《改行表示》19.《ネタバレ》 序盤の武田鉄矢のチャラい行動に、男であれば一種の恥ずかしさを禁じえない。それは自分の中にもある本能がえぐり出され、あたかも自分の失態を見ているようだから。 そして高倉健にしっかりと説教してもらうことで、ある意味救われる。おなごは弱いのだから守ってやらねば九州男児ではない、と。 そんな健さんの優しさや常識も、おそらく妻への仕打ちを反省して獄中で身につけたのだろうか。 たこ八郎をタコ殴りにしたのは、暴力のクセがぬけていないのではなく、あくまで友人を守るために行ったのだと位置づけたい。 不器用ですから・・・ ところで昭和って、お店や旅館でも変に丁寧すぎなくて、あんな感じでゆるかったなぁ。 【チェブ大王】さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-03-12 02:15:17) (良:3票) |
18.ストーリーが良いですね。北海道の景色も美しいです。ただし、高倉健さんが演じた勇さんは気分がむしゃくしゃしていただけで因縁をつけてきたチンピラをボコボコにして殺してしまいました。このチンピラにも親兄弟がいたでしょうに、それで刑期はたったの6年ですか、、、。その上、出所後に駐車場で因縁をつけてきたチンピラ(タコ八郎)もボコボコにしてしまいました(死んではいませんが)。殺人で6年間刑務所に入っていたというのに暴力癖は治っていないようですね。最後は倍賞千恵子さん演じる光枝さんと再び一緒になりますが、光枝さんはその後も勇さんの暴力癖に苦労することでしょう。まあ、それも受け入れたということなんでしょうけど。なお、アメリカの原作「幸せの黄色いリボン」は刑期3年を終えた男がバスで家の前まで来るのですが、樫の木に黄色いリボンがついているかどうか怖くて見れないので、代わりにバスの運転手に見てもらったら、バス中の人たちが歓喜に舞い上がる、という内容です。。。 【みるちゃん】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-04-21 09:01:53) |
17.《ネタバレ》 桃井かおりのモノマネは誇張じゃなかったんだね。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-04-01 11:17:32) |
16.倍賞千恵子は健気でいじらしい女がよく似合います。不器用な高倉健もいい感じですが人格が中途半端なのでしっくりこないです。熱演している武田鉄也と桃井かおりがわざとらしくて鬱陶しくなります。久々に鑑賞しましたが、感性の物足りなさは相変わらずでした。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-03-24 15:29:40) |
15.高倉健の演技はベタだけどうまいですね。有名すぎてオチをしっていたので知らずに見たかったな。どちらかいうと武田鉄矢カップルの方が主役に見えました。あとナイナイの岡村に見えた。 【とま】さん [地上波(邦画)] 6点(2014-12-30 14:43:13) |
14.今の男なら流産した奥さんを慰めるのに必死だろうけど、昔は価値観が違うんでしょうね。渥美清もたこ八郎も元気でしたね。 【東京ロッキー】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-04-17 15:08:26) |
13.家父長的イデオロギーが非常に鼻につく点が大幅にマイナス要素だが、ラストは確かに感動的。武田、桃井の二人も素晴らしい。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-01-07 23:12:24) |
《改行表示》12.『男はつらいよ』と同じく、わかりやすくて誰にでも親しめるヒューマンドラマ。 健さんが安定の渋さ。 【飛鳥】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2012-12-30 00:23:26) |
11.この映画と比較的よく似た「遥かなる山の呼び声」を見るまでは感動的で大変良い映画だと思っていた。しかし、「遥かなる山の呼び声」を見てからは、「幸福の黄色いハンカチ」がずいぶんつまらない映画に思えてきた。高倉健はよしとしても、お供の二人がどうしても鼻についてしようがない。倍賞さんの出番も少ないし・・・。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-02-10 21:42:37) |
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《改行表示》10.ロードムービー形式のラブストーリーもの。 武田鉄矢のキャスティングが良かった。彼がコミカルでいい味を出しているので、 "黄色いハンカチ"という、およそ健さんとは似つかない臭い演出を随分と和らげている。 映像が古臭く、全体的にセンスの良さも感じない。 脚本も演出も完成度は高くないのに何度も観てしまうのは、単純に面白いから。 山田監督らしく、ラブストーリーに人情劇をうまく絡めたお薦めの逸品。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-08-14 07:40:31) |
《改行表示》9.《ネタバレ》 予想と違ってほぼ前編を通して北海道を舞台にしたロードムービー。 軽いノリの武田鉄也の存在でB級映画っぽい前半が終わり、 次第に高倉健の深刻な背景が浮き彫りになってくる後半、 そしてラストの爽やかさで後味の良い作品。 倍賞千恵子の寅さんシリーズとはまた違った女の部分を見られたり、 少しぶっとんだ桃井かおりがいい意味で高倉健との対比で良さを出している。 【mhiro】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-04-14 22:37:19) (良:1票) |
《改行表示》8.高倉健と倍賞千恵子のコンビに武田鉄矢と桃井かおりの共演は、個人的にちょっとなじめなかった。 山田洋次監督とのトリオなら「遥かなる山の呼び声」の方が好きです。 【きーとん】さん [地上波(邦画)] 6点(2010-07-21 22:51:38) |
7.《ネタバレ》 健さんはともかく、お供の武田鉄矢と桃井かおりが暑苦しすぎる! もうちょい何とかならなかったもんでしょうか。そもそも彼らが三人で旅をする必然性がどうもよく理解できなかったので(だって別れるシーンが何度もあったのになぜかいっしょにいるし)、余計その辺が気になってしまった。北海道の観光ガイドビデオのごとく名所を延々とまわるのもよく分からん。でもラストはサラッとしててよかったです。 【とかげ12号】さん [地上波(吹替)] 6点(2005-11-03 01:09:23) |
6.《ネタバレ》 一番素晴らしいのは、現在の倍賞千恵子を最後まで見せないという演出。それと、最初は新品のファミリアが、段々と汚れていくところ(登場人物の成長を象徴している)。武田鉄矢は、演技は素人同然だが、必死さと懸命さは伝わってくる(この映画の時点で、彼は、「『母に捧げるバラード』で一発当てて即座に消えただけの一発屋兄ちゃん」にすぎず、生活はアマバン時代よりも悲惨だったのです)。桃井かおりは、前半は変に力が入っていて鬱陶しいだけ、後半は良い。あと、全体的に、方言の統一がまるでなされていないのが難点。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 6点(2005-04-15 23:44:08) (良:1票) |
5.正直に言って、全体的にもの凄く完成度が高いわけじゃありません。ところどころ音楽がちぐはぐな印象を残しますし、画面も少々アップ気味で、引きの絵が少ないのです。しかし丁寧な脚本によって、監督の「観客にわかりやすく伝えよう」という意志が、ストレートに伝わってきます。私の好みからすると少しウェット過ぎるんですけど、いい作品です。ところで【ピンフ】さん、劇中で歌ってる人はわかりませんが、問題の歌は高峰秀子「銀座カンカン娘」です。同題の映画の主題歌で、このサイトにレビュー登録もされてますよ。検索すると試聴できるページが見つかりましたので、Googleで探してみて下さい。 【円盤人】さん 6点(2004-09-26 09:25:50) |
4.高校の時に、映画好きな地理の先生が授業を潰して見せてくれたんですが、意外に面白かったですね。見る前は元気が出るテレビの企画の印象が強くて、馬鹿にしてたんですけど。時代感覚的についていけない部分があったので、点数はこの辺で。高倉健は人間国宝として保護すべき日本の格好いい男性像です。この存在感は世界でも屈指でしょう。 |
3.夕張炭鉱って昔は活気があったんだな、と当たり前のことを思いしらせてくれました。貧しくても、家に帰ると倍賞千恵子のような妻が待っていてくれる、というささやかな家族の幸せがにじみ出ていました。ラストはハンカチ一つだけという慎ましさがほしかった。 【上海魔人】さん 6点(2003-06-22 12:08:42) |
【みんみん】さん 6点(2003-04-05 20:18:03) |
1.「男はつらいよ」の美しさに比べて、これはいけません。あざとさだけが残ります。各々の役者の演技はとてもいいのに。 【るーす】さん 6点(2003-02-07 20:59:15) |