4.《ネタバレ》 「人も」生き続けるには食べ物を食べなければなりません。それを止めれば死ぬことができます。
生姜焼き、ハンバーグ、美味しいから人はお金でお肉を「買って」食べるわけです。
豚の栄養価が低く不味いなら食べることから外され、動物園でしか見ることができない豚となってきます。
野生のイノシシは存在しますが、畑を荒らしたり人を傷つけると拘束されます。
多くの豚の繁殖行為が失われ(家族が減るともいう)、いずれにしても人が管理する下で豚は生きて行かねばなりません。
豚にとってどちらが幸せなのかはわかりませんけど。
人はお金で食べ物を買いますが、「食べ物」の「お客」という立場ではありません。
食べ物に感謝をして食べることが大事です。
いただきます、ごちそうさま、ありがとう、食物の命の上に成り立っているということ。
だからこそ人は無駄に生きられないのだと思うことが出来ます。
この映画では豚を実際に食べませんでしたが、生徒がその豚を食べてこそ答えが出るのだと思いました(もちろん食べたくない生徒に無理に食べさせない)。
答えとは、食べた後に生徒個人個人が「思うこと、感じたこと」です。
生かす、殺す、のどちらかでもなく、食べる、食べないに成るべきだったですね。
身を持って体験するとはここまでを指すのでしょうし。
ペット同様に飼っていた豚を食べることで、子供たちはより濃い日々を送れるのではと思いました。