ヘレディタリー 継承のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ヘレディタリー 継承

[ヘレディタリーケイショウ]
Hereditary
2018年上映時間:127分
平均点:6.05 / 10(Review 43人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-11-30)
ホラー
新規登録(2018-11-13)【ヴレア】さん
タイトル情報更新(2024-02-11)【イニシャルK】さん
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監督アリ・アスター
キャストトニ・コレット(女優)アニー・グラハム
アレックス・ウルフ(男優)ピーター・グラハム
ガブリエル・バーン(男優)スティーブ・グラハム
アン・ダウド(女優)ジョーン
藤貴子(日本語吹き替え版)
仲野裕(日本語吹き替え版)
脚本アリ・アスター
製作総指揮ガブリエル・バーン
トニ・コレット
配給ファントム・フィルム
あらすじ
疎遠にしていた母エレンを亡くしたアニーは、夫と長男・長女の4人家族で暮らすドールハウス作家。彼女は過去の出来事による特別な感情によって、母とは距離を保って暮らしていたのだが、突然の母の死によって不安定な精神状態に。また、長女は生まれながらにして風変わりな性癖の持ち主であり、祖母の死を経て更に孤独な状況に。そんなある日、アニーの勧めで二人揃ってパーティに出掛けた兄妹に悲劇が降りかかる。現実を受け止めきれないアニーは、混乱の果てに亡くなった母の遺品から忌まわしい事実を知ることになるのだが…。監督、脚本は、本作が長編デビュー作でありながら、数多くの評論家やホラー映画ファンから高い評価と支持を得たアリ・アスター。
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8.《ネタバレ》 撮影場所はユタ州だそうである。ゲゲゲハウスのようなのが目を引くが、こういうのを好んで作る人々も実際にいるらしい。
ホラーとしての見た目でいえば、大して怖くないが雰囲気は悪くない。序盤では、まずは祖母の遺影が生きているかのような気色悪さを出していた。またその後に部屋に出て来た姿が二次元的に見えたのは、いわゆる霊感のある人々の話でもそのように表現したものがあるので現実味があった。背景音や音楽でも凄味を出している。
個別の場面では、兄が「大丈夫だ」(字幕)と言ったので、大丈夫でないだろうがと思ったがなぜかそのまま帰って来てしまい、朝になってから母親がギャーと叫んだのがなかなか衝撃的だった。頭部をおいて来たのはさすがにまずい。

ドラマとしてはあまり印象に残るものがない。家族関係ではこれまでいろいろ確執があったようだが、そもそも特殊な家庭のようなのであまり突っ込む気にならない。家族のうち本当の重要人物は誰かをめぐるサスペンスという面もあったかも知れないが、別にどうでもいいので勝手にしろと思って終わりだった。
また家系に関わる心霊物かと思っていたら、結局最後はカルト教団の話になっていたのは残念感がある。古代からの由緒正しい悪魔らしいが西洋世界限定のものにしか思われず、また教団も地方のマイナーな集まりのようで、ここから世界支配を企むといった大がかりな展開になりそうもない。現に自分のいる世界との接点がないので身辺に迫る怖さを感じない。
これでアメリカ人がどう思ったかわからないが、少なくとも自分としては人類普遍のものが表現されているとは見えなかった。

なお母親の作っていたミニチュアは少し興味深いところがある。建築模型でなくドールハウスという言い方になるようだが、ギャラリーで個展をするくらいなのでアート作品として作者の精神世界を表現し、見る人を引き込む力があるものだったらしい。制作の動機としては、自分にとって好ましいとも限らない周囲の世界をミニチュアにして受け入れて、自分のものにしたい(支配したい?)という欲求があったというようなことか。よくわからないがその心理は知りたいと思った。
この家系はこれまで精神面でいろいろ問題が生じていたようだが、その精神性を芸術性に転化して社会生活に生かすことができていたと思えば、今回の件でそれが断たれてしまったのは残念ということにはなる。娘にも素質はあったらしい。
かっぱ堰さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-06-10 10:00:07)
7.《ネタバレ》 途中からフィクションとオカルト色が強くなり、ラストの宗教団体の登場にて、実話ベースのホラーに慣れた自分としては、ガッカリしてしまった。長ったるくて少々分かりにくい描写だが、俳優陣の真面目な演技に甘めの点数。

※欧米には、悪魔崇拝している団体が未だにいるの? 嫌だね~。
festivaljapanさん [DVD(吹替)] 5点(2021-09-19 15:23:48)
6.《ネタバレ》 怖いは怖い。だがそれは恐怖ではない質の怖さ。正直なところよく分からないですが、陰鬱な気分にはなります。伏線がたくさんあったとのことですが、到底もう一度観てみようという気にはなりません。
いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-08-13 00:01:09)
5.同監督の「ミッドサマー」に続き鑑賞。
グロいしショッキングだし、鬱映画ハンパない。

最後まで展開読めなかったのは凄かったけど、
オカルトがなんか納得感が薄いなぁ。
何の落ち度もないお父さん可哀相すぎ。

どちらの作品も「死」が軽んじられてる気がして、
この監督の作品はあまり好きじゃないなぁ。
同監督の三作目が出てもたぶんもう観ないです。

ホラー映画なんて好き好んで観るもんじゃないな。
と、改めて痛感させてくれた監督・作品でした。
愛野弾丸さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-02-10 10:45:02)
4.《ネタバレ》 昨日ちょうど始まったので苦手なホラー映画を観てしまいました。
怖いっていうより不快感がハンパないんです。で、肝心の話の内容は目新しくもないし面白くなかったです。

まずあの家、廃墟に無理やり家族で住んでるみたいな。不潔感とジットリ感がまとわりついてるようで不快です。
アニーが作るドールハウスはあんなにカラフルで可愛らしいのに。
極めつけは娘の顔。なんなんですかあの子は、不快で不気味です。
悪魔崇拝とか悪魔ペイモンの復活とかちっとも怖くないし、勝手にやっててくれって感じなんですけど、トニ・コレットなんです。彼女の悲鳴、暴言、怒鳴りわめき散らかす声、あの怖い顔。
アニーというよりトニ・コレットの存在がもうホラー、いちばん怖い恐ろしいのです、不快でした。
夫役はガブリエル・バーンだということは後半になってやっと気づきました、なんかいちばん気の毒でした。
ホラーの傑作とか絶賛されていたみたいですけど、なにがそんなにいいのかちょっとよくわかりませんでした。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-12-13 18:41:09)
3.オカルト類ホラーではあるが、背筋も凍るような怖さは無し。しかし描写がいちいち湿って胸糞が悪い。
また娘が個性的過ぎて不気味すぎる。これはいちばんのインパクト。
変態的趣味な監督。次作ミッドサマーも宗教的で気持ち悪い。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-09 20:43:22)
2.《ネタバレ》 評判が異常に高いので観てみたけど、ただ陰鬱なオカルト映画って感じ。
陰鬱な家庭ドラマが延々と続き、精神不安定なお母さんの終始ヒステリックな演技に辟易。「怖い」という前に旦那さんや息子が気の毒で仕方なかった。
「安直な手法では怖がらせない」という評を色々なサイトで見たけど、結局怖かったのは娘と母の首チョンパ。「悪魔の眷属に加わるには首を差し出さないといけない」とか何か理由があればいいけど何も無い。最後に出てきた他の家来はみんな首あるし。必然性のない残虐描写って安直な手法じゃないのかな?
そもそも大抵の日本人には「悪魔が怖い」という本能的な恐怖が無い。最後の悪魔の偶像のチャチさ加減は何の茶番劇かと。同じ悪魔ネタでも「ローズマリーの赤ちゃん」とか「エンゼル・ハート」のようにお話が良く出来ていれば見応えあるけど、本作はそれに遠く及ばない。
ほとんどBGMの無い中で、最後のタガの外れたポポル・ヴーのようなラストシーンの音楽は良かったです。
番茶さん [DVD(字幕)] 5点(2020-02-29 17:50:27)
1.《ネタバレ》 期待し過ぎて駄目なパターンでした。母ちゃんのヘッドバンキングなど絵的にクスッとくる場面はあれどもホラー的な怖さはほとんど感じなかったですね。既視感がかなりあったのでホラー慣れしてない昔だったらもう少し楽しめたかな。
息子がどうみても両親の子供じゃないのが気になった
映画大好きっ子さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-08-22 19:44:03)
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【点数情報】

Review人数 43人
平均点数 6.05点
000.00%
100.00%
200.00%
349.30%
449.30%
5818.60%
6716.28%
71125.58%
8818.60%
912.33%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 2.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人
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