3.《ネタバレ》 なぜ出会ったばかりのポリーにそこまで夢中になれるのかがわからないため、ルーベンにまず共感できません。
寂しさを紛らわすためだけに、次の女に手を出しているように見えて仕方がないのです。
つまりは、ポリーである必然性が感じられない。もし会場で偶然出会ったのがポリーではない誰か別の女性であれば、その人にも同じようにアタックしたのではないでしょうか。
で、個人的には、ポリーにもそこまで魅力を感じることができません。
つまるところ、ヒロインには魅力が足りず、ルーベンには共感できないのです。
コメディとしてはどうでしょう?私は過剰な演出があまり好きではないので、この作品のコメディは肌に合いません。
下ネタも多く、下ネタが苦手な人にはウケないと思います。
これは作品の出来の良し悪し以前に、完全なる好みの問題です。
ちなみに、私の嫌いなシーンベスト3。(本当は10くらいあるのですが・・・)
3位。サンディがルーベンの代わりに会議で熱弁をふるうシーン。
2位。ルーベンがサルサを踊るシーン。
1位。ルーベンがトイレをつまらせるシーン。
もちろん、面白い部分もあるのですが、大筋のストーリーや全体のバランスを見ると、この作品は大して面白くないと思います。
ラストは一応ハッピーエンドなんでよかったのですが、なんとも煮え切らないまま終わったのでやや消化不良です。