1.《ネタバレ》 原作のライトノベルは未読。アニメ版は一応2期とも見ていました。とりあえず各キャスト・舞台設定等、原作の雰囲気をなるべく忠実に伝えようという意志は伝わりました(そうは言っても、やはり相当無理がありましたが…)。話としては、まあ2時間で無理矢理まとめようとしたら、こういう話にせざるを得ないだろうなぁ、という想定の範囲内。いろいろ「頑張った」感はありましたが、全体としては…まあ、あまり面白くはなかったというか。オリジナルキャラの栗原類が、若干熱血展開となったのは意外。石原良純は…何じゃありゃ(笑)。アニメ版第1期の頃の話を映像化しているので、「主人公」たる小鷹の一人称「俺」のまま物語は進行し、「やっぱり俺は友達が少ない」というセリフで終幕。タイトルに隠された「僕」の使い手に関しては触れられないままでしたので、原作・アニメ知らない人は、ちょっと訳が分からないかも(まあ2時間じゃ仕方ない…)。