ドクター・モローの島のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ドクター・モローの島

[ドクターモローノシマ]
The Island Of Dr. Moreau
1977年上映時間:99分
平均点:6.05 / 10(Review 19人) (点数分布表示)
ホラーサスペンスSF小説の映画化
新規登録(2003-09-28)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-11-03)【イニシャルK】さん
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監督ドン・テイラー〔監督・男優〕
演出伊達康将(日本語吹き替え版【1990年日本テレビ】)
キャストバート・ランカスター(男優)
マイケル・ヨーク(男優)
バーバラ・カレラ(女優)
ナイジェル・ダヴェンポート(男優)
リチャード・ベースハート(男優)
小林勝彦(日本語吹き替え版【1990年日本テレビ】)
堀勝之祐(日本語吹き替え版【1990年日本テレビ】)
土井美加(日本語吹き替え版【1990年日本テレビ】)
加藤精三(日本語吹き替え版【1990年日本テレビ】)
嶋俊介(日本語吹き替え版【1990年日本テレビ】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【1990年日本テレビ】)
小室正幸(日本語吹き替え版【1990年日本テレビ】)
立木文彦(日本語吹き替え版【1990年日本テレビ】)
笹岡繁蔵(日本語吹き替え版【1990年日本テレビ】)
青木義朗(日本語吹き替え版【1980年日本テレビ】)
田中秀幸(日本語吹き替え版【1980年日本テレビ】)
山内雅人(日本語吹き替え版【1980年日本テレビ】)
藤本譲(日本語吹き替え版【1980年日本テレビ】)
平林尚三(日本語吹き替え版【1980年日本テレビ】)
水鳥鉄夫(日本語吹き替え版【1980年日本テレビ】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【1980年日本テレビ】)
原作H・G・ウェルズ「モロー博士の島」
音楽ローレンス・ローゼンタール
撮影ジェリー・フィッシャー
製作総指揮サミュエル・Z・アーコフ
配給松竹富士
特殊メイクジョン・チェンバース
録音デイヴィッド・ヒルドヤード
字幕翻訳清水俊二
あらすじ
 機関士のブラドック(マイケル・ヨーク)は、乗っていた船が嵐で遭難、ボートで17日間漂流し、孤島に流れ着く。水を探し孤島を歩きはじめる。すると、何か生き物の気配が。正体不明の何かから逃げるうちに、罠のようなものにかかる。そして気がつくと、ベッドで寝かされていた。いったいここはどこなのか・・・
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5.《ネタバレ》 確かに私も子供の頃にテレビで観ました。当時は怪獣映画を観ることど同義だったような…。エンドロールを見ているとライオンマンとかタイガーマンとかハイエナマンといった具合に動物の名前が並びます。丁寧に全部作り分けてたんですね。製作年度の1977年って「スター・ウォーズ」の年ですが、特殊メイクなどは技術が驚異的に進歩する一歩手前って感じで、手作り感に味があります。先日観直したところ、これはけっこう深い話だと思いました。やっていることはマッド・サイエンティストそのものだけど、モロー博士の紳士的・理知的な態度で倫理的な考察へ導く土壌を作ります。彼は科学の探求とは別に、作り出した動物人間を御するために「掟」を作り、「私がお前たちを創った」と言い、「死」を禁じます。これは動物人間側からは明らかに宗教であり、博士は「神」に他ならない。博士自身には「神」を気取るつもりは無かったが「死」の教義を破ったために暴動が起きて、動物人間たちの怒りが博士に向けられてしまう。これを啓示と取るならば、生物の形態に人間ごときが手を出して「神」に成り代わろうとしたために怒りがくだったと解釈できます。当時、生物工学の先端がどのあたりにあったのかは不案内ですが、警鐘を鳴らしている映画だったのですね。最近までただのゲテモノ映画と思っていました。ごめんなさい。
アンドレ・タカシさん [地上波(吹替)] 5点(2011-01-16 19:56:00)(良:1票)
4.子供の頃にテレビで見ました。
とにかく映像が暗くて、湿っぽくて、絶望的で、閉塞感があって、怖かった。という印象しかありません。
怖かったと思わせるということは 映画としての役割を立派に遂げているんだと思います。
大人になった今、不思議ともう一度見てみたいと思っています。
STEVE-Oさん [地上波(吹替)] 5点(2006-04-16 11:14:59)
3.《ネタバレ》 H・G・.ウェルズなんですよね。この原作者ってほんと飛んでます・・

SFで飛んでるのはまあそこそこついてゆけるのですが、

猿の惑星っぽいメイクは(もちろん未見苦手だから)ついてゆけない・・

しかもかなり演出は濃いですよ(苦笑)

良心的なハートウォーミング白黒映画を続けて見たあとだったので違和感(爆)

要するにモロー博士は神になろうとしていて、

医学を高じれば人間を人間が作ってしまえるようになる愚かさは、

医学ホラーの元祖ともいえますが・・(その元祖の獣人島は未見)

やはりどう考えてもトラやライオンから人間にはなれないでしょう・・

医学ホラーとしてみれば脳を移植する方が怖くてリアルですね。

すべて血清注射のような処方で獣を人間にするテストをしているのです。

人間の命令に背けば苦しみの部屋だっけ?に入れられるという拷問が待っており、

この設定は日本のアニメでもよくありました(デビルマンとか)

原作が面白いんですよね。しかし実写は濃い(笑)

飼い犬に手を噛まれるというオチでモロー博士の末期はもろホラーです。

昔テレビで観た記憶がありその場面でようやく2度目の観賞だと思い出しました。

それと門番役の獣人もなぜか覚えていた。

門を境に吊り上げられた博士の死体、ここらは哲学的でもあります。

何度実験してもやがては元に戻るのはなぜなんだと言う博士の言葉は、

人間は人間でありトラはトラにしかなれない当たり前の不条理さです。

遠い昔に神が創った命が進化であり歴史なのに、

それを人間の手で作れれば医学の発展だと考えている。

博士がしていることは進化または退化の強制であります。

こういう題材を見ると同じH・G・ウェルズ原作のでも、

「宇宙戦争」の(新しいほうのです)オープニングはわかりやすく品があった。

植物の細胞から見せてゆきエンディングでは神が創ったと語ってました。

神が創ったのだから人間は一番偉いということこそ怖いんですが・・

まああんまり好きな題材ではないんですよね。

しかし遺伝子レベルから操作したり、

人間の体に他の哺乳類の臓器を移植させることなんて、

難しいことではない未来が怖いです~

アルメイダさん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-09 15:21:51)
2.マイケル・ヨークとかバーバラ・カレラとか、今となっては時代を感じてしまいますねぇ。モロー博士の島は、いろんな人間がおりますが、みんな顔は獣だけど体型は人間とゆー、結構安っぽい世界。アウトドアなワリにとっても狭い舞台に(単調な画になりますわなぁ)「うほっほ」系以外は少なすぎな登場人物、あまりに映画として楽しめる要素が乏しくて、結構退屈してしまった記憶があります。ラストはいろんなヴァージョンがあったようですけど、このラストは日本人好み、らしいですが。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 5点(2003-12-13 13:50:56)
1.後味の残る気持ち悪い映画でした。でも気持ち悪いなあと思わせただけでもこの映画は成功だと思います。
omutさん 5点(2003-09-29 10:17:22)
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【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 6.05点
000.00%
100.00%
200.00%
3210.53%
400.00%
5526.32%
6526.32%
7421.05%
8210.53%
900.00%
1015.26%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review3人
2 ストーリー評価 7.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review3人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review2人
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