5.《ネタバレ》 『9』がわけのわからんマシンを起動させなければ、『1』も『2』も『5』も『6』も『8』も死ぬことはなかった。なのにハッピーエンドみたいな終わりかた。『僕たちがここを守っていくんだ』というよくわからないラストのセリフ。
『9』がみんなの救世主ならまだしも、今回のパニックの原因作ったのはコイツ。なのになぜか劇中では主人公扱いされる主人公。決死の覚悟で望む『9』に、『7』の『あなたがいてくれないと・・・!』のセリフに、『そうか?』とつっこまずにはいられない。
どうもこの作品、私とは感性が合わないみたいです。
武闘派が『7』と『8』の2人だけってのも物足りない。
『個性的な武器、技、特殊能力』『9人揃ったとき、真の力が解放される』そーゆー王道的なノリがあってもいいんじゃないだろうか。これではあまりに中途半端なアクションアニメ。
アニメーションは凄く良かったです。スピード感、臨場感、申し分なし。アニメでしか表現できないアングルがたくさんあるのが楽しい。
やっぱシナリオかな。
『深みのあるストーリー。衝撃的なオチ』
『カラッと単純明快、勧善懲悪エンターテイメントムービー』
どちらかに集中してくれれば良かったように思います。中途半端は良くないですね。
おいしいところ取りしようとして、『二兎追うものは一兎も得ず』みたいな作品になっちゃいました。