《改行表示》18.《ネタバレ》 “The Getaway”『逃走』。高校の頃でしょうか?テレビでスティーブ・マックイーンのアクション映画が立て続けに放送されました。'80年代のアクション俳優に比べ、ジョークを言うでもない寡黙なマックイーンは、これはこれで男臭くてカッコいい俳優でしたね。 そして本作のドクは銀行強盗犯と来たから、刑事モノに見慣れた目には、ちょっと異色のアクション映画でした。 この歳になって観ると、アクションシーンより、ドクとキャロルの絡みの方に注目してしまいます。今回の計画の際、ベイノンと関係を持っていたことを知ったドクの怒り様。運転が乱暴になって、怒りのビンタ。そりゃ気持ちはわかるけど、自分でベイノンの所に行かせたのに。キャロルもドクの為を思い、割り切った作戦として関係を持ったのに、やりきれない気持ちを抱えて、ウジウジしてるドクに、子供っぽさというか、男の幼稚さを感じました。 ショットガンで警官を撃退した後、キャロルがバックで急発進してドクをビックリさせるのも、キャロルの面白くなさ(ドクの自分勝手さに怒ってる感)が滲み出ているようで、良いシーンでした。 幼稚さと言えばルディもです。クリントン夫婦を人質にやりたい邦題。車中のスペアリブの投げ合いなんて、自分から始めたのに気に入らないと怒鳴り出す。ガキ大将の典型です。フランと寝るときもわざと夫のハロルドに見せつけるのも、子供じみた性格の悪さを感じます。 フランはよく解りません。自分たちが殺されないようにルディに合わせてたんでしょうけど、どこかからストックホルム症候群になってしまったんでしょうか?最初はきっと、ルディから無事に(ハロルドと猫とともに)逃げるチャンスを伺っていたんだと思います。 そのハロルドも抵抗することもなく、フランに怒りをぶつけるでもなく、アッサリ自殺を選んでしまうのは、今の状況もこれからの人生も、もう耐えられなかったんでしょうね。苛められっ子の末路のようで悲しい。 当時はアメリカン・ニューシネマ真っ盛りの時代。更に逃避行と言うと悲しい結末が定番ですが、清々しい結末。アンチ・ヒーローながら、ハッピーエンドという組み合わせが却ってよかったです。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 6点(2024-03-17 23:50:26) |
《改行表示》17.《ネタバレ》 スティーヴ・マックィーンかっこいい! この一言に尽きますね。 ルディの悪キャラも作品のスパイスとして機能しています。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-19 21:26:05) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 内容はあまり好きではないけど最後まで飽きずに観れた。 好きじゃない理由は強盗が主役で悪事を働いてそのまんま逃げ切るまでの話な所。 散々周りを巻き込んで自分たちだけはうまく逃げおおせるのは駄目ですね。 昔のアメリカは警察の収賄が常習化してて悪者のイメージがあるから こういう映画でも成り立つ部分があるのかもしれない。 いずれにしても悪事を働いた奴が得をして真面目に働いている人が損をする映画は嫌いですね。 飽きずに観れた理由は緻密な人間描写がすばらしい。 演出もオープニングからおしゃれで名作感半端なかった。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 6点(2020-05-17 15:14:47) |
15.《ネタバレ》 いきなり鹿のアップからのストップモーションで、映画が始まって1秒でサム・ペキンパーの映画だと分かる演出が粋だ。中身はと言うと、銀行強盗で奪った金を持った男女の逃避行という縦軸に、問題を抱えた夫婦の再生の物語を横軸として進んで行く。個人的にはこの男女の関係の回復と言うテーマが今ひとつピンと来ないというか、あまり感情移入できなかった。ここには、男女の物語を絡ませる事で単なるコテコテのアクション映画にならないようにしようと言う、シナリオ担当ウォルター・ヒルの工夫が伺える。しかしやはりペキンパーの映画には、良い意味で女っ気ゼロのコテコテなアクション映画を期待してしまう自分がいた。クインシー・ジョーンズの音楽はクールでかっこいいスコアもある反面、所々でちょっと浮いてしまっているような場面があった。 |
14.ゴミにまみれるシーンや国境越えの緩さが印象的。盗んでいいのは銀行の金、殺していいのは悪人だけ、愛ある男女は裏切らない、こんな味付けされると、ただの犯罪映画もそこそこ共感してしまう。逃げまくるマックィーンもとてもクールだった。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-08-30 23:05:55) |
13.《ネタバレ》 銀行強盗の逃亡劇を描きつつも、強く粗暴な男に魅かれる女性や気持ちとは逆の態度をとってしまうといった今も昔も変わらない共通した男女関係をうまく表現していました。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-26 13:58:13) |
《改行表示》12.マックイーン主演のアクション映画。ややハードボイルドタッチの作りで、 マックイーンの男っぽい面構えが本作の内容にバッチリ合っている。 アクションものとしてはやや長丁場の作品だけど、劇中の二人の微妙な夫婦関係を中心に、 警察、組織、裏切った仲間が絡んできて、緊張感を途切れさせない作りになってます。 それでも一番の見所は、やっぱりマックイーンのカッコよさ。彼の魅力が全開の娯楽映画だった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-03 16:43:17) |
11.《ネタバレ》 ショットガンはバンバンぶっ放すというバイオレンスな側面と、しかし精神的に強いのは女の方(まああの医者の妻はなかなかにクズではあるとは思うけど)。二つの夫婦の中が壊れ、そしてそれがどう修復できるか否かという方に主眼を写しつつ、しかしその描写はバイオレンスさがむんむんとしているという、ペキンパーぽくてそうではない感じ。でもまぁ見ていて楽しめたので普通にいいと思います。 【θ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-17 00:59:07) |
10.案外普通の映画でしたが、ゴミ収集車の中に紛れてまで逃走するような泥臭さが洒落ています。きれいな逃走劇ではなく、血と汗とゴミにまみれたgetawayがこの映画の迫力を増しています。そしてそれこそが二人の絆に説得力を持たせる一番の要因です。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-14 15:55:19) |
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9.《ネタバレ》 ウン、たしかにマックイーンはかっこいい! 内容的にはシンプルな構成でわかりやすくていいと思います でも思っていたより普通だったかな 70年代初頭の雰囲気がいい映画でアリマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-04-17 07:09:09) |
8.マックィーンが出演しているということで鑑賞しましたが、期待していたほどではなかったですね。6点といったところでしょうか。 【エムシュー】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-13 11:48:10) |
7.《ネタバレ》 見事悪事を成功させて妻と逃げ切りハッピーエンドの異色サクセスストーリー。スティーブ・マックィ―ンの雰囲気は今のブラピそのもの。どこまでも逃げ続けろ! 【獅子-平常心】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-09-25 23:16:17) |
6.良くも悪くも昔の映画で、地味といえば地味。色々な要素を手堅くまとめています。ショットガンによる銃撃シーンは最近の映画よりも寧ろ迫力を感じるし、何より、マックイーンの味わいが良いです。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-21 20:32:36) |
5.マックィーン以上にアリ・マッグローが素晴らしい、台詞はそれ程無いが、どこか存在感が有った。内容は今となっては・・・?ですが、ラストシーンは印象に残りました。どこまでも2人で逃げ続ける事でしょう。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-22 18:24:25) |
4.普通に楽しめるアクション映画。銃撃戦は迫力があっていいです。マックィーンの弾は見事に命中しますね。シンプルといえばシンプルですけど、見ても損はないと思います。 【A.O.D】さん 6点(2004-10-31 16:08:45) |
3.シンプルなアクション映画です..当時としてはかなり面白かったのではないでしょうか.. (今となっては..) 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-07-07 12:32:54) |
2.なんといってもマックィーンは渋いって事ですね!!最後撃たれてどうなったんやろな~。 【アキラ】さん 6点(2003-09-20 20:07:10) |
1.ペキンパーのカーチェイスかっこいいです。マックイーンのアクション映画の中でも1,2を争うおもしろさです。カーチェイスの楽しさばかり残ってしまってます。 【omut】さん 6点(2003-07-07 21:49:30) |