1.《ネタバレ》 退屈するほどの凡作ではないけれど、でも“スタンド・バイ・ミー”と“汚職警官の抗争モノ”をミックスさせるのはやっぱり難しいんじゃないかな。こどもが巻き込まれるにはハードすぎる。
「他愛ない冒険のスリル」に心を乗せてたら、大変戸惑う展開へ。せいぜい乱暴な兄貴に振り回されるというレベルが10代の試練としてはちょうど良いと思うんだ。トランクから血まみれの人間が出てきてはマジでトラウマになってしまうではないか。
それと演出のもたつきも所々気になりました。パトカーを見つけて乗っ取るくだりで、すでにわたしはイライラしました。
ほんの90分なのにな。緩急のつけ方が上手くないので意外と長く感じてしまった。