1.《ネタバレ》 邦画の『悪夢のエレベータ』に影響されたのでしょうか。ロケーションといいオチと言い、けっこう似通っている気がしました。個人的に面白かったのはエレベータ内での犯人探しとラストで刑事にもつながってくるオチでしょうか。「そうくるんだ」という驚きはありましたね。
そこが良かった点で、逆に言えばそこまでの映画でした。途中で女性がお尻を触られたフリをする振りとか、老女がロビーでカバンを置き引きしたくだりとか、結局何にもつながっていかない前置きがずいぶん蛇足に感じました。ラストまでそれが何につながってくるのか気にしていたほうとしてはとても待ちぼうけを食らった気分でした。ミステリーっぽい雰囲気を作りたかったのでしょうが、そこはマイナスと言わざるを得ません。
あとは普通。怖すぎず、怖なさ過ぎないホラー映画でした。