4.《ネタバレ》 やっぱりそーなっちゃったかあ・・ という感想。
この監督さん、大作向きじゃないなあ。豪快にお金かかったセットやCGは
美術的に評価できるけど、お話の盛り上げ方が地味。
原作の逃避行のエンディングの高揚感にすら届かなかった。
てか、途中の何か大事になるようなそぶり見せておいて、それらは放置して
一気に親子の再会のドラマにして終了って・・ 「メッセージ」の時と同じだなあ。
これまたヨハンソンのウルサイ音楽(というか効果音)も、ちっとも意味が伴わない騒音。
エンドロールも、このリズムの無い環境騒音を延々聞かされてウンザリ・・。
間延びした編集で、無駄に長い上映時間。どう見ても2時間以内の内容なのに。
人造人間が子孫を残すとか、無茶なお話だし、2049年くらいじゃ、実現不可能な
科学技術のオンパレードに失笑。SFで時代設定の間違いは数多あるけど学習してないの?
いろいろ、不満出てしまうのは、前評判とか必死の売り込みで期待値上がり過ぎたせいかも。
期待しないで見ていたら、結構面白かったよと宣伝したかもねえ。
でもその程度でした。
世紀の名作を期待して観てはいけません。