1.鑑賞後即記録しなかったもんだからいつどこで観たのかはっきりしなくなってしまった…。2016年7月、京都文博にて?なんとなくMoMAだったような気もするし…。
清水宏監督作品はまだまだ観足りていない。「泣き濡れた春の女よ」(1933) と「サヨンの鐘」(1943)、あともう一作途中から監督を受け継いだと言われる「輝く愛」(1931)ぐらい… と、乏しい在庫。でも笠智衆による口頭回顧録的な書籍を読んだ際にも「清水のオヤジのシャシンにはいいものがあったのに皆が評価しないのは納得いかない」といったような発言が含まれていたとおり、この乏しい在庫からでもその才能と気質が十分垣間見える。
経歴を見るに本作は彼にとっては戦後の写実傾向に走ったものの一作品だったとのことなので、そのあたりを意識しながらいろいろ観てみたいな…という新たな欲望も湧く。まずは「蜂の巣三部作」の制覇を試みたいところ。
松竹からBOXでてるなー。危険な誘惑(苦笑)