3.《ネタバレ》 友達と見てて『奥さんひどい!』『え?ラストの笑み見てわからん?奥さんは裏切ってないんだよ』『違う、違う、多少若くて美人でも古女房。うまいこと縁切ったんだってば・・じゃなかったら、信用させる為に寝させる?違う方法あるでしょ』と三者三様(自分は最後の考え)。・・他にも解釈は考えられるけど、ともあれ、誇りを失っていない不敵な笑みのおかげで救われるラストは好き。・・でも全体的にプロのみせる攻防が描き切れてなかった感じがある。アル中おばさんがいなくなるのなんて、計画が狂ってもスマートってのを見せたかったのかも知れないけど、殴ってすむぐらいなら、空港監査官に思わせるなんてまどろっこしすぎた。あと小さなどんでん返しが多くて、『やられた!』って思える見せ場がない。結局、撃ち合い・・スマートに出し抜いて欲しかったなー。デビッドマメット監督『スパニッシュプリズナ-』のときも思ったけど、あらすじやセリフいいのに、ちょっと物足りない。脚本業は一流、監督業は・・・ってところなのかな。。熟年強盗団ってコンセプトが好きなのと、マメット”監督”今度こそ!と、過剰に期待してしまったので・・辛口です。