6.マリア・ペロの追っかけで借りた作品。見たら、ヒロインが魅力的だし、弟も彼氏も序盤に殺される夫役の俳優さんも、みーんなビジュアルがよくて好感度大でした。
なぜこんなしょーもない事を書くかというと、「そこそこの映画を楽しむには、登場人物たちのビジュアルは非常に大切」と思ったから。
明かりをつけると消える幽霊(暗闇の中では最強の幽霊)というアイデアがとても良くて、最初の登場シーンはとても怖かった。が。だんだんモンスターみたいに暴れだして、まったく怖くなくなり、正体を知りたいと思う気もなくなってしまいました。
大体、幽霊じゃないし、妄想でもないし。治療で紫外線を当てたら現実に消えちゃって、消滅から何十年たってもママの心が弱ると闇の中でだけ実体化する存在。って、なんなのさ。
いや別に科学的に証明しろとか思ってるわけじゃないけど、そんなんいねぇよって観客に思わせたら失敗なんじゃないでしょーか。もう少し彼女の存在に説得力が欲しかった。
そういう大事な部分を突っ込んで描いていないから、話がつまらなくなるんだよなぁ。
登場人物たちの魅力で底上げされて、そこそこな作品にはなっていると思います。あんまりマリア・ペロの出番はなかったけど。