男はつらいよ 寅次郎の縁談のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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男はつらいよ 寅次郎の縁談

[オトコハツライヨトラジロウノエンダン]
1993年上映時間:103分
平均点:5.80 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
公開開始日(1993-12-25)
ドラマコメディシリーズものTVの映画化
新規登録(2004-02-21)【バカ王子】さん
タイトル情報更新(2024-08-14)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
助監督阿部勉【監督】
平松恵美子
キャスト渥美清(男優)車寅次郎
松坂慶子(女優)坂出葉子
吉岡秀隆(男優)諏訪満男
城山美佳子(女優)亜矢
倍賞千恵子(女優)諏訪さくら
前田吟(男優)諏訪博
下條正巳(男優)車竜造
三崎千恵子(女優)車つね
太宰久雄(男優)桂梅太郎
佐藤蛾次郎(男優)源公
関敬六(男優)ポンシュウ
北山雅康(男優)三平ちゃん
鈴木美恵(女優)木村かよ
笠井一彦(男優)中村
マキノ佐代子(女優)ゆかり
古本新之輔(男優)吉田
桜井センリ(男優)
人見明(男優)
谷よしの(女優)おばあちゃん
神戸浩(男優)
笹野高史(男優)
すまけい(男優)花嫁の父
松金よね子(女優)
西田敏行(男優)釣り人(ノンクレジット)
島田正吾(男優)田宮善右衛門
光本幸子(女優)冬子
原作山田洋次
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽山本直純
作詞星野哲郎「男はつらいよ」
作曲山本直純「男はつらいよ」
主題歌渥美清「男はつらいよ」
撮影高羽哲夫
製作櫻井洋三
企画小林俊一
プロデューサー島津清
配給松竹
美術出川三男
横山豊
衣装松竹衣裳株式会社
編集石井巌
録音松本隆司(調音)
その他山田洋次(4Kデジタル修復版総合監修)
近森眞史(4Kデジタル修復版)
岸田和美(4Kデジタル修復版)
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8.《ネタバレ》 ・晩年の寅さんは久しぶり。出番少なく主役は満男。
・かなり丸くなった寅さん、普通にいいおじちゃんやってます。ツッパってる寅さんよりも好きです。
・ハマちゃん登場はやっぱり嬉しい。
・亜矢ちゃんといい感じになった途端、バイバイ…えっ何故?!という感じ、亜矢ちゃん可哀想に。やっぱり寅さんの甥っ子だね〜
・寅さん、満男に対して「男は諦めが肝心なんだ!!」いやいや、あんた色々と諦めすぎだよ。
・丸々した松坂慶子しか知らなかったけど、色気のある美人さんやったんやね。
・徳永英明は好きだけど、寅さんの劇中歌としては合ってないな。
はりねずみさん [インターネット(邦画)] 5点(2024-04-19 22:38:28)
7.《ネタバレ》 シリーズ46作目。初っ端から満男の就職氷河期直面が重くリアルで、観ていて辛いロスト・ジェネレーション世代です。就職という現実から目を背け、香川の孤島に住み着く満男。辛い就職活動を放りだして、島で生き生きと働く様子は『決められたレールだけが人生じゃないんだよ』というメッセージだろうか。今までも『消費税』やら『踊るポンポコリン』やら『バブル崩壊』やら、時代を表すキーワードは出てくる作品だったけど、ここまで時代と真っ向向き合った回は初めてに思う。

笠智衆さんが亡くなっていました。かつて飈一郎役の志村喬さんが亡くなった際は、劇中三回忌を行い、現実と劇中をリンクさせていましたが、今回はレギュラーの御前様。制作陣は『御前様は出てこないけど元気にしている』というシナリオを選んだようです。
レギュラーキャラのこの扱いから、当時の渥美さんの体調を考えると、いつ最後の撮影になるか解らない中、山田監督は男はつらいよの『最終回』を用意しないことにしたのでしょう。冬子まで出して、さくらに何度も何度も『御前様はお元気?』と言わせる。現実世界と劇中世界のリンクを外すことにしたんでしょうね。もしかしたらこの先、渥美さんが亡くなっても、寅さんは亡くなってない、そんなファンタジーの世界を創ることにしたんじゃないでしょうか?

ここまでだと、42作目『ぼくの伯父さん』の終わり方が、最終回らしく綺麗でした。満男(&泉)のスピン・オフで、男はつらいよ世界の延命を図ったけど、正直あまりしっくり来なかったんでしょうね。私も残念ながら、満男にそこまでの魅力を感じてないです。
あくまで“寅次郎の甥っ子”でしかない満男。寅=バットマンだとすると、満男にジョーカーほどの魅力がなかったんですね。満男は精々ロビン。ロビン単体じゃ映画は作れない。

さて、かなり脱線しましたが、満男と亜矢の恋は初々しくて良かったと思います。満男の離島での生活を、現実世界で苦しむ若者へのメッセージだとして、急に亜矢を捨てて東京へ帰る決意をする満男。え?何で?って思いましたが、満男は、リアル過ぎる就職難の現実から、笠さんが亡くなっても御前様は亡くならない、時間が止まったようなファンタジーの世界、寅さんの世界に帰ったんだと考えました。
両腕をブンブン振って見送る亜矢。どんどん小さく遠くなりながら、最後はうずくまって悲しみを表現する姿が可哀そうで…どうして城山美佳子をマドンナ扱いしないのか謎。
そしてどうせなら、一度東京に帰って、あれこれ整理して虎さん世界からFOして、晴れて琴島で亜矢と再出発を決める満男を出しても良かったかもね?
…いや満男が邪魔とか、そういう事じゃないんですよ?
K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-03-23 01:49:33)
6.《ネタバレ》 90年代になったあたりから満男の恋愛エピソードが中心になって寅さんが脇役化した感があったが、それでも今回は寅さんが久々の主役という感じがした。ただ、この頃になると、渥美清の病状が進行してかなり表情が痛々しかった。カメオ出演の西田敏行が笑える。
イニシャルKさん [地上波(邦画)] 5点(2022-07-18 14:33:57)
5.《ネタバレ》 「浪花の恋の寅次郎」が良かったので松阪慶子には期待したのだが、イマイチ。満男の相手役にも華がないし。次回作もそうなのだが、知的障害者のような役を登場させる意図がよくわからないのだが・・・
<追記>14年ぶりに再見。冒頭はこのシリーズには珍しくかなり重たいシーン。所謂ロスジェネ世代の就職活動の厳しさで始まるのだが、マイペースな伯父さんの登場により多少雰囲気は変わる。島の生活は情緒があってよいのだが、ちょっと展開が急すぎるし所詮は仮の棲家という事なのだろう。結局両者揃って「逃げ出す」わけだが、あまり後味はよくない。御前様の存在感を出すために「娘」が登場したり、同時上映の「浜ちゃん」が登場したりと苦心も見られるが、全体的なデキはよいとは言えない。せっかくの就職活動という大イベントの題材があるわけだから「労働とは何か?」についてもっと踏み込んでもよかったのではないか。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-02-21 01:33:16)
4.《ネタバレ》 何かストーリー展開が急というか足早だよね。寅さんの恋模様なんてトントン拍子すぎ(苦笑)。もぅ渥美さんの体調がよろしくなかったんでしょうね、観た感じやっぱり元気が無い気が。満男もいつもと変わらないし、もうちょっと成長した感が欲しいなぁ。 あ、ハマちゃんの飛び入りは面白かったですねハイ
Kanameさん [DVD(邦画)] 5点(2017-04-16 21:45:33)
3.《ネタバレ》 ○これだけ作っているとタイトルのアイデアも尽きてくるのだろうが、いやはや縁談なんてどこにあったのか。ここ最近はそんなのばっかりだったが。○マドンナの松坂慶子はどうも健康そうなんだよな。2回目のマドンナだが、前回の方が良かったかな。印象的な場面も少なかったかな。○一方満男は前回泉ちゃんと別れて今度会ったらなんて言っていたのに、島の子と…。手編みのセーターなんて時代を感じますね。
TOSHIさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-01-05 23:22:38)
2.《ネタバレ》 終始、満男にイライラする作品でした。彼が煮え切らないのは今に始まった事ではないのですが、学生時代ってセンチメンタルであるけれど、彼はセンチメンタル過剰。まだまだ寅さんみたいにせめて潔い"風味"になれないもんかね。今回なんて前作で泉ちゃんからアプローチもらったのにも関わらず自分から連絡せず、島の女子とイチャイチャして恋されてもらったセーターをいつまでも着込んじゃって。はー!イライラ!今回はとらやのシーンが少なくて残念。マドンナ2回目の松坂慶子さんも前作ほどの魅力なく。渥美さんがいよいよ体調悪そうでつらかった。先日お亡くなりになった初代マドンナで御前の娘役である光本さんも出られていて感慨。ちょいゲスト出演の浜ちゃんこと西田敏行さんが癒し。
movie海馬さん [地上波(邦画)] 5点(2013-02-25 01:27:28)
1.最初に見たときは気付かなかったが、もうこの頃から渥美清の顔は見ていられない。良くも悪くもマンネリだ。作り手側はかなり前から「寅次郎」の周辺の展開に打つ手はなかったと思うので、これはこれで良いのだろう。見る側もこの程度の話で満足だったのであろう。妙に許せるので不思議だ。
monteprinceさん 5点(2004-02-22 20:33:07)
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 5.80点
000.00%
100.00%
200.00%
314.00%
414.00%
5832.00%
61040.00%
7312.00%
814.00%
914.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
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