3.《ネタバレ》 ポランスキーは、男性表現者として、一番やってはいけないことをやっている。しかも「シェルブール」のカトリーヌドヌーブさんでこういう映画創っちゃうんだもん。映画好きなら分かるんだよね。あ、これはヒッチコックだねって。でも頭のいいヒッチコックが、何故こういう作品を撮らなかったかってことをもう少し考えるべきでした。結局、映画愛が勝っちゃたんだね、この人。でも後に「ローズマリーの赤ちゃん」の件での惨劇を迎えるわけだから、表現者はよく考えないと、誰を敵に回すか、分かったもんじゃない。年取って、ようやく「ゴーストライター」のような良質の娯楽もんを撮るようになって、観る側もほっとします。あ~、監督、ようやく「幸せ」になったのかなぁって・・。