6.両企業が秘密のためにペンタゴン並みの攻防をするなどとてもおもしろい設定ですがせっかくの大物たちがもったいない。もっとぎゃふん!と言わされたい。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-01-27 11:14:32) |
5.《ネタバレ》 ○ストーリーは面白いのだろうが、見せ方があまりうまくないような。時間軸がこちゃごちゃしすぎである。○主演二人のどちらかが騙して終わるのだろうと思っていたら二人とも騙されていたというのはミスリードという意味で成功だが、その伏線が薄い。○好きなジュリア・ロバーツだが、演技に力がなくなったような気がした。ファンだけに残念。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-05-08 20:10:09) |
4.トニー・ギルロイの脚本作品は大好きだし、「フィクサー」では監督としての才能も評価したのですが、本作はイマイチでした。プロの男達の泥臭いドラマをやらせると傑作を作ってくる人ですが、オシャレな男女の軽いドラマをやる才能はないようです。。。とは言っても、本作は決して適当な作りではありません。コメディという新境地に挑むに当たって、自身がもっとも得意とするエージェントものを題材とすることで保険をかけてきた判断は正解であり、エージェントものとしての質は悪くありません。二転三転する物語はよく練られているし、オチも綺麗に落ちています。「驚愕のドンデン返し!」を謳った映画は他にも多くありますが、本作のように観客をうまくミスリードしながら綺麗に落とす映画は貴重ですらあります。脚本家としてやるべき仕事はきちんと出来ているのです。しかしコメディには人を笑わせるセンスが必要であり、この人にはそれが致命的に欠けていました。面白くしようとしていることはわかるものの、ポール・ジャマッティが出ている場面しか笑えるところがないというのは問題です。また、時系列の往復を繰り返したために物語が複雑になりすぎてしまい、コメディ映画に求められる温度感とズレたこともマイナスでした。「フィクサー」のような重厚なサスペンスならともかく、本作のような軽いコメディにおいて観客に過度の集中力を要求する構成はやりすぎでしょう。また、「プルーフ・オブ・ライフ」の頃から女性を描くことを不得意としていたギルロイですが、本作においてもその弱点は克服されていません。女性経験豊富なクライブ・オーウェンを何年間も夢中にさせるほどジュリア・ロバーツが魅力的に描かれていないし、ここでの説得力が欠けたために、騙し騙されのコンゲームとしての面白さが半減しました。プロの監督に任せれば光る可能性もあった脚本だけに、この出来は残念です。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 5点(2010-07-26 20:06:48) |
3.《ネタバレ》 ジュリア・ロバーツには自分はあまり興味がないのですが、確かに彼女一時の輝きがなくなってきましたね。本作でもなんか惰性で演技している様な雰囲気で、この映画違う女優をキャスティングした方が良かったのでは。それにしても、こういうどんでん返しありのコン・ゲーム系映画は最近あまりに多くて食傷気味ですよ。スプリット・スクリーンを多用したりして工夫しているのは判りますが、テンポの速い展開や何度も繰り返す過去へのカットバックも、トリックやプロットのボロを隠す効果しかないのでは。 ポール・ジアマッティがどんどん怪優になってゆくのが、怖い…。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-07-08 00:56:12) |
2.《ネタバレ》 ジュリア・ロバーツはスター「だった」…と悲しい思いをしてしまった映画。ジュリアのビジュアルの劣化のせいで、映画の楽しさから悲しい現実にぐっと引き戻されてしまいます。年齢を重ねた女性なりの役をやればいいのに、いまだに「いいオンナ」の役は片腹痛いや。一瞬だけ見えた下っ腹の出っ張り具合に気づいてしまったとき、思わず落涙しそうになりました。 と、ジュリアの悪口ばかり言ってしまいましたが映画としては悪くない。タイトル通り、観客もだまされまくり、誰が誰をだましているのかもわからないような楽しさはあります。スパイ映画かと思いきや恋愛ドラマの側面もあり。演出はわかりやすいが凡庸。とくにアッと目を引くシーンはありませんでした。 【ケルタ】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-05-30 12:15:33) |
1.どこにも書いていませんが、この映画ってコメディですよね?登場人物の素性自体が冗談みたいですし、スクリーンから「笑ってくれ」光線がビシバシ出ていました。かなりブラックですが、笑う準備をしながら見ていれば、結構笑えるかも。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-05-05 17:47:09) |