1.《ネタバレ》 随分下手な脚本だなというのが見終わったあとの第一印象です。
ドキドキするような緊張感も、ワクワクするような興奮も結果としては全く味わえず、見終わった瞬間多少の徒労を感じる映画鑑賞になりました。
主人公が、計画を立て、それをごくごく順調に実行するだけ。
例えば、仲間同士の食い違いによる対立、偶然によって計画が破たんしそうになりそれを咄嗟の機転で切り抜ける、あるいは相手側にすべてが読まれてしまっていて最終的には失敗すると思わせるようなミスリード(特にこれなんかダフネを使えば随分スリルが出たと思うのに、無事全部終了してからあれではね)
こういった物語を面白くさせる要素が皆無といったら言い過ぎですが、ほとんどなかったのが残念です。
あと、他の映画ではこれまでずっと絶賛してきたアンハサだけどそろそろ自分にとっては賞味期限切れかな。