7.《ネタバレ》 制作の志の高さだけで、存在の意義は十分にある作品。ただし、ほかのテーマでは出てこないような、この作品だからこそのポイントの部分が、今ひとつ強調されずに、ほかの要素と一緒にすーっと流されている感がある。だんだんと壊れていく夫人とか、名前を出してもいいかと頼みに来る友人とか、仕事を干される描写とか。●とはいいながら、ラスト10分の公聴会のシーン、やはりこれは凄い。全体のごちゃごちゃした雰囲気、重いシャッター音やうるさい木槌音の挿入、段々とヒートアップする怒声、壇上の面々の居丈高で低劣な言動の表現。つまり、これが撮りたかったんだな。●で、それとは別に、こういうときのアネット・ベニング姐さん、あなたは素敵すぎです。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-04-19 12:59:55) |
6.《ネタバレ》 マーティン・スコセッシ(ジョー・レッサー役)のように、さっさとヨーロッパに逃げておけば良かったのに、と思うのは、卑怯な人間の考え方だろうか。信念を曲げないのは大したもんだと思うよ。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-06 03:02:21) |
5.《ネタバレ》 映画業界が過去の暗い部分にスポットを当てたと言う点では評価できる作品。しかし、もっともっと汚い話だったと思うし、正直物足りないまま終わってしまった。デ・ニーロの好演にかなり助けられていると思う。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-11-02 00:13:14) |
4.赤狩りにより共産党員として疑わしい者を売るとか売らないとかの話が中心で、売らなかった者が特に英雄として扱われてはいないので、物語的にはそんなに盛り上がりません。ある一人の共産党員の疑いをかけられた映画人の生き方を坦々と描いているだけなんですが、実に面白い(面白いという言葉は少し違うような気もしますが・・・)今でこそあのような時代をバカバカしいと言えるようになりましたが、当時は混沌とした暗黒の時代だったということがよく解ります。集団意識というものがつくづく怖いと認識させられました。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-06 16:27:01) |
3.映画の完成度としてはなかなかのものですが、内容そのものに興味を惹かれるかというと、少し厳しいです。とりあえず、もう一度鑑賞したくなるような作品ではありませんでした。 【K】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-06-22 10:37:00) |
【ケンジ】さん 6点(2005-02-08 21:41:54) |
【虎尾】さん 6点(2003-12-13 01:20:45) |