11.映像的な見応えはあるが、ストーリー的な盛り上がりがなく、オチで萎える。 |
10.《ネタバレ》 これはもう皆さんご指摘の通り、マジックを題材にする映画の居心地の悪さがドンと立ちはだかって結局それを乗り越えられなかったということにつきます。言ってみれば映画自体が壮大なイリュージョンみたいなものですからねえ。というわけで軽いタッチのストーリーテリングなので、展開自体もどんどん『ミッション・インポッシブル』シリーズみたいな感じになって行きました。どうせなら『プレステージ』みたいな怪奇趣味に走ったほうがなんとかなったかもしれません。 この映画の最大の弱点は“アイ”などと呼ばれるフリーメーソンみたいな秘密結社のことを脚本上うまく活かせなかったところで、四人のマジシャンたちの活動が“アイ”とどういう関係があるのかが全然わからない。インターポールの捜査官メラニー・ロランとFBI捜査官マーク・ラファロの絡みが並行して描かれているが、これではこの映画のストーリーテリングが四人のマジシャンと二人の捜査官に分裂してしまって緊迫感がそがれてしまいます。メラニー・ロランの正体ははたして?というサスペンスを強調する手もありますが、そうするとオチがあれですから突っ込みどころがさらに巨大化するだけになりそうです。 とまあケチをつけだしたらキリがないわけですけど、マイケル・ケインにモーガン・フリーマンも顔を見せていることだし、深く考えなければいい暇つぶしにはなるでしょう。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-09-29 22:00:32) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 華麗なマジックアクションは見ものでしたが、それはマジックというより もはや「超魔術」レベルの代物ばかりで、どういう風に見ればいいのやら、と最後まで戸惑ってしまいました。 大風呂敷は、遠慮せず広げてしまえ、という感じなのかな。 彼女が実は〜なのかと思ってたら、実はあの人物が〜のどんでんは流石に予想できませんでしたが、 ファンタジー過ぎるマジックや広すぎる風呂敷等、人を選ぶ作品だと思います。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-07-16 20:27:23) |
8.《ネタバレ》 なんだか種明かしがマジックの領域を超越しているように思えてなりません。じゃあ、現実にそれで人を騙すことができますかと。ただ、最初のトランプのマジックで私が覚えたカードがビルに映し出された時は素直にすげぇって思いました。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-09-17 01:54:33) |
7.《ネタバレ》 続編の予告が面白そうだったんで、このパート1を観てみました。手品を扱うからには、やっぱ、こっちがあっと驚く手品的な仕掛けがあるのかなーってちょっと期待したんだけど、これを観てると、どうやら、先に、手品師たちがチームを組んでルパン的なことをして、悪い奴を追いつめるって設定が出来て、あとから、手品ネタをストーリーにそってテキトーにちりばめたようにしか思えない。だから、手品の種がよくある感じっていうーか、安直ってゆーか。催眠術が万能過ぎってゆーか、そこは残念でした。後は普通な感じかな。手品師の4人もなんか存在感にそこまで魅力が感じられなくて、テンポも可もなく不可もなく。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-09-07 00:38:46) |
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6.《ネタバレ》 ラノベですね。安っぽい復讐譚。最近はこういう映画が増えた。 【Robbie】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2014-10-13 15:31:34) |
5.《ネタバレ》 てっきり主役はJ・アイゼンバーグかと思って観始めたら、あれれどんどんマーク・ラファロの露出の方が高くなっていってんの。マジック云々よりこっちの方が面食らった。主役を張る華、ありますかねえマークに。(ファンの方には申し訳ない) 仰々しいまでの仕掛けや、早い展開には映画の醍醐味がそこそこ味わえますが、お話自体がそんなに面白くない。オチを聞いてもふーん、となる。最後の、カード合わせるとぴかーっと輝きだすって、さすがに何のアニメかと思う。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-09-30 00:28:19) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 モーガンが黒幕っぽくないから、やたらと存在感のある こいつが犯人??・・・と思ってると案の定。 インターポールのオネェちゃん色っぽい、イイ! 【たかしろ】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-07-18 15:24:22) |
3.冒頭は期待したが、徐々に後退。正直つまんなかったです。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-03-29 23:30:40) |
2.《ネタバレ》 よく回るカメラ、主人公なのに存在感の薄い4人組、無駄に豪華なキャスト(コナン・オブライエンまで!)、特殊効果頼みで魅力薄のマジック・・・。エンターテイメントとして「飽きさせない」ことは大事ですが、「飽きさせない」ことが自己目的化したような、とってつけたようなアクションシーンや薄っぺらい演出にもがっかり。壮大なイリュージョンの「タネ」も、正直そこまでやるか?というもので、もはやマジシャンとしての能力とかそういう話ではなくなっているし・・。まあ、メラニー・ロラン観賞ビデオとしてはまずまず。 【ころりさん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2014-03-07 02:14:20) |
1.そもそもマジックのタネなんて、バラされてしまえば「な~んだ、そんなもんか」というもが大半なので別にいいんですが、肝心のマジック自体がそれほど凄く見えないのが物足りなかったです。最初のショーなどは、会場で見てる観客からすれば、男を一人消して金が上から降ってくるだけですし。どちらかと言えば、最初のキャラ紹介シーンのほうが「おお、すげえ」と思っちゃいました。個人的にはそこがピークです。その後ストーリーは二転三転していきますが、誰にも感情移入できないまま終わってしまいました。今流行っているプロジェクションマッピングの使い方も、なんだかおかしい。その場にいるヤジ馬ではなく、映画を見てる観客(空撮カメラ)から見たときに丁度よく見えるマッピングの仕方をしてます。小道具の使い方としてもったいない。20年以上前に作られた「インディ・ジョーンズ・最後の聖戦」に出てくる橋のほうが、プロジェクションマッピングの面白さを活かした演出をしてましたよ(あちらは超アナログな方法でしたけど、原理は同じですよね)。マジックのネタばらしは「な~んだ」でも構いませんが、物語のネタばらしまで「な~んだ」じゃマズイと思います。観客をあっちこっちに振り回したかったのかもしれないけど、作り手もこの物語に振り回されてないかい? 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-11-12 10:39:41) |