1.この監督は心底、活動写真が好きなんだなぁ~と、改めて思い知らされました。CG映画全盛期の今にあって、コマ撮りの人形アニメーションを制作する監督なんて、そうそういるもんじゃないでしょう。心を忘れた科学には、幸せ求める夢がない。昔のアニメの、主題歌の一節です。その一節を、この映画を観ていて思い出しました。蘇生を扱ったこの手の作品で重要視されるのが、魂の問題ですが、この映画の主人公の真っ直ぐで純粋な気持ちが、生前のままの魂を呼び戻した、という風に私は解釈いたしました。監督であるティム・バートンって人は本当に、大きな子供そのものですね(笑)ガメラ?やグレムリン?が劇中に登場するお遊びも、子供心があってとっても好きです。