29.《ネタバレ》 「レディプレイヤー1」で「スティン・アライブ」が使われていて、そういえばまだ一度も見てなかったなと今更ながらに初めて見た。見る前はジョン・トラボルタが一躍ブレイクしたディスコが舞台のダンス青春映画ということで、単なる当時のはやりに乗っただけの映画だろうなと勝手に思っていた(これが本作に長いことあまり興味向かなかった理由かも。)のだが、実際に見てみると主人公であるトニーの家庭環境や境遇がかなり鬱屈していて暗い面があり、見る前のイメージは早々に打ち砕かれてしまった。でも、思った以上にドラマがしっかりと描かれていて、見ごたえもちゃんとある。本作の見どころは言うまでもなくトニーを演じるトラボルタのダンスシーンで、猛特訓を重ねたというそのダンスは確かにキレキレで見ものなのだが、ディスコの陽気な雰囲気とトニーのドラマの鬱屈した暗めの雰囲気がとても対比的に見えていたのが印象的で、このトラボルタのダンスシーンの見どころは決してキレだけではなく、トニーの背景も考えながら見ると、トニーの孤独さが伝わってくるようだった。クライマックスの橋のシーンは「理由なき反抗」のチキンレースのシーンを思い出したが、このシーンに限らずストーリー的にも意識している部分があるのだろうなと感じさせる。トニーがアル・パチーノに似ているといわれるシーンで思わず「どこが似ているんだ」と思っていると次のシーンでトニーがアル・パチーノの写真を見ながら同じことを言っていて笑ってしまった。見る前に思っていたよりははるかに面白かった映画だったが、ヒロインがダンスシーンを含めあまり魅力的に見えなかったのと、脚本的にもちょっと物足りない部分があったのはちょっと残念だったかな。ちなみに「スティン・アライブ」はけっこう好きな曲。 【イニシャルK】さん [DVD(吹替)] 6点(2020-10-31 23:35:00) |
《改行表示》28. 下町に住むイタリア系らしい濃密な「家族映画」に加え、イモ兄ちゃんと上昇志向娘の刹那的な恋と友情を交えた青春群像。そして、若者の成長物語でもある。 この種の映画にありがちな、悪さを強調した不良ものにしなかった点は好感が持てる。その分、橋の上の無軌道や車で突っ込む相手を間違うなどは物語の盛り上げに必要な起伏だろう。 ダンス大会の優勝に複雑な心情で怒りを表す土曜日だけのヒーロー。やっぱトラボルタの踊りはいいわ。顔は好みじゃないけど。 悩める友の転落死をきっかけにトニーは生き方を見つめ直し、大人として目覚める。「友達になりましょう」のセリフに救いがあり、いいエンディングだった。 公開当時、「ザ・ベストテン」に出演した歌手が虎模様のベルトを巻いて「トラベルト」なんておどけていたなあ。ほら、前回レビューの「Wの悲劇」に出演していたあの人……。 【風小僧】さん [映画館(字幕)] 6点(2016-12-18 20:10:38) |
《改行表示》27.ディスコ・ミュージックで有名だが、実はちょっと鬱屈した青春映画。 この時代に作られたからこそのこの暗い雰囲気なのだろうか。 コンクールのシーンがもっと派手なら別の雰囲気の作品になったと思うけど。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-12-11 19:05:41) |
《改行表示》26.《ネタバレ》 30年以上前に「フィーバー」という流行語を生んだ作品。今更ながらの鑑賞がチョット恥ずかしいです。こんな映画だったのか、が率直な感想です。 どんな映画か? 中産階級の、ダンス以外に取り柄のない、少し馬鹿な兄ちゃんが、自分の人生を真面目に見直し、家族や友人を切り捨て、新しい一歩を踏み出す映画、です。 「フィーバー」が流行った頃は、やたらとダンスシーンのポーズが取り沙汰されていましたが、内容は真っ当な青春映画。語られる内容は決して高尚なものではなく、ブルックリンで燻ぶっている学歴の無い若者の閉塞感が上手に表現されています。家族や友人を切り捨てる辺りはアタマの良い決断に見えないし、現代なら全てをひっくるめてもう少しスマートな解決を図るのでしょうが、何かを犠牲にして次のステップに進むという感覚はリアルに映ります。決して上等ではない青春を描いた秀作だと思いました。微妙に知性を感じない(笑)、トラボルタの容貌がなかなか優れたキャスティングです。 それにしても、劇中に流れる楽曲が名曲ばかり。中年以上の方なら、そこは間違いなく楽しめます。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-11-15 02:28:10) |
25.《ネタバレ》 もう「あの」ポーズで超有名な本作、ご縁あって鑑賞。思ってたほど能天気なダンスでフィーバーな感じではないんだね、というのが率直な印象。結構重い青春映画といったほうがいいかもしんない。音楽的な面では70年代してるサウンドがとってもナイスでビージーズの曲が映画にぴったり!サントラ欲しくなっちゃうねこれは(笑)。トラボルタの出世作で若い彼はやっぱりかっこいいし、独特の雰囲気はこのころからあるよね。今でも第一線で活躍してるトラボルタ、やっぱりスゴイ人でゴザイマスハイ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-11-01 07:45:11) |
《改行表示》24.ビージーズの歌は当時大ヒットしていたけど、トラヴォルタに関してはあまり知られてなかったと思う。第一ダンス自体が品のないもののように思われていたし、トラヴォルタという若者も腰をくねくねと動かす妙な奴という感覚だった。それが映画とともにずいぶん印象が変わったと思う。またフィーバーという流行語さえ生まれた。 映画も若者たちがただ踊る青春映画でなく、ハドソン川を隔てたマンハッタンとブルックリンの街の違いや当時の若者たちの社会を表して意外と良かったと思う。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-08-06 23:08:42) |
23.底抜けに明るいダンスムービーかと思っていたら、意外に社会性があり、トラヴォルタの成長も描かれていてよかったです。フィーバーの語源と知って、なるほどと思いました。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-07 09:51:42) |
22.《ネタバレ》 土曜夜の男見参。ザ・ビー・ジーズの曲に合わせて、スリムな若き日のトラヴォルタが魅せるダンスパフォーマンスはテンションをあげてくれますね。20歳前後の未熟な若者が抱える悩みを映し出した甘酸っぱい青春映画。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-07 01:10:12) |
21.当時大ヒットした作品。トラボルタ、一発屋?どころか今や不動の大スター。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-21 14:43:44) |
《改行表示》20.《ネタバレ》 70年代の鬱っぽい面がトロトロと漏れてくる映画です。 主人公の世代の行動が70年代のアメリカ人にしか分からないような気がします。 たぶんアメリカ人以外には伝わらないと思う。 ストーリー展開はいかにも青春ドラマで良い感じ、ダンスを別のものに置き換えてもうまくいくんじゃないかと思います。 いかにもジョン・バダム監督作品のあっさりした雰囲気なので、ラストのまとまりが押しつけがましくないのも良かったかも知れません。 【黒猫クック】さん [DVD(吹替)] 6点(2008-08-24 12:44:37) |
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19.今見ると、ディスコダンスの陰気さに驚かされる。薄暗いところにみんながぞろぞろ並び、覇気なく緩慢に体を動かしていて、ときどき物憂げにポンと手を打ったりして、こりゃ盆踊りだ。全体として籠もった感じ。ダンスならではの外へ向けたエネルギーがあまり感じられない。といってフラメンコのように、内側へ力を充溢させていくようにも見えない。動く快感より見られることが主体のダンスなのか。これは何なんだろう。60年の外側へ向かった抗議の時代の反動だったのかな。その驚きがかなりショックだったので、物語として映画を見てる余裕があまりなかった。トラボルタの、粗野だけど純真よ、っていう目つきが女性にウケたのはよく分かる。今だったら「誰でもいいからぶっ殺してやる」になっていきかねない、展望の開けぬブルーカラーの若者の鬱屈が、けっこうキチンと描かれていたような。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-24 12:13:31) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 こんなに重い映画とは意外だった。やはりダンス映画ではないな。コンテストのシーンをサラッと描いている辺りがそう言える所以だろう。一人の青年が今の自分に気付くと言う青春映画の定番だが、要所を押さえていて、雰囲気が良い。トニーが短気なのは若干気がかりだが、まあ許せる範囲。再ブレイク後のトラボルタしか見たことなかったので、若い頃が見られただけでも観る価値のある作品だった。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-25 23:21:05) |
17.トラさんのダンスがそんなにかっこえーと思えなかったため、そんなにのめりこめなかったんですが、割とテンポも良く、ドラマ部分も主人公の周りを良い感じに描いていて、雰囲気だけじゃない良い映画だったんじゃないでしょうか。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-31 12:12:06) |
16.《ネタバレ》 もっとおしゃれな映画かと思っていた。いやトラボルタのダンスシーンなんかはおしゃれな感じがするのだけど、他のシーンは(俺がボーっとしてたのがいけなかったのか)よく話が飲み込めなかった。兄貴が出てきてちょっと変な家族がションボリしたり、勤め先の上司がトラボルタの給料昇給させたり、女とセックスしたり、仲間が死んだりって・・・そんなのどうでも良いから踊れよ!と言いたくて仕方が無かった。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-01 16:30:44) |
15.トラボルダがスタントマンを使わなかったことに、+1点です。と思ったら、トラボルダが元ダンサーだったことをこの映画を観終わった後に知りました。 【ぱんこ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-19 21:59:30) |
《改行表示》14.そうか!ケツメイシの「君にBUMP」はこの映画をイメージして作ったのかっ!! 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-29 13:19:27) |
《改行表示》13.ジョントラボルタ若い。だけどどこか可愛い、ゴツイ骨格してるのに。腰使いとかノリが艶かしい。時代を感じさせるファッション、そして服やら髪型を気にするダサカッコよさも好感触。青春ものです、トラボルタ演ずるトニー19歳。将来への漠然とした不安、ダンスへの飽くなき情熱。ただのダンス物かと思いきや真面目です、大真面目です。得意のダンスで意中の女性との関係を築こうと・・しかしなびかない、振り回される。いい感じになっても他の男と踊る彼女に愛想尽かしたり。カッコ悪い!らしくない!だがそれが良い! ダンス大会優勝、そして友人の死、ラスト地下鉄を乗り継ぎ彼女の部屋にいく流れ。そこからトラボルタの成長具合が見てとれ最初と全然違うじゃないかと感心してしまう。 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-06 18:51:13) |
【ケンジ】さん 6点(2004-07-27 21:20:29) |
11.やっぱり昔から、“土曜の夜はこうでなくっちゃ”ってノリはあったんですね。ジョン・トラボルタが若くて初々しくていいです。 【金子淳】さん 6点(2004-07-26 15:01:06) |
10.ダンス映画だと思っていましたが結構シリアスな青春映画でした。ダンスシーンが意外と少なかったがノリノリでおもしろかったです。オープニングシーンがお洒落な感じがします。 【ギニュー】さん 6点(2004-06-11 21:21:02) |