《改行表示》18.《ネタバレ》 映像はきれいだし、作りも丁寧。ミュージカルや少年少女向けにもならず、ディケンズの原作に近い雰囲気を与えてくれる。特にラストに絞首刑の恐ろしさを持ってくるとは生々しい。しかし果たしてこういうエンディングはどうなのか。 ベン・キングズレーのフェイギンはずいぶん年寄りで悪者でありながら寂しささえも感じさせる。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-17 22:10:02) |
17.人々が生きてゆく舞台の生々しさが伝わってくる目を見張るセットはポランスキーならではのもの。冒頭の病的な程に肥え太った大人達が、オリバーの「御代わりを・・」の申し出に激怒する姿。この如何ともし難い現実に僅か9歳のオリバーが翻弄され続けるのは当たり前で、母を思うこと、7日間歩いてロンドンに向かったこと、恩人に感謝し裏切るまいとする意志を見せる事だけで充分だと思います。小悪党フェイギンは彼なりに子供たちに愛情を注いでいましたが、ラストの命乞いする姿に子供たちの将来が重なり、やるせなさが募ります。作品のインパクト部分であろうビルの描かれ方が効果を果たしていない点が惜しまれます。 |
16.《ネタバレ》 原作は未読ですが、キャロル・リードが撮った「オリバー!」のイメージがありもっと明るい話かと思っていましたら、ポランスキーの手にかかるとヴィクトリア朝時代のドロドロしたロンドンを全面に押し出した作品となっています。意図は良いのですが、原作どおりなのかオリバーが主体性のない泣くことしか能がないような少年でイライラさせられます。そして感じたのは、オリバーと「戦場のピアニスト」の主人公シュピルマンは行動がなんか似ている気がすることです。そう思い出すと、「戦場のピアニスト」でシュピルマンを助けたドイツ軍将校と、行き倒れたオリバーを助けたフェイギンも共通性がありますよね。なんか、ロンドンの貧民街がユダヤ人ゲットーに見えてきてしまいました。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-24 00:46:32) |
15.《ネタバレ》 予告編のイメージとはだいぶ違ってました。少し泣けるのかと期待していましたが、そこまで感情を揺さぶられる映画でもなかったですね。恩を忘れない子供の優しさってとこでジンワリきたのは確かだけど、あの老人はそこまで親切と言うわけでもなかったしね。ビルのあっけない死に方もイマイチだったし。なんか物足りない映画でした。 【taka-104】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-05-25 22:31:11) |
14.フェイギンとオリバーのからみの中でもう少しフェイギンの人の良さを出さないと最後が生きてこないような? 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-02 09:56:41) |
13.《ネタバレ》 おかしな予告編のせいで見る前からフェイギンのイメージが固まってしまい、実際の劇中のフェイギンの微妙さに何とも言えませんでした。風景が壮大でリアルだったのは見ものでした。 【亜空間】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-09 22:28:43) |
12.この映画で一番かわいそうだと思われるナンシーを主役とした映画にした方が面白いかも。 【junneisan】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-01-11 08:16:52) |
11.《ネタバレ》 オリバーが可哀想な孤児とは思うんだけど、オリバー自身に感情移入できる作品ではない事が致命的かな?と思いました。展開は紆余曲折あり、ハラハラドキドキ(捕まるかどうか、見つかるかどうかの部分)もありますが、登場人物がやたらマンガチックな部分もあり(特に窃盗グループ)期待した程の盛り上がりもないまま終わってしまった印象で多少残念でした。ただベン・キングスレーは最初から最後まで上手いですね。「戦場のピアニスト」は鬼気迫る出演者の演技とポランスキーの演出が冴え渡っていましたが、貧困の設定でありながらどことなく危機感を感じさせない映画の色になっていて、もう少し登場人物を追い込んでも良かったかなと思いました。仕方ない犠牲だったのかもしれませんが、ナンシーは可哀想だったなぁ・・・。 |
10.原作を読み、前作を鑑賞後、本作を鑑賞。とてもまじめによく作られていました。最新の映像技術で見せてくれたことに感謝します。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-12-29 18:59:04) |
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9.《ネタバレ》 ハウス食品劇場を実写映画化した感じです。少し懐かしい気分に浸れます。暗い映画なので、癒されませんが。 【りょう】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-30 23:04:59) |
《改行表示》8.《ネタバレ》 予告編で勝手に、腐った世の中でもたくましく生きていく話だと思ったら、腐らずに清い心をもち続ける話だったんですね。正直フェイキンがただのやなオッサンにしか見えず、最後の命乞いは、悪いことするとこうなってしまうよ。。。みたいな風にしか見えず、なんだかなぁと。もうセットは素晴らしく、完璧に演出出来てたんですが、内容がなんか期待してたほどグッと来ませんでした 【マキーナ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-30 19:40:04) |
7.前作で一度結果を出したせいか、変にテクニックを使えるようになって、映画としての完成度は高くなってるものの、前作のときのような力ずくで見せ付けるようなパワーが無くなったように思います。なんだか大衆を意識してプロデューサー的な発想になっている印象を受けました。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-28 00:34:38) |
6.雰囲気はいいんですが、全体的なストーリーがいまいち。 【たま】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-02-11 23:32:15) |
5.オリバー少年のバーニー君がどうしても純粋無垢な子に見えなくて、なんだか釈然としない物語でした。仕上がりは無難だけど凡庸。個人的に19世紀ロンドンが大好きなので、予算かけて作りこんでくださってたのは嬉しかったですけど、それだけでは…。もう少し期待してたので残念でした。 【HIDUKI】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-02-09 13:58:12) |
4.映像と世界観がとてもよかった。巨匠が撮った作品だなと思った。ラストが特に印象的で心に染みた。 【Syuhei】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-02-04 17:43:00) |
3.《ネタバレ》 こういう時代背景とか世界観がすきなので、すんごい期待しててみた作品です。期待しすぎたのか・・・ちょっとイマイチでした。中盤、本屋さんで生活するようになったオリバーをまたフェイギンがじぶんとこにつれもどそうとするとこはなんかムカついてみてらなんなかった!!でも、ラストみたら妙に納得、というかフェイギンもオリバーをかわいくおもってたわけで。あとはナンシー。ナンシーもつらかったとおもう。でもナンシーの感情がほとんど表現されてないからちょっとふまん。それと、人間っていろんなひとがいるなあっておもったーロンドンにいくまでで、助 けてくれたおばあさんとか・・・かとおもえばイヤなやつもでてきたし。でも最後にオリバーは幸せにこれからいきることができて、よかったね、あたしは早業なドジャーがおきにいりでした。声とかだれかににてるとおもったらリバーフェニックスじゃない!?顔もにてた。とにかくそんなかんじ・・・・。笑 最後はなけた・・・ 【ギニュー隊長★】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-02-01 20:34:38) |
2.《ネタバレ》 「大いなる遺産」や「クリスマス・キャロル」で有名な文豪チャールズ・ディケンズの作品の映画化。原作は未読だが、最後にはフェイギンやドジャーが恩赦されることを願っていたので、牢獄での告別シーンにはジンときた。哀れな心優しき悪党フェイギン、あの絞首台に吊るされる別れの時でも、正気を失ってしまった心の中で最後まで自分の子分を思いやっていた。‥‥‥身勝手な大人達の中でも純粋に生きる主人公オリバーにそれほど感情移入できず、むしろフェイギンに同情したのは、私の心が汚れてしまっているからだろうか。「生きるために、仕方がなくやったこと」フェイギンやドジャー達と同じように、この理屈に納得してしまっている自分に気付いてしまう。‥‥‥近代化が進んだロンドンの、町並みのリアルなことには心底驚いた。貧しい人々の不衛生な生活、あんなところには絶対住みたくない。文学作品を筋書きだけでなく、映像でも忠実に体現した良い映画だ。 【six-coin】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-01-30 19:33:11) |
《改行表示》1.試写会でタダで観れるし、そんなに期待していなかったが 観てみると予想以上に楽しめた。 個人的には早業ドジャーがお気に入り。 かなり昔、日曜の夜にアニメでやってた 小公女セーラとか、小公子セディとか、 あんな感じのお話が好きだった人なら間違いなく楽しめる。 【虎王】さん [試写会(字幕)] 6点(2006-01-30 13:15:00) |