7.俗物を軽蔑しながら誰よりも俗物な自称・芸術家夫婦の自爆旅行記。不毛の砂漠を舞台にした不毛の夫婦関係でベルナルド・ベルトルッチが描くのは、冷酷で強大な自然が如何に美しく、か弱くちっぽけな人間が如何に愚かかということ。タイトル的には“The Sheltering Sky”よりも“The Isolating Desert”という方が相応しいです。この流浪の物語から何か哲学的な命題でも導き出せれば面白いのかもしれませんが、私もどう受け止めて良いものやら解りませんでした。唯、映画後半のテーマは「後悔」だったんでしょうかね。「後悔先に立たず」とは良く言ったもんです、5点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-15 00:07:26) |
6.モロッコ旅行へ出掛ける前に、気分を盛り上げようと思ってみたらかなり行きたくなくなりました。実際行っても、なるべく生ものは食べないようにしました。気をつけていたにもかかわらず、結局食中毒にかかってしまいましたが、あそこまではひどい所じゃないです。文句を言いつつも、モロッコの風景は本当に素晴らしいところが多く、映像もうまくそれを表現できていると思います。 |
【虎尾】さん 5点(2003-12-13 00:19:50) |
4.映像も、音楽も、役者たちも、もう完璧。というか、ベルトルッチ監督としても、自己の「映像作家」としての集大成的な凄みを感じさせて、圧倒される。その意味じゃ文句なしの大名作になるはずが、ポール・ボウルズによる原作が持つ超越論的ニヒリズム(?)の深遠さの上っ面をなぞっただけの中途半端さが命取りに…。思うにベルトルッチは、結局のところヒューマニズムを捨てきれないんだなあ。それが彼の魅力でもあるんだが。 【やましんの巻】さん 5点(2003-09-04 17:14:04) |
3.劇中、旅の最初と最後にじっと優しい目でみんなを見つめているじいちゃんは原作者だそうです。DVDの方が絶対おすすめ!解説など色々楽しめました。音楽が印象的と思ったら坂本氏でした。 【丸子】さん 5点(2003-04-16 05:29:48) |
2.はっきりしない内容とストーリーと映像美の良いとこ取り、という感がある。もっと壮大なストーリーにして欲しかったのと先を急ぐような展開がもう少しはあっても良いんじゃないかと思った。まったり雰囲気を楽しむのなら良いかも。 【恥部@研】さん 5点(2002-12-18 14:45:31) |
1.話は別に面白くなかったけど、マルコヴィッチの表情が印象的だった。目が恐いっス。 【ケン太】さん 5点(2001-08-06 05:18:21) |