19.《ネタバレ》 東野圭吾の原作「レイクサイド」は未読です。お受験のために親子3組が湖畔の別荘で合宿する中で、殺人事件が起きるという話です。設定が風変わりで、中学受験などに縁がないものからすれば、ちょっとした異常性を感じながらも、こんな世界もあるんでしょうねと興味深く見ることができます。お受験が娘の幸せにつながるかに疑問を持つ、役所広司が、疎外感を持ちながらも、殺人事件に巻き込まれ、他の夫婦と深くかかわりを持つことになる一方で、疎外感が埋まるどころか、逆に大きくなり、心理的に追い込まれていくサスペンスで、なかなかに面白いです。役者も個性的なそうそうたるメンバーが集まっており、代表チームのフォーメーションテストを見るような楽しみを感じました。だがしかし、話の素材も面白く、役者もそろっているのですが、あと一押しが足りないというか。惜しいところです。機会があれば原作も読んでみたいですが、東野圭吾の読みたい作品は他に山とあるので無理かもしれません。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 5点(2024-04-22 18:37:40) |
18.《ネタバレ》 コレ、随分前に観たことがあって今回は再見です。 映画の方のタイトルがいいですね、原作の「レイクサイド」だけならそそられないです。「マーダーケース」が付いてることで何か興味がわきます。 3組の親子が、そのうちのひとりが所有する別荘に講師を招いてお受験合宿、しかも両親まで同伴とか、この時点ですでに異常であり 何をテーマにしているかわかる。子どものためといいながら子どもや学歴やお受験に振り回され、殺人の隠蔽までしちゃう大人です。 そりゃ学歴っていうのは全くないよりあったほうがいいに決まってますが、あくまでも子ども自身が自主的に能力次第ってとこが大きいのよね。 映画としてはなんかはっきりしないというか、特に真面目に教育批判をしているようにも思えないしラストのあたりは特に必要とも感じません。なんかぐっとくるものがなかった。 【envy】さん [インターネット(邦画)] 5点(2023-08-04 13:14:52) |
17.《ネタバレ》 おっぱいを出してくれる女優さんを雑に扱う作品に良いもの無し!! 誰が犯人かはっきりしない。 要は何者かの犯行の『後始末』をするわけだが、いくらなんでも無理がある。 ただ柄本明さんの役が手引きし、遺体処理をしていく段取りはなんともリアルで面白かったですね。 ネタバレになるから控え目にしたのかもしれないけど、子供たちの描写をもう少ししてくれないと、効いてこないですね。 この頃の豊川悦司さんは妙な色気があって、謎めいた役がよく似合ってますね。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-10-27 07:40:45) |
【noji】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-03-29 23:38:51) |
15.《ネタバレ》 原作未読ですが、これは本で読んだほうが面白かったように感じた。なんか余計なシーンが多い(役所が光に過敏に反応したり、ラストの変テコな死体とか)し、さすが製作フジテレビでした。 【Junker】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-11-20 02:10:08) |
14.《ネタバレ》 もっと親同志のドロドロ関係で事件が色々、起こる話かと思ってたら全然違いました・・・。作品のテーマ自体あまり楽しめるものではないのと、よく分らない演出もチョコチョコあったのでこの点数で。最後の方でトヨエツがキレたのは意外性があって面白かった。あと鶴見・杉田夫婦の子供を女の子にして「歩(あゆみ)」にしてくれたらなあ~なんて。 【より】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-03-28 00:47:12) (良:1票) |
13.《ネタバレ》 これ本当に東野圭吾さんの原作なんでしょうか?ちょっと信じられません。よほど酷い原作改悪がされたんでしょうか? まず、薬師丸が犯人でないことは、最初からすぐわかりましたし、真犯人も彼らがああまで必死で庇おうとする対象と考えれば意外性は全くありまさせん。 それから主人公の社会批判の薄っぺらいこと。「競争が嫌いだから、中学受験に乗り気じゃない」って、中学受験しなければ、高校入試で競争をすることになってるわけだし、そう言ってる本人からして社会人として競争社会に身をおいてるわけです。 批判するとしたら、そういう競争社会の中での不正こそ批判すべきでは。 それなのああいう発言って、もしかして意図的にこの人を安っぽく見せようとしてるとまで考えられました。 眞野裕子さん、すごく綺麗でスタイルも良かったんですけど、結局この映画の後もそれほど売れることもなくて残念です。彼女の素敵さを足してもこの点数で 【rhforever】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-01-25 11:55:46) |
12. 俳優陣は精いっぱい演技をしていると感じましたが、脚本が良くなかったのかあまり楽しめなかった。 【ファンオブ吹石】さん [地上波(字幕)] 5点(2008-12-28 17:31:10) |
11.《ネタバレ》 最近は「お受験」という言葉があまり聞かれなくなった。すでに一般化したということか…。この映画はサスペンスとしては突っ込みどころがいくつかあったけど「お受験」が抱える問題点に迫っていると思う。 生徒と親と講師が合格という目標に向かって邁進する合宿であるが、全員が心をひとつにしているかというと、そうではない。そのことが死体の隠滅工作をめぐる遣り取りから露見し、疑念が子供たちに向いた段階で、彼らの心の内も闇の中に霞む。 この映画は殺人の動機という踏み絵によって、お受験に関わる人たちの混濁した思惑のすれ違いを見せてくれる。問題は、目標が同じでも方法論や執着度合に格差があることだろう。その結果として殺人が起こる。 関係者が同じ気持ちを持って臨まない限り、お受験とはやはり不健全なトライアルという気がしてならない。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-12-04 21:09:33) |
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10.みんなうまいからそれなりに見れるんだけど、わざわざ映画にせず役者の実力試しで舞台でやるといいんじゃないか。鶴見辰吾・杉田かおる夫婦のサービスにちょっぴりおまけ。 【オニール大佐】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-10-23 19:30:03) |
9.冷静に考えて、ありえない。閉じた世界だけで理屈づける(理屈づけたつもりになっている)映画。社会問題の提起なら、現実味を持たせないとだめ。 【こんた】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-12-31 17:56:55) |
8. 最後までどうなるのか期待させる雰囲気はありました。けれど、最後まで見てみると納得いかない部分も多いのも事実です。ちょっと残念。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-04-03 20:11:23) |
7.《ネタバレ》 中途半端な感じ。ライターとか、煙草とか、程よく放置されていて、何だかスッキリしない・・・。おっぱいは、良かったがw 【瑞鶴】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-07-31 22:55:54) |
6.《ネタバレ》 この作品をサスペンスあるいはミステリーとして捉えると随分と粗い作品に感じます。クライマックスでは、「そんな論拠でみんな信じちゃっていいの?」「おいおい、トヨエツ声でけーよ。力技だなあ。」と言いたくなります。謎解きを放棄したような展開。最後に語られるのは、“事件の真実”というより“事件の結論”。もはやサスペンスではなく社会派ドラマの様相です。原作のタイトルにわざわざ“マーダーケース”という文言を加え、サスペンス作品であることを強調するミスリードぶり。なるほど、本作最大のどんでん返しは、殺人事件云々ではなく、作品のジャンルそのものだった!?ところが、結論が提示されても「なるほど。そういうことか。」という気持ちになれません。何故か。登場人物たちが“意外な結論”を受け入れる姿に説得力が無いからです。説得力を持たせる描写(例えば希薄な親子関係や人間性を表すエピソード)が少なすぎるのです。さらにラストカットで、ダメ押しの“この作品はサスペンスなんですよアピール”。もう必要ありません。少ない登場人物、限られた舞台設定など、濃密で緊迫感ある雰囲気は良く、役者も芸達者揃い。“真実を突き止めようとしない人間の弱さ”という部分にも重みがあります。面白くなる要素満載だっただけに、惜しい作品だと思いました。 【目隠シスト】さん [地上波(邦画)] 5点(2006-06-08 17:56:19) (良:1票) |
5.腑に落ちない部分が多かったり、消化不良な所もあったけど、俳優陣の演技力である程度楽しんで見れました。 【はりねずみ】さん [地上波(字幕)] 5点(2006-06-02 23:27:44) |
4.東野圭吾原作ということで最後の最後にもどんでん返しがあるのかなと期待してしまった。後味の悪さはそこそこ期待通りではあった。 【HK】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-12-11 00:12:39) |
3.何か手っ取り早く撮った感じのする映画でした。これだったら「火サス」ですむのでは。「火サス」に失礼とあらばバラエティーの再現フィルムという感じ。舞台劇のような、場にそぐわない突然の激情や、カメラを意識させる撮影が気になりました。湖畔の宿に殺人事件、そして子供も絡む。状況設定は大好きなので原作を読んで臨んだのですが、これだけの俳優陣を使ってこの演出は残念無念。ちょっと感じた収穫は、薬師丸ひろ子が良い感じの脱皮をしているなということ。ミセス役も良いです。 【チューン】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-02-08 13:35:04) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 私の青春の1ページを刻んだ女優薬師丸ひろ子出演の映画なので、いい映画でしたといいたいのですが…。事件の真相は今思えば驚きなのですが、映画を観ている時はそんなに衝撃を感じなかったのはなぜなのでしょうか?たぶんそれは「タバコの吸殻は誰が片づけたのか?」かが上映中気になってしょうがなかったからだと思います。それにしても薬師丸さん、相変わらずお美しい。彼女の潤んだ瞳にはどうしてもやられてしまう…。 |
1.「湖畔殺人事件」では狂気性が損なわれるのか、原作の「レイクサイド」だけでは、ピクニックのような、それこそほのぼのレイクになってしまのうを避けたのか「マーダーケース」をくっつけて怜悧な雰囲気を出しておるのでしょうか。豊川悦司と柄本明がその雰囲気を具現するような能面で引っ張っていきますが、突然怒鳴りだしたりして狂気と正気の狭間を突き破りながら真相が明かされ、それなりにそういうことかと感じさせてはくれますが、ライターや吸殻といった伏線の張り方に巧さを感じず、役所の愛人と妻が出会う場面でこれ見よがしの「何かが起こるぞ」的映像を射し込むのは感心できず、まして狂気はもっといくらでも映像にのせることができそうで、どうも時間のムーダーケース・・・とまでは言いませんがそんな感じの映画でありました。 【彦馬】さん 5点(2005-01-28 00:02:04) |