1.《ネタバレ》 もう完全に一見さんお断りの超マニア向け映画でした。自分はアメコミ原作を全く読んでないし、映画界の裏側の情報もひと握り程度しかないから、随所に散りばめられたネタの数々にそこまで狂喜乱舞したりニヤニヤすることもなく、ただただそこで起きている現象を眺めているだけでした。まあでもそれなりには分かるネタもあることはあったので、全然つまらなかったわけでもなかった。20世紀FOXとかキャプテンかと思いきやからのファンタスティックフォーとか(笑)
虚無世界ていうのが出てくるんだけれども、その世界がどういった世界なのか漠然としすぎていて、とにかくだから「虚無」であることの意味が全然伝わってこない。
クライマックスは最強の敵とやっぱり激しいバトルをしてほしかったな~...。まあ敵の能力があまりにもチートすぎて勝負にならなすぎるけどね。てかそんなにチートな能力者をよくまあ捕まえてあの虚無の世界に送り込めたもんだ。
とにかく主人公デッドプールも言ってたけど本当にもうマルチバースはいいかなって。なんでも出来ちゃうからもう感動もクソもなくなっちゃうんですよね。今回の原作コスチュームウルヴァリンだって、結局マルチバースだからはい!一丁上がり!てなったわけで、特にそれがあまり感動へと昇華されないんですよ。例え最後にマスクを被っても、ね。
今後デッドプールとウルヴァリンがMCUとどう絡んでいくのかはこの映画ではまだ明かされなかった...ただ現段階では「アベンジャーズ VS X-MEN」なる作品の制作は発表されているから、このウルヴァリンなのか?違うウルヴァリンなのか?まあお楽しみは先ってことですね。