるのでは?)と思える描写が散見されるのも辛いところです。

 でも、本作にはそんなアレコレも霞むほどの大きな欠点があって……
 原作漫画が大好きな身としては、こんな事を書くのも辛くなっちゃうんだけど、この映画って「和也が死んでも悲しくない」んですよね。
 映画の中盤、始まって一時間くらいで退場しちゃうし、それまでの尺も達也と南のキスシーンとかに費やしているもんだから、根本的に和也を応援したり、感情移入したりする気持ちになれないんです。
 達也と和也の性格の対比も中途半端で、達也は毒舌属性がやたら強化されて「嫌な奴」としか思えない一方、和也の「良い奴」っぷりは全然伝わってこないというんだから、困っちゃいます。
 南とのキスシーンや、オリキャラ女性の出番よりも、もっと和也の魅力を表現する事に尽力して欲しかったですね。
 「タッチ」という物語の構成上、和也の死が悲劇でなければ面白さの根底が崩れちゃいますし、そこだけはキチンと押さえておくべきだったと思います。

 ……以上、色々と不満を述べる形になりましたが、それだけじゃあ寂しいし、何やら申し訳無い気分になるので、以下は良かった点を。

 まず、主人公達三人が子供の頃から野球をやってたって設定にしたのは上手かったですね。
 ちゃんと幼い南が背番号2を付けてて、その後に捕手となって達也の球を受ける場面にも自然に繋がってますし、南の見せ場って意味ではここの「捕手」の場面が一番良かったと思います。
 原田くんに孝太郎など、男っぽい脇役陣が気を吐いて、画面をビシッと引き締めてくれたのも嬉しい。
 高校一年で140キロのスライダーが投げられる和也とか、打率が七割五分以上で甲子園七本塁打の新田とか、具体的な数字が出てくるのも、野球好きとしてはテンション上がるものがありましたね。

 それと、先程自分は「映画オリジナルの女性キャラ」に尺を取るのを否定しましたけど、映画オリジナルの展開そのものについては、結構良かったと思うんです。
 達也が秋季大会で滅多打ちされてコールド負けするのも、その後の躍進が「ドン底から這い上がった」感が出て好みですし、雨の中で原田くんに殴られ、再び野球を始める流れも「泥臭い青春物」って感じがして良い。
 和也に命を救われた子供と、その母が命日に上杉家を訪れる場面も、何だか救われるものがありましたね。
 新田の最終打席にて、和也と同じスライダーを投げた後、達也らしいストレートを投げて勝利するというのも「和也の幻影を振り切った」「達也として甲子園出場を決めた」感があって、良かったんじゃないかと。

 そんなこんなで、原作と比較しちゃうと不満も多々ありますが……
 青春映画として一定のクオリティはあったんじゃないかな、と思います。
ゆきさん [DVD(邦画)] 5点(2020-07-16 10:33:11)(良:3票)
15.原作は、アニメを少し見た程度で何となく知ってはいたけども、あまり感情移入が出来なかった。
他の方が言っている通り、和也が死ぬまでは良かった。
その後の展開は、適当に省略されている感じがする。2時間に収める為には仕方なかったとは思うが・・・。
個人的に思ったのは、達也はフラフラしすぎだなぁと・・・。野球部に再び戻った時の部員の反応も・・・普通はそんなに甘くないぞ!
総合すると、ベタにある青春映画だなぁという感想。
ひまわりさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-12-26 14:32:36)(良:1票)
14.《ネタバレ》 劇場で何度か予告編を観てて気になっていたので(長澤まさみを)DVDで観ました。長澤まさみ可愛いなぁ~と思うなら観れます。前半の和也の事故死までは悪くない作り南ちゃんの号泣シーンはウルリと来ましたが、それ以降は破綻気味。原作に拘らずにまったく違う内容にすれば良かったのに。でも長澤まさみちゃんが可愛かったので5点献上。
オパオパさん [DVD(字幕)] 5点(2006-04-30 10:56:44)(良:1票)
13.《ネタバレ》 このあたりからマンガ原作の映画化ってのが増えていったような気がします。
あらすじを追うような展開になりがちですが、演者がよかったせいか結構観れました。
若いってのはいいですね。
しかしあの年頃で、長澤まさみがウロウロしてる環境とかヤバすぎますな。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-07-29 03:28:20)
12.《ネタバレ》  正直、原作者の漫画嫌い、長澤まさみに全く興味がない人間が見るべき映画じゃないんでしょうが、案の定、中盤では登場人物の行動、心理描写に何故の嵐で、相当だれまして、鑑賞終了→即刻廃棄コースを予期しました。
 ただ、ねっからの野球好きとしては最後の試合の展開面白かったんですよ。ホームスチール失敗直後の逆転ツーランとか、ネタバレなしに見れたんで結構楽しめました。
 あと、最初に全く興味がないと書いた長澤さんですが、あの球場に向かって走る姿には、○○〇〇星人として1点を献上せざるを得ません。w彼女って意外と○○なんですね。
rhforeverさん [DVD(邦画)] 5点(2009-12-20 13:38:20)
11.長澤まさみのシャドーボクシングは可愛かった。
山椒の実さん [地上波(邦画)] 5点(2008-05-02 23:30:50)
10.青春映画って、どうしてこうも出てくる人がみんな「いい人」ばかりなんでしょうね。「おいお前!今頃顔出してきやがって!遅いんだよ!」なんて言ったと思ったらすぐににこっと笑って「みんな、待ってたんだぜ」みたいなさ、昔の木の実ナナがやってたみたいな演出、辞めてくださいよ。気持ち悪くてしゃあない(苦笑)。
あろえりーなさん [地上波(邦画)] 5点(2008-05-01 01:05:36)
9.あだち充のマンガは絵柄が好みじゃないこともあって、真剣に読んだことはありません。当然、このアニメも見ないまま育ってきました。そんな人間からすると普通のスポーツ青春映画として、まあまあまとまってた様に見えます。そしてそんな私でも、主題歌に合わせて長澤まさみが駆け出すシーンにはグッと来るものがありました。唯、浅倉南にも長澤まさみにも思い入れは無いので、ヒロイン的にはこんなもんかな。単なる素人だと思ってた斉藤兄弟は、想像してたよりも随分頑張ってた印象。しかし、犬童一心とコンビでやってきた蔦井孝洋のメジャー慣れしてない映像は大きなマイナス点。もしかしたらスタジオ・セット及びデジタル撮影の経験がほとんど無いんじゃないかな。かなり薄っぺらい映像に見えました、5点献上。
sayzinさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-02-09 00:03:04)
8.原作は読んでいるが、比較するのはやめましょう。長澤まさみの浅倉南はなかなかよかったと思うよ。
doctor Tさん [DVD(邦画)] 5点(2006-12-27 01:38:24)
7.原作やTVアニメ版のクオリティを期待してしまうと???だけど、そういう事を一度リセットして観ると意外に良くできた青春映画として出来上がっていたと思います。ただ、カッちゃんが死んじゃった後がイマイチだったような気がします。
憲玉さん [DVD(邦画)] 5点(2006-10-08 18:46:59)
6.原作が長編漫画なわけですから、それを2時間の映画にするにはエピソードをバサバサ切り捨てるしかないんでしょうが、重要登場人物のカットや、一部の設定変更にはがっかり。まあ、かつて漫画やアニメで育った世代が「ここは違うだろ!」とツッコミ入れながら観るのも見方のひとつだとは思いますが。逆に、まったく「タッチ」を知らない世代が何の予備知識もなしにこの映画を観た場合、どんな感想が出てくるのか興味のあるところです。南役の長澤まさみの可愛さに大甘で5点(笑)。
ライヒマンさん [地上波(邦画)] 5点(2006-09-09 16:43:06)
5.原作は流してみた程度なのですが、これは読んでないと分かりづらいのではないだろうか。私なんか読んでいても、展開の速さについていけず全く感情移入できませんでした。それと、アニメの主題歌は入れちゃダメでしょー。まったく合っておらず、まるでコメディー見ているようでした。最後の新田との勝負も、いちいちスローモーションにすな!!って言いたい。『ズバッと三振!』の方が分かりやすいって絶対><
はりねずみさん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 23:13:50)
4.原作の漫画を2時間弱で収めるんだからこんな感じになるのは致し方ないとしても、原作では南ちゃんは野球部のマネージャーになる前は新体操部だんたんですよね~当然!長澤まさみが南ちゃんを演じると知った時、彼女のレオタード姿を期待した訳ですよ!そのシーンを入れなかったタッチ製作委員会の罪は重い!
ところで、昔から思っていたんですが、タッチのテーマ曲で“お願い!タッチ!タッチ!ここにタッチ!あなたから~”ってフレーズが有るんですが、かなり意味深なフレーズじゃないですか?“ここにタッチ”って何処?
みんてんさん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-12 00:57:28)
3.まあ、出来としてはこんなもんだろう。 RIKIYAの原田が意外とよかったのがびっくり。 あの名曲はラストで流した方が効果的だったのでは。
BROS.さん [映画館(字幕)] 5点(2005-09-26 00:50:24)
2.タッチというより長澤まさみの青春映画です。終わってから率直に思ったことは野球のシーンが少ないなと感じました。私はタッチの原作は見たことないけど、こういうもんなのか、と思いました。個人的に前半の長澤まさみ可愛かった!
武蔵さん [試写会(字幕)] 5点(2005-09-09 23:37:55)
1.《ネタバレ》 トップバッターです。予想はしていたけど、やはり詰め込みすぎでした。場面から場面への“繋ぎ”がぎこちなかった分、余計にそう感じたのかもしれないけれど。原作の名場面ばかりを寄せ集めた結果、ひとつひとつのエピソードが希薄なものになってしまっていたのはファンとして残念だったし、映画化するにあたって脚色されたストーリーも逆に原作の良さを壊してしまってたような…。特に達也がめった打ちにされた秋の大会から翌年の夏にかけての展開に至ってはあまりにも端折りすぎで、死にもの狂いで練習に打ち込む明青ナインの姿がスクリーンを通して全く伝わってこない。結果、翌年の都大会決勝進出がやけに嘘臭いものになってしまいました。それと、須見工のユニフォーム!何でえんじ色にしなかったんでしょう?衣装なんて原作やアニメ版のファンを納得させるのに最も効果的な手段だと思うんだけど…。暴走族上がりで天才肌のライバル・新田のイメージとはかけ離れたキャスティング(あれでは根っからの爽やかスポーツマンでしょう)にも大いに意義あり。原作とは全く違った新田像を演じた福士君には好感が持てたけど、個人的には速水もこみちあたりに演じてほしかった。南の父親役の宅麻伸もギラギラしたやり手のビジネスマンというイメージが強くて、のほほんと喫茶店を経営してるタイプではないと思うんだけどなぁ…。主要キャスト陣は頑張ってたんじゃないでしょうか。全くの未知数だった斉藤兄弟の演技力も想像以上に良かった!少なくとも伊崎兄弟よりは断然良かった(全然誉め言葉になってないとの説)まぁ、その斉藤兄弟も撮影の裏側ではきっと長澤まさみとのキスシーンをめぐって火花散らしてたんだろうけどね。和也役の慶太君がちょっとだけ気の毒でした。
Minatoさん [試写会(字幕)] 5点(2005-09-06 18:46:09)
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【点数情報】

Review人数 48人
平均点数 4.19点
012.08%
100.00%
2510.42%
3612.50%
41531.25%
51633.33%
636.25%
712.08%
812.08%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.40点 Review5人
2 ストーリー評価 5.12点 Review8人
3 鑑賞後の後味 5.40点 Review5人
4 音楽評価 4.80点 Review5人
5 感泣評価 5.20点 Review5人
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