13.《ネタバレ》 こういうのって「思っていたよりも面白かった」っていうのが個人的な感想として多い。
この”踊る大捜査線奴らを解放せ”よもそんな感じだ。
観る前は見る気もしないようなホントつまらなそうな印象だった。
でも”踊る大捜査線レインボーブリッジを封鎖せよ”も以前に見ていたので、
なんだか登場人物のキャラに思い入れができていたのですんなりと世界観に入れた。
警察署内部からみた視点がなんとも面白くて、上司など滑稽に描かれているところも楽しめる。
当時の流行や文化も微妙に取り入れているので
ちょっとした懐かしさもあって楽しめる。
ギャグは微妙に癖になるところがある。
たとえば主人公が死ぬ気で頑張ろうとしたときの部下との温度差とか個人的には面白かった。
ただ映画などを見るときには通常のテレビドラマ以上のものを期待してみる事が多い。
ドラマの映画化なんかを見るといつも思うことだけど、
テレビドラマと同等のものを2時間も映画として見せられて満足する客はドラマの熱狂ファンだけだろうと思ってしまう。
ハンニバルレクターの女性版みたいな人物が出てくるがまったく内容がないみたいなのでシラケる。
真犯人の思想は突拍子もないので頭悪い人だとしか思えなかった。中二かもしれない。
そもそもなぜ観る気がしないかって究極的に僕は織田裕二が何故か好きじゃないから。