17.《ネタバレ》 日本軍イコール悪のような描き方になっていないのは好感持てますが、半自伝的小説の映画化の割には主人公の少年の言動に説得力が感じられません。祖国を見たことがない大富豪の息子が、日本軍の進駐により大混乱の中両親とはぐれて環境が一変し、屈辱とひもじさを経験しながらしたたかに生き抜いていくストーリーに生存本能の逞しさは伝わってきますが、そもそもピュアで無邪気風な主人公のキャラクターに魅力が感じられないので殆ど共感できませんでした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-05-05 00:01:15) |
16.《ネタバレ》 大人のズルサ・汚さに対する少年の葛藤や怒りみたいなものがもう少しあってもよいような気もするが、子供時代はそこまでわからないし、ただ大人達に付き従うしかないのかもしれないなと思ったり。他方、大人になってみると、少年時代の感覚というのはもはや理解できないもので、結果作品自体もわかり難くなってしまったような。いろいろと解釈はできるんでしょけど。「原爆が戦争を終わらせた」的な米人主張を最後に持ってくるのはいかがなもんなんですかねえ。日本人としてはその点で減点せざるを得ないです。 |
15.敵とか味方といった大人の事情ではなく、美しいもの、強いものの惹かれる少年の柔らかさとしたたかさと脆さが、きちんと描かれていたように思う。ベイシーや医師など周りのキャラクターもいいし、美しく印象的なシーンも多い。だから、いい映画だったなあといいたいところなのに、映画のそのものはなぜか退屈だった。脚本も演出にも、なにか心をぐっとつかむような力強さに欠けるんだよなあ。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-07-24 10:02:37) |
14.《ネタバレ》 セリフが少なくて把握しにくい箇所や、場面と場面のつなげ方など、多少作り方が雑というかあの監督らしい丁寧さがこの作品ではあまり感じられなかった。笑える場面と言えば主人公の親友である日本人が撃たれるところ。日本刀持ってあんな格好して果物切ろうとすれば、ピストルで撃たれるのは当然なわけで、本来は悲しい場面なんだろうがアホなおかげで笑えてしまった。でもまあガッツ石松が出てきたってことでOK牧場? 【くうふく】さん 5点(2004-09-14 11:57:03) |
13.主人公の少年と3人の日本兵の敬礼シーンは印象に残る。 【リーム555】さん 5点(2004-07-27 20:30:50) |
12.ガッツ、ガッツ、ビバガッツ!ガッツに言わせりゃスピルバーグもただのおっさん!(ぎゃふん) コレとカラーパープルとアミスタッドはスピルバーグの中でもよくわかんない3本セットです・・すみません。 【★ピカリン★】さん 5点(2004-07-08 23:01:52) |
11.視点は良かったがイマイチ退屈。伊武雅刀はすごく良かった。 【ゆきむら】さん 5点(2004-04-16 16:33:11) |
10.僕は心のどこかでスティーヴン・スピルバーグを尊敬してるみたいなんだけど、 冷静になって考えてみると僕は彼の作品をほとんど見ていない。 映画館で見た作品となるとこれとフックの2本のみ。 しかも、これはあんまり面白いと思わなかった。 とりあえず長いという印象しか残っていなくて、 ラストの長崎が感慨深かったという以外に書くことが思いつかない。 可も不可も無く、普通の反戦映画ということで、この点数です。 【もとや】さん 5点(2004-03-29 07:42:35) |
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9.《ネタバレ》 山田隆夫と少年のやり取り以外は、戦時中の日本人をよく描いていると思う。戦争映画はほとんど途中で眠る私ですが、最後まで見れました。原爆の光を天使の光と言った少年の言葉が印象的。 【吉澤】さん 5点(2004-03-23 21:30:29) |
8.どうにもテーマが受け付けられなかった。前半辺りまでは以後の展開に期待してた分、肩透しを喰らった感じ。 【亜空間】さん 5点(2004-02-23 18:58:58) |
7.残念ながら..途中までは、いい感じだったのに..そこそこ楽しめる程度..の作品.. でも、日本人以外の監督が撮った映画で、一番まともに日本人が描かれているのには、正直驚いた... 【コナンが一番】さん 5点(2004-02-04 17:09:33) |
6.エンターテイナーのスピルバーグの作品の中ではつまらないもののうちのひとつ。心にも残らないし。 【いかりや800】さん 5点(2003-09-01 01:21:43) |
5.子供と戦争てな話?子供の視点から見た戦闘機、アメリカ人、日本兵、原爆の閃光ていう解釈がある意味こわい。ようやく戦争の恐ろしさを知ったラストでクリスチャン・ベールが見せる虚無の表情の演技が素晴らしい。 【てん】さん 5点(2003-04-21 01:53:34) |
4.いろいろ手を広げすぎて、収拾がつかなくなってしまった感じ。というより、撮りたいシーンがいくつかあって、それに合わせて脚本を考えたんじゃないかと思う。いくつかの映像は確かに印象的だが、全体としては、大人が無理矢理子供の目線に合わせたようなちぐはぐさが漂っている。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 5点(2003-02-05 23:43:50) |
3.「いと高き御方様」が戦争という時代のせいで「ずる賢いガキ」に変貌してしまったことそれ自体は哀しい。しかし前者も後者もどっちにしろ見ててムカつく。少年の成長か、反戦か、飛行機への憧れか、親に会いたい気持ちか、話のポイントが絞れてないのもマイナス。良かったと思うのはジムと飛行隊員が敬礼するところと、原爆の閃光のところ。「神が写真を撮った」瞬間800km先では人類史上最も悲惨な光景が広がっていたことを知った時、ジムはどんな思いだろうか。 【C-14219】さん 5点(2002-12-09 14:52:38) |
【ボバン】さん 5点(2002-07-06 00:48:19) |
1.残念ながらこの手の映画は苦手です。少年が時代の流れに身を任せるだけで、強い意思や希望を明確に打ち出していないので心の置き所を定められぬままに見終わってしまいました。(両親との再会や飛行機への憧れ等をもっと強く持った方が観やすかったと思う) 【KEN】さん 5点(2002-06-26 02:53:52) |