22.《ネタバレ》 オープニングからしてなにか意味深 ファンタジーを予感させるシェイクスピアの言葉 水たまりに広がる小さな雫の波紋を踏みにじるハイヒール 好きも嫌いもないさ、仕事だよ ルーティンの日常を破る時が来たのだ 先にハリウッド版を見てからの視聴でしたが、エンドレスで見続けられる数少ない邦画になりました 何度見ても新しい発見があります 緻密に張り巡らされた伏線が見事に回収されストンと落ちていく心地よさにやられました ラストで、ダンスホールからブラックプールのボールルームに画面が替わって、本木の言葉がオーバーラップします 生きることさえ捨ててしまったかのような、感情のない言い回しと仮面のような表情からのヒロインの変貌 たくさんのカップルに紛れて私達には彼らが見つけられなくなる このシーンだけでも何度見ても何度でも見れる 点数が辛いのはあまりにも日本的な夫婦観がおぞましいから 外では小さくなって言いたいことも言えないくせに配偶者は怒鳴りつける卑屈で醜い夫 男に依存し自立しないことに安住する幼児性の抜けない独占欲が強く嫉妬深い妻 つい、冒頭の杉山の言葉を言いかえてしまう 好きも嫌いもないさ、家族だよ 夫婦がパートナー足り得ない日本の夫婦 これだけが受け入れられなかった 【宵待草】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-07-14 14:58:29) (良:1票) |
21.この監督のかったるく野暮ったいセンスが少々苦手で、この映画で彼が(個人的好みだけで)起用した当時演技ド素人だった草刈民代→のちの監督嫁さんの棒読みロボット演技も、誰が見てもわかる通り最初から最後まで完全に大事故を起こしている。 本当によくまあ(個人的好みだけで)こんな能面レベルの乏しい表情で棒ゼリフを口から吐いて踊るだけのヒロインで最後まで撮りきったもんだと。よくまあ映画会社側もGOサインを出したもんだと観る度に感心させられる。 「この年こんな棒ヒロインに最優秀主演女優賞までやっちゃった日テレアカデミー賞って本当に画期的だなと思いました」(棒) しかしそんな珍品映画でもたまに気まぐれに観たくなる理由は、やはり「渡辺えり子」。 彼女のまさに個性派キャラ女優としての本領発揮!卓越したバイプレーヤーぶりを存分に見せてもらえるから。 素人ロボット女優と同じ画面に並ぶ形になってその対比はいよいよ凄まじく、大会観衆のごとく「えり子ブラボー!!」と叫ばずにいられない。 【Lagerfeld】さん [DVD(邦画)] 5点(2019-05-19 11:44:05) |
20.《ネタバレ》 んー…俺にはコメディに見えなかった。頑張ってる人を気持ち悪いと斬り捨てたり、妻が作中ずっと置いてけぼりにされたり、草刈の役所に対する序盤の態度といい、人を無碍に扱い過ぎる。もちろんみんな救われる事になるが、それまでが長い。説明的な台詞が多すぎて無駄に尺が伸びてる気がする。クイックステップはかっこ良かった。 【にしきの】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-01-22 02:25:02) |
19.《ネタバレ》 女に目がくらんで社交ダンスを始めた男がダンスを巡る様々な人たちの悲喜交々の中 ダンスの面白さに目覚めるも奥さんにばれて一家離散かといった寸前 ダンス大会への出場が決まるといった話。 普通に面白い。 でもちょっとセリフが白々しいかなー。 もっと意外性が欲しい。 【Dry-man】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-11-13 12:50:50) |
18.特別良いとは感じなかったが味のある映画だとは思う。 【あしたかこ】さん [地上波(字幕)] 5点(2006-03-31 02:19:29) |
【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 5点(2006-01-06 23:58:48) |
16.《ネタバレ》 日本版を後に見たんですが、私は本家本元より向こうのが好きです。 邦画特有のちょっとぼやけた感じが好きじゃないのかも。 主人公の感情はよくでてて通勤シーンが繰り返されるたび今どんな感情なのかがはっきり書かれててわかりやすかったし、竹中直人はもう面白すぎて逆に可哀相だったし他のキャストも頑張ってたんですが私がコレほどまでに感情移入できなかったのは多分草刈民代の演技の下手さだったと思います。まぁ本職じゃないからかもしれないけどかなり重要な役なのでもっと演技磨いても良いんじゃないかと思いました。後子供と奥さんも微妙・・・でもあのラストシーンの雰囲気は好きです★ 【ハリ。】さん [地上波(字幕)] 5点(2005-10-30 09:21:54) |
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14.《ネタバレ》 今作における「社交ダンス」というのは、日常に疲れた平凡なサラリーマンが、自分の人生の「何か」を変えたいと思うための「材料」。 電車の中から見たダンス教室という非日常の世界に対する憧れは、平凡な日常からの逃避でありながら、ダンスを続ける過程で浮き彫りになる「現実」を否応無く見つめ、平凡である事は自分自身の問題である事に気付き、停滞していた自分の人生を内側から変えていく「きっかけ」として機能していく。 こういうストーリー展開はよくあるものの、邦画特有の泥臭さが、逆に感情移入しやすいテイストに昇華されている稀有な作品。 ただ、ラストが疑問。ダンスを通じて平凡な日常を生きる事の大切さに気付いたはずの主人公が、「憧れ=非日常」の象徴であるパーティ会場で、やはり「憧れの先生」と踊って終わると言うのは、この作品のテーマ性を最後の最後で無視しているような気がする。ここはパーティには参加せず、家で奥さんや娘さんにダンスを教えているという終わり方が相応しいのではないだろうか。 【FSS】さん [地上波(字幕)] 5点(2005-07-01 23:30:55) |
13.んんん・・・周りにやたら「すごく面白かったー」と、あれやこれや御丁寧に細かく言われ伝えまくられてたので、まぁいざ観てみたら、これがまた予想通り、おいおい、言われた程に面白いとは全然思えないではないか。あんまりイロイロ事前に聞くもんじゃ無いってことは、勿論判っていたのに・・・。んー、別にとりたてて爆笑するでもないし、すごい感動も無いし。多分普通に楽しめる作品だろうけども、私には何ともかったるかった。そりゃ退屈至極とまでは言いませんが。そもそも、なんでダンスなんだ?ってことを思ってしまったから、もう個人的にイケマセン・・・。もっとコミカルな味付けがされているかと思っていたら、やたらにおもねらず、案外まともな作り方していたのでその点は良かったかと。でも、あんまり後に残らないもんなぁ・・・。 |
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11.突っ込みところもありますが、結構まとまりのある感じです。 【犬】さん 5点(2004-01-24 23:46:33) |
10.やたらと長かったよぅな・・o人物設定がちょっと・・・↓ |
9.この手の軽いコメディの邦画ってやたら多くないですか?その中ではいいほうなんですが、それでもありきたり感が拭えず。竹中直人のコメディ路線の演技もワンパターンでもう飽きた。草刈民代は良かったですよ。そんなに演技力を重視するような作品でもないし、それどころか反って凛とした初々しさがあって良かったと思う。個人的に好きになれないジャンルなのかも。 【R&A】さん 5点(2003-12-27 17:39:50) |
8.「竹中直人って、面白い俳優なんだなあー。」とあらためて気がつく。これが一時期ブームになったのも頷けますね! 【ピルグリム】さん 5点(2003-05-24 09:33:01) |
7.現代のサラリーマンの密やかな楽しみといったところはうまく表現されていた。竹中直人は確かに面白いんだが、彼が入ってコメディ映画になってしまったという感もある。役所の着飾ってない演技は流石といったところか、まあ元公務員なら普通にしてればああなるか・・・ 【恥部@研】さん 5点(2002-12-20 17:23:52) |
6. 草刈民代がだるい女にしか見えんかった。竹中直人はおもろい。 【相対性理論2】さん 5点(2002-08-15 22:56:08) |
【本郷の文豪】さん 5点(2002-05-17 08:29:59) |
4.割とお気楽にさくさくストーリーが進んでいった感じ。ま,大上段に構えたりせず,割と日常的な雰囲気だったのがこの作品の良いところなのかも。それにしても,本職のダンサーを主役に据えるなら,いくらなんでももうちょっと演技のできる人間を,てなわけにはいかんかったのかいな・・・。 【koshi】さん 5点(2001-12-26 00:18:49) |
3.個人的に「ファンシィ・ダンス」とか「しこふんじゃった」は好きだったんで期待して観たんですが、予想通りの結果でした。所詮、素人風味ですね。またそんなところも良いんですが。今回は社交ダンス界の裏側とか、巧く社交ダンスをするにはどんな手ほどき・・・が、って方面に興味を持ったんですが、流石の周防監督もその題材をあまり巧く調理しきれなかった気がします。 【イマジン】さん 5点(2001-05-15 12:18:34) |