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人狼 JIN-ROH

[ジンロウ]
JIN ROH:THE WOLF BRIGADE
2000年上映時間:98分
平均点:6.60 / 10(Review 92人) (点数分布表示)
アクションSFアニメシリーズものロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-06-01)【イニシャルK】さん
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監督沖浦啓之
演出神山健治
藤木義勝伏一貴
武藤寿美雨宮圭
大木民夫自治警幹部
堀部隆一巽志郎
坂口芳貞搭部八郎/ナレーション
廣田行生室戸文明
古本新之輔
松尾銀三
松山鷹志
岸田修治
村井克行
長克巳
浜田賢二
幹本雄之
原作押井守
脚本押井守
今敏(構成協力【ノンクレジット】)
音楽溝口肇
佐々木史朗〔音楽・アニメ製作〕(音楽プロデューサー)
石川吉元(音楽ディレクター)
ビクターエンタテインメント(オリジナルサウンドトラック)
撮影白井久男(撮影監督)
スタジオコスモス
野口博志〔撮影〕
製作バンダイビジュアル
プロデューサー石川光久(エグゼクティブ・プロデューサー)
渡辺繁(エグゼクティブ・プロデューサー)
制作Production I.G(アニメーション制作)
橋本昌和(制作進行)
配給バンダイビジュアル
作画西尾鉄也(キャラクターデザイン/作画監督)
トランス・アーツ(動画)
高田明美(首都警エンブレムデザイン)
沖浦啓之(キャラクターデザイン/レイアウトチェック)
岡村天斎(原画)
逢坂浩司(原画)
黄瀬和哉(銃器設定)
出渕裕(プロテクトギアデザイン原案)
Production I.G(動画/仕上げ)
安藤真裕(原画)
石浜真史(原画)
米林宏昌(動画)
吉成曜(原画)
小森高博(原画)
井上俊之(副作画監督/レイアウトチェック/原画)
本田雄(原画)
渡部隆(レイアウトチェック)
古屋勝悟(原画)
三原三千夫(原画)
美術小倉宏昌(美術監督)
平田秀一(背景)
渡部隆(美術設定)
編集掛須秀一
今井剛(編集助手)
山森重之(編集助手)
録音東宝録音センター(効果録音スタジオ)
東京テレビセンター(録音スタジオ)
若林和弘(音響)
その他掛須秀一(ポストプロダクションスーパーバイザー)
溝口肇(composed & arranged by)
IMAGICA(現像)
あらすじ
昭和30年代、首都警察に編成された特機隊。ゲリラ「セクト」の沈静が主要任務だったが、その任が薄まり孤立し始めるにつれ、自治警の監視と牽制目的の為、セクトへの内通が行われるようになる。その任務に就く人狼、「フセ」は悲劇的な運命を辿ってゆく。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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16.《ネタバレ》 最初に延々と解説が入るのは面倒くさい。登場人物の台詞も説明口調で聞きづらいところがある。
映像的には昭和30年代頃の雰囲気を出していたようで、見た目としてはとにかく茶色っぽい印象のアニメだった。今の感覚ではイケメンともいえない男が主人公なのも昔くさい。ほかの登場人物もみな基本的に昭和日本人風だが、赤ずきんちゃんだけはなぜかスカートが短めなのが昔らしくない。過激派は紳士的ではないだろうから、扇情的に見えると簡単に暴行されてしまうのではないか。

内容的には、とにかく共感できない人物ばかりで困る。まず過激派連中は何のために戦っているのか全くわからない。これは人間が無意味に戦いたがるという普遍的真理の表われか、あるいは劇中の戦いが無意味なこと自体を表現しているのか。また主人公が狼扱いされるのも意味不明だと思ったが、これは逆に本来何もない男であって、自分が狼とも思っていないのを周囲に言われていただけかも知れない。
最後の決断も、明らかに迷っていながら結局腰砕けに終わってしまうので落胆させられる。その辺の連中を皆殺しにして逃げようとするなら自分が「猟師」になれたわけで、それで結果的に殺されたとしても人として死ねたはずだ。しかし、そもそも主体的に生きようとする意志のない奴だったため、ここで死んでいいのかどうかも自分で決められなかったのではないか。結局は狼のように、群れの掟に従うしかない悲しい生き物だったということらしい。君には失望した。
どうも無理やり人か狼か選ばせるシチュエーションを作ったようで素直に納得しかねるところもあるが、要は題名の「人狼」とは、ファシズムとかコミュニズムその他の全体主義なり集団主義に適合した人間のことなのかという気はした。流されたり乗せられたり取り込まれたりせず、まずはしっかり個を確立しろというメッセージだとすれば、現代にも通じるところのある映画かも知れない…何か大昔の映画でも見せられたような気分でいたが、必ずしもそうでもなかったか。

ちなみにこの映画を見て、狼というのは孤高の英雄には向かない生物だと改めて認識させられた。それよりは、獅子にせよ虎にせよネコ科動物の方が雄々しいキャラクターに向いている(何気にネコ派アピール)。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2021-05-15 09:13:01)
15.《ネタバレ》  暗いしわかりにくい。アニメならではの良さが感じられない。でも世界観や雰囲気は好きです。アニメーションもなめらかで良い感じだし、戦闘シーンは特に良い。適度に過激で程よい匙加減です。
 ラストの戦闘はどうかと思いましたけどね。強化服に身を包み、どれだけ撃たれても『カキーン。カキーン。』じゃ、緊迫感も高揚感もあったもんじゃないです。味気なさすぎます。
 まあですが本作の最大の問題点はやはりストーリーのわかりづらさでしょう。
 はっきり言って、状況、ストーリーを理解するのにかなり頭を使わなければならないので、アニメを純粋に楽しむことができません。
 それに、『難解』なのと、『不親切』なのは、また違うと思うんですよね。ついでに言うと、『暗い』作品は嫌いではありませんが、『暗いだけ』の作品は嫌いです。
 ラストシーンだって、主人公が撃ったのか、狙撃手が撃ったのか、よくわからなかったのですが、レビューを見てみると、どうやら撃ったのは主人公のほうのようですね。確かにテーマ、ストーリーともそのほうが合致しますし。
 だとしても、これじゃあ、この作品中のいろんな箇所でいろんな人の誤解や曲解を招いきかねないです。それは観ている側の責任ではなく、製作者側の責任ですので、世に出す以上は『難解でもわかりやすい』っていうプロの技を見せて欲しいものですね。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-07-03 05:26:01)
14.重い。
暗く、重く、笑える箇所も救いもない。

冒頭の、長くややこしい説明のナレーションで、この映画の設定はこうである!と強制的に押しつけられるのはどうかと思った。
そして、どのキャラも心が無いように見えるほど淡泊に描かれているため、感情移入ができない。

どうして主人公が彼なのか・・・という疑問は終盤で解決されたが、だからといって残るのはやるせなさだけ。

アニメーション作品として発表するなら、アニメではないと表現できないことをやって欲しい、しかしながらこの作品には、そのようなところはみられない。
極端に言えば、実写でも撮れる作品。
アニメでしかできないことを表現したいから、アニメーション作品を作るのではないのか?と疑問に感じた。

個人的な意見だが、暗い映画は実写だけで十分。アニメ映画にはせめて、一筋でも光が欲しい。

Sugarbetterさん [DVD(邦画)] 5点(2011-01-27 17:27:00)(良:1票)
13.《ネタバレ》 【伏】特機隊の諜報部隊「人狼」。ゲリラ「セクト」の武器の運び屋「赤頭巾」の少女を撃てなかった。少女が自爆し、負傷を負う。もう一人の少女圭は撃てた。そして狼になった。【圭】赤頭巾だったが、警察に捕まり、公安のスパイに。命令で伏を騙すつもりが騙される。【感想】◆底が浅い。少女達はどうして赤頭巾になったのか。そもそもゲリラの目的は?その辺りの消息が不明なのが欠点。殺される側の人間像を深めることで、より悲劇を演出できた筈。圭は伏と一緒に死んでもいいと思っていた。だがそれは映像からは伝わってこなかった。◆殺す側の伏は、少女を射殺するのに躊躇する人間性を持っていた。圭と出会い、心を通わせてゆく。無表情なのでわかりづらいが、心は許していた筈である。だが命令により圭を殺す。人間を脱ぎ捨て獣に成った。「そして狼は赤頭巾を食べた」その間何が彼に起こったのか?彼は罰として再訓練を受けていたが、圭拉致の命令を受け実行。ただそれだけ。心の成長や葛藤が見られない。だから感情移入しにくい。しかも騙されたのではなく、騙していた側。正義の味方でもなく、仁義を重んじるわけでもなく、人情に厚いわけでもなく、少女を愛することもできない。人の皮を被った狼になる必然性が感じられない。人間性を失ってまで得たものは何?観客を納得させるものがあるだろうか。◆登場人物に血汗が通っていない。観念で作り出した人物のように思える。少なくとも悲劇の少女は可愛いさがなくてはだめだろう。冷血なスパイではなく、転向させられた女なのだから。◆特機隊といっても強化服等や暗視カメラなどの装備が優れているだけ。個人としての凄さが感じられなかった。見せどころの銃撃戦も突っ立っているだけ。普通服なら殺されていた。つまり戦闘員としての魅力も薄い。「007」のようにスカッとしたアクションがほしい。◆諜報戦を描くのはいい。相手をスキャンダルの罠に嵌めようとして、逆に罠にはまったという展開は意外性があって面白い。だが、警察の内部闘争・内輪もめというのはいただけない。警察が多くの仲間を殺しておいてただで済むわけがない。そこには正義のためという観念がない。警察の犯罪や警察の殺し合いは後味が悪いだけ。その上拉致した少女を殺す。そんなこと警察がするわけないと皆思う。設定に無理があるのだ。冒頭世界観を説明していたが、活かしきれていないと感じた。
よしのぶさん [ビデオ(邦画)] 5点(2010-06-25 04:37:16)
12.《ネタバレ》 良くも悪くも押井色の強い作品。彼の扱いたい時代設定や物語の雰囲気は渋くてカッコいいので好きな方だ。本作もそういう意味では味があって良かった。でも、全体的に暗い、地味であるという印象は否めない。盛り上がりに欠けて、特に終盤に至るまでは若干つまらなくも感じた。しかし、終盤にかけての「赤ずきん」の物語とシンクロしていくような展開にはひきつけられるものがあって良かった。そして、あのラストは切なくもあり印象的で、安易にハッピーエンドにしなかったのが良かった。
スワローマンさん [DVD(邦画)] 5点(2009-10-25 22:34:48)(良:1票)
11.友人に勧められて観ましたが、絵的に好きになれませんでした。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-10-13 10:20:36)
10.《ネタバレ》 哲学面がそれほど強く出ていない分見易いものの、やはりごちゃごちゃしている印象。人を殺すのに機関銃で必要以上に撃ちすぎなのはアニメ的な派手さを求めたが故だろうが、他がリアルなだけにここだけ浮いて気分を削がれる。結構期待して観たんだが、なんだか物足りない。感情移入のさせ方が下手なんでしょう。
MARK25さん [DVD(邦画)] 5点(2007-05-05 21:36:53)
9.うーん、狼男系なオカルトモノを想像していたので、アレレ?な感じで、なんかよくわかりませんでした。あと女の子の声にちょっと違和感。

ないとれいんさん 5点(2004-11-14 19:38:38)
8.ストーリーはけっこうよかったんだけどなー伏線もいいし、でもいまいち乗り切れなかったかな
LYLYさん 5点(2004-06-24 20:32:58)
7.素直じゃないところがいかにも押井作品らしい感じです。決して難解にすることが良いことではないんですけどね。アニメとしては、描き込み、枚数、そして動きと、スタッフが頑張っているんですけどね。難解であるがゆえに、本来表現したかっただろう切なさが描ききれていないことが残念に感じます。
tantanさん 5点(2004-06-20 21:02:10)
6.あ~んまり好きなストーリでもキャラクターでもない。でも、対戦直後の日本を、こーゆー舞台にのっけて仮想世界つくって、遊んでるんだーってのに、ちょっと新鮮な感動を覚えたので、この点数。
ちっちゃいこさん 5点(2003-11-13 14:26:54)
5.安易にハッピーエンドにしてない所がいい。余韻が残る
ノマドさん [映画館(字幕)] 5点(2003-11-01 13:22:51)
4.よくわからなかった。自分には難しすぎたかな…?見終わった後も暫く切ないまま…。
キリィさん 5点(2003-07-06 23:12:11)
3.情報戦の重大さを改めて教えてくれた気がします。キャラクター達の息づかいがエロさを感じさせてくれます。
明大さん 5点(2003-05-31 20:28:51)
2.陰鬱な作品で見終わった後、とってもブルーになりました。雰囲気は好きなんだけど・・
まりんさん 5点(2003-03-24 19:45:40)
1.結局、「犬狼伝説」、「ケルベロス・・」のシナリオの焼き直しって感じがするなぁ。押井の最近のネタってこんなのばっかりでしょ、食傷だよね。元々そういう人だからしょうがないんだけど、もうちょっとオリジナルなシナリオを展開できなかったのかなぁ。「紅い眼鏡」、「ケルベロス」、「人狼」と元ネタは同じなだけにもうちょっと気の利いたネタが出来なかったのかと思います。どうせなら「西部新宿戦線異常なし」で映画作って欲しい。
奥州亭三景さん 5点(2001-10-29 13:03:52)
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【点数情報】

Review人数 92人
平均点数 6.60点
000.00%
100.00%
266.52%
322.17%
477.61%
51617.39%
61213.04%
71718.48%
81111.96%
988.70%
101314.13%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review3人
2 ストーリー評価 7.50点 Review8人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review7人
4 音楽評価 7.00点 Review6人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
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