歌麿をめぐる五人の女(1946)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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歌麿をめぐる五人の女(1946)

[ウタマロヲメグルゴニンノオンナ]
1946年上映時間:95分
平均点:5.50 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
ドラマ時代劇モノクロ映画小説の映画化
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タイトル情報更新(2015-08-03)【イニシャルK】さん
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監督溝口健二(演出)
キャスト坂東簑助(六代目)(男優)喜多川歌麿
坂東好太郎(男優)小出勢之助
田中絹代(女優)難波屋おきた
高松錦之助(男優)重三郎
中村正太郎(男優)庄三郎
川崎弘子(女優)お蘭
飯塚敏子(女優)多賀袖太夫
草島競子(女優)おまん
大原英子(女優)狩野雪江
富本民平(男優)竹麿
葉山純之輔(男優)山東京伝
堀正夫(男優)十返舎一九
南光明(男優)狩野法眼
尾上多見太郎(男優)松平周防守
松浦築枝(女優)鶴半の女将 おはん
原作邦枝完二「歌麿をめぐる女達」
脚本依田義賢(脚色)
音楽大沢寿人
望月太明吉
撮影三木滋人
製作松竹(京都撮影所)
企画絲屋寿雄(企画担当)
配給松竹
美術本木勇
編集宮本信太郎
録音加瀬寿士
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2.溝口健二監督が終戦の翌年に手がけた時代劇。タイトルから浮世絵師・喜多川歌麿の女性遍歴を描いた映画かと思っていたが、どうも違う。出てくる女たちは田中絹代以外はほとんど印象に残らず、はっきり言って誰が誰なのかもよく分からない。歌麿の浮世絵師としての生きざまを描いたものとしても物足りなさが残る。それに物語にも入り込みにくかった。溝口監督らしさは田中絹代演じるおきたの描き方や、溝口映画では定番の長回しなどに見られるが、全体として深みのない映画で、凡作の域を出ていない。この時代の溝口監督は低迷していたようだが、この映画もその一つではないだろうか。ただ、田中絹代は好演していて、晩年の溝口作品の顔としてのその後の活躍を予感させる演技を既に見せており、これから溝口監督と田中絹代は数々の名作を生み出していくことになるのだなあと感じることができる。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-12-27 17:33:52)
1.《ネタバレ》 タイトルから想像するようなものとはかなり違った内容。別段歌麿を巡ってないし。関係も浅い人が殆ど。5人と言いながら極めて影の薄い女性が多い。5人目にいたっては誰が五人目なのかも判然としない有様。てっきりおしんかと思ったら、解説によるとどうもおまんがそれらしい。これはさすがに影薄すぎでしょう。どうみてもおまんよりもおしんの方が5人目にまだ相応しい(解説者が間違ったのかな?)。歌麿よりも弟子入りした絵師とのかかわりの方が深い。全体に背景の描かれ具合が乏しく感じる。作品のいまひとつの説得力のなさはこの描かれ具合の低さが原因の一つなんでしょう。どうも困難なはずのことが困難に見えないことも問題。駆け落ちも楽々だし、御用絵師が身分を捨てて弟子入りするのは一大事のはずだが楽々。雪江にしても右に同じ。身軽な町人の行動レベルになってしまってるんですな。こういったことが作品の浅さに繋がっていきます。ところどころ見られるユーモアは良い味が出ているんですがね。
MARK25さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-01-13 18:07:29)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4116.67%
5233.33%
6233.33%
7116.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
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