ツォツィのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ツォツィ

[ツォツィ]
Tsotsi
2005年南アフリカ上映時間:95分
平均点:6.27 / 10(Review 52人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-04-14)
ドラマ犯罪もの青春もの小説の映画化
新規登録(2007-04-05)【sayzin】さん
タイトル情報更新(2019-08-17)【Olias】さん
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監督ギャヴィン・フッド
キャストケネス・ンコースィ(男優)アープ
脚本ギャヴィン・フッド
配給日活
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12.《ネタバレ》 スラム街のギャングもの。同ジャンルの金字塔「シティ・オブ・ゴッド」が2002年なので、南アフリカ版の追随作品と思われますが、かなり純朴な作品です。少年ギャングのリーダーが主人公。富裕層の邸宅を襲って、車を盗んで逃走したら、車には赤ん坊が乗っていて、育てる羽目になってというような、わかりやすいけど、ちょっとありがちで嘘臭い純朴な話。ストーリーは置いといて、廃墟フェチ、スラムフェチにとって、土地柄を反映したスラムを見るのは楽しい限りです。バラックが並ぶスラムを俯瞰したときに遠く広がる草原がアフリカ的です。そんな広大な草原に高圧鉄塔が並んでいるのは少し不思議な風景。土管が孤児達の巣になっているという設定はちょっとつくりものっぽさを感じました。南アフリカと言えば、エイズが蔓延していて、呪術的信仰により処女または童貞に染せば治ると信じられているなど、超アナーキーで、我々の常識をどう覆してくれるのかと期待感に胸が躍ってしまいがちですが、本作品に限れば暴力も殺人もあるものの、そこまでヒャッハーしておらず、そういった面では期待外れでした。
camusonさん [DVD(字幕)] 5点(2023-02-17 17:57:08)
11.《ネタバレ》 アフリカを舞台にした映画は数あれど、本当のアフリカ資本で撮った映画を初めて見た。悲惨なまでのヨハネスブルクの治安の悪さと貧困の中で逞しく生きる若いチンピラが、偶然さらった穢れのない純粋無垢な赤子と車椅子の初老の男によって、少しずつ人間性を取り戻していく。ベタなお話だが奇をてらうようなことはしないシンプルさが却ってテーマを際立たせていた。彼のしたことはどんな過去があったにしろ許されるはずはないことを監督も承知のはずで、正しい悪いの二元論で下すわけはない。だからこそ想像の予知を残す結末に微かな可能性が見える。「日本で生まれて良かった」と平和ボケで済ますしかないが、どこの国も見えないところで救われない人がたくさんいるのだろう。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 5点(2017-05-22 21:33:28)
10.《ネタバレ》 ツィツィはもちろんスラムの激しい貧困が生み出した犠牲者であるとは思うんだけど、その問題を論じる以前に物語として語り足りないような気がする。まず、千枚通しで人の心臓を貫くことができるような奴が世界一手のかかる新生児を相手に情愛を持てるものかどうか。子供の頃、犬を飼っていたエピソードがあったけれど子犬と人間の赤子は全くわがままの度合いが違うでしょうに。
被害者夫婦も随分とツォツィに寛大な印象を受ける。何故だろう。二度も襲われて眼前で殺人まで行われたのに?三者に心の交流など無かった気がするけども。どうもこの“社会の被害者”ツォツィに肩入れさせようと誘導するような脚本が引っかかった。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-02-02 18:04:11)
9.環境って大事だねって映画。赤ちゃんが悲惨(笑)
とまさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-10-15 23:17:22)
8.子供との触れ合いによって悪党が人間性を取り戻すというベタ中のベタとも言える内容なのですが、変な小細工に走らず王道を通した点は良かったと思います。さらには、チンピラと赤ちゃんの接点の持ち方も非常に現実的で好感を持ちました。赤ちゃんの世話は基本的に近所のシングルマザーに任せっきりで、ツォツィは最後まで赤ちゃんに馴染まないのです。ご存知の通り赤ちゃんの世話は本当に大変で、何も知らないチンピラが見よう見まねで出来るものではありません。そういう現実を踏まえた本作の構成には、「なるほどな」と感心させられました。ツォツィはこの赤ちゃんに愛着を覚えたのではなく、赤ちゃんという異質な存在に触れたことで物事の見方が変わり、そのことが彼の人間性に影響を与えたに過ぎません。この映画はそういう微妙な温度感をうまく表現できており、全体としてはベタな構造をとりながらも独自性を打ち出すことに成功しています。。。
ただし、問題もあります。多くの方が指摘されていますが、そもそもツォツィが赤ん坊を連れ帰った動機が不明確だし、彼を援助することとなるシングルマザーの心境も不自然です。彼女も母親なのだから、我が子を誘拐された母親の辛さは痛いほどわかるはず。ならば一刻も早く赤ん坊を母親の元に返そうと考えるはずなのですが、彼女は数日にも渡って赤ん坊を手元に置いてしまいます。さらには、ツォツィとギャング仲間の関係も意外なほどサラっと流されていましたが、過去の自分と決別することが本作のテーマなのだから、かつての社会とどう折り合いをつけるのかという点も本作の重要なファクターだったはず。その他、赤ん坊を奪われた夫婦のドラマや、ツォツィに迫る警察の捜査網など、多くの要素が省略されています。ドラマの視点を分散させないようムダを省いた構成とした監督の意図は理解できるのですが、全体としては描写が不足しているように感じます。枝葉の部分にこだわることで核となるドラマが引き立つということもあるわけで、この点について本作はバッサリやりすぎたように思います。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 5点(2013-03-18 00:52:10)(良:1票)
7.題材は悪くないのに、展開が乱暴すぎて気持ちの持って行き場が無い。不良少年の改心を描くのかと思ったが単なる行き当たりばったりの行動という気もするし、その幼さを許すには既に犯した罪が重すぎるし。豊かな国では性善説がもはや成り立たず、生活苦とは無関係に我が子を殺す母親もいるわけだが、貧しい国だからこそ心の品性は失わずにいようというメッセージなのか。セリフ無しで感情の変化を表現できる主演の若者の演技力はなかなかすごいと思った。
lady wolfさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2009-07-23 14:26:55)
6.貧富の差が激しいってことかな。
すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 5点(2009-06-03 13:32:49)
5.微妙ですね。少年は犯罪者だし、子供を両親から奪っているわけだし。話も中途半端な終わり方だと思います。思ったほど起伏がなかったという印象です。
たかちゃんさん [DVD(字幕)] 5点(2009-04-24 16:15:29)
4.倫理とかを履き違えていてイラっとくるところもありましたが、それも監督の意図なんでしょうね。偶然会った赤ん坊の母親が印象に残っています。それと、ラストは劇場版がベストだと思います。
色鉛筆さん [DVD(字幕)] 5点(2009-03-24 22:22:41)
3.やたら今どきな音楽が垂れ流されるが、お話は古臭い。貧困が生み出す諸悪という今さらな図式を声高々に謳いあげているにすぎない。それでも赤ちゃんの可愛らしさは世界共通にして不変なのでその無垢なるものに癒され、突き動かされる悪童の行動を見守ってゆくことは、ありきたりであっても心地悪いということはない。むしろオーソドックスな展開を評価したいくらい。だからこそMTV風な音楽が鬱陶しい。あと、この映画の評とは関係ないけど、これを観て一番思ったのが、非道な犯罪者が赤ちゃんに心動かされるというお話自体が日本じゃ成り立たなくなっているということ。犯罪者がうるさいからと赤ちゃんを床に叩きつけるなんてことが現実に起こっている国。この作品によって、日本が病んだ国なのだと思い知らされたような気がする。
R&Aさん [DVD(字幕)] 5点(2008-06-26 13:53:09)
2.生々しい。
Yoshiさん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-22 08:32:02)
1.《ネタバレ》 ストーリーの展開としては、平気で殺人を犯してしまう主人公が、赤ん坊を車の中に置き去りにしなかった理由がわからない。・・・・全体として強いて解釈すれば、どんな犯罪者にも悪と善とが心中に混在していて、何かのきっかけで、善なるものに目覚めるということなのだろうか。・・・・だけど、これだけの貧富の差、不平等を放置しておいて、赤ん坊の無垢さだけを頼りに、乱れた秩序に平安をもたらしましょう、というのはあまりに安易なような、、、、。極めて治安の悪いヨハネスブルクと言うけど、この映画の牧歌的な雰囲気を見ていると、救いが必要なのは、むしろ先進国の都市の方なのかもしれないと思えてくる。・・・・暴力、犯罪を描いているはずなのに、出てくるのは善人っぽい人ばかりだし、、、、主人公は、無垢な赤ん坊によって善なる心を育むけど、日本では、幼児虐待が増加しつつあるわけです。・・・・・・・・音楽といい、ストーリー展開といい、なんだか高校生や大学生がつくったフィルムを見ているような気がしました。
王の七つの森さん [DVD(字幕)] 5点(2008-01-23 22:58:36)
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【点数情報】

Review人数 52人
平均点数 6.27点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
447.69%
51223.08%
61121.15%
71834.62%
859.62%
923.85%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review4人
2 ストーリー評価 6.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 5.80点 Review5人
4 音楽評価 6.20点 Review5人
5 感泣評価 6.00点 Review5人
chart

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
外国語映画賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2005年 63回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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