硝子のジョニー 野獣のように見えてのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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硝子のジョニー 野獣のように見えて

[ガラスノジョニーヤジュウノヨウニミエテ]
1962年上映時間:108分
平均点:7.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(1962-09-30)
ドラマラブストーリーモノクロ映画
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タイトル情報更新(2022-08-12)【イニシャルK】さん
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監督蔵原惟繕
キャスト宍戸錠(男優)ジョー
芦川いづみ(女優)深沢みふね
平田大三郎(男優)
南田洋子(女優)由美
田中筆子(女優)みふねの母
武智豊子(女優)おきく
桂木洋子(女優)千春
玉村駿太郎(男優)遺骨を持った男
脚本山田信夫
音楽黛敏郎
撮影間宮義雄
企画水の江滝子
配給日活
美術木村威夫
編集鈴木晄
録音沼倉範夫
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1.《ネタバレ》 芦川いづみが人買いに売られる知的障害者を演じる。清楚な知的美人という印象が強い彼女にして、ちょっと驚く役どころ。それに絡む男が二人いるが、彼らとのやり取りのなかで浮かび上がってくるのは、芦川いづみの無垢な精神。虐げられても怒りや憎しみという感情が持てず、自分を売り飛ばそうとした男でさえ健気に看病する。やがて、近しい人に裏切られた過去を持つ男たちが彼女の聖母のような慈愛を認識するというストーリー。知的障害を抱えることと彼女の優しさは無関係ではない。世間に蔓延する悪意の表層しか認識出来ないことで、その優しさが醸成されるのなら、テーマはアダムとイブが知恵の実を食べたところまで遡る。結局、海に身を投げる彼女の心は、誰かを満たしても誰かから満たされることは無かった。重い見応えはあるが答えが見えない映画でした。ファンタジー的な色彩は無いが最近の「空気人形」にそっくり、ってこちらの方が50年近く先に作られていますが…。自分は、芦川いづみがちょっとユニークな女性という程度で、知的障害者らしく見えなかったことが残念でした。近頃は変な日本語を使うコミュニケーションレベルの低い人が多いし、女優に突飛なことをやらせる演出も多い。そんな環境に慣れてしまったからだろう。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-05-22 16:14:17)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5133.33%
600.00%
700.00%
8266.67%
900.00%
1000.00%

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