寄生獣のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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寄生獣

[キセイジュウ]
PARASYTE
2014年上映時間:109分
平均点:5.85 / 10(Review 59人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-11-29)
公開終了日(2015-04-29)
アクションドラマホラーサスペンスSFシリーズものパニックものモンスター映画漫画の映画化
新規登録(2014-07-22)【ヴレア】さん
タイトル情報更新(2020-10-12)【イニシャルK】さん
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監督山崎貴
キャスト染谷将太(男優)泉新一
深津絵里(女優)田宮良子
橋本愛〔1996年生〕(女優)村野里美
東出昌大(男優)島田秀雄
池内万作(男優)A
余貴美子(女優)泉信子
大森南朋(男優)倉森
北村一輝(男優)広川剛志
國村隼(男優)平間
浅野忠信(男優)後藤
山中崇(男優)
豊原功補(男優)山岸
山谷花純(女優)裕子
春木みさよ(女優)
田島令子(女優)田宮良子の母
桜井ユキ(女優)
蛍雪次朗(男優)
阿部サダヲミギー
脚本古沢良太
山崎貴
音楽佐藤直紀
作詞藤原基央「パレード」(トイズファクトリー)
作曲藤原基央「パレード」(トイズファクトリー)
編曲BUMP OF CHICKEN「パレード」(トイズファクトリー)
主題歌BUMP OF CHICKEN「パレード」(トイズファクトリー)
撮影阿藤正一
製作市川南〔製作〕
島村達雄(共同製作)
阿部秀司〔製作〕(共同製作)
東宝(映画「寄生獣」製作委員会)
日本テレビ(映画「寄生獣」製作委員会)
講談社(映画「寄生獣」製作委員会)
電通(映画「寄生獣」製作委員会)
ROBOT(映画「寄生獣」製作委員会)
読売テレビ(映画「寄生獣」製作委員会)
白組(映画「寄生獣」製作委員会)
プロデューサー川村元気
奥田誠治(エグゼクティブ・プロデューサー)
阿部秀司〔製作〕(エグゼクティブ・プロデューサー)
山内章弘(エグゼクティブ・プロデューサー)
制作ROBOT(制作プロダクション)
東宝映画(制作協力)
配給東宝
特殊メイク藤原カクセイ
特撮山崎貴(VFX)
渋谷紀世子(VFXディレクター)
コナミ(CG技術協力)(小島プロダクション)
白組(VFXプロダクション)
大屋哲男(DIテクニカルコーディネート)
美術林田裕至
柘植伊佐夫(キャラクタービジュアルディレクター)
藤原カクセイ(特殊造形総括/キャラクター立体デザイン)
振付阿部サダヲミギー(モーションアクター)
録音白取貢
北田雅也(音響効果)
その他東宝(提携)
日本テレビ(提携)
あらすじ
ある夜、海洋を漂ってやってきたパラサイトが人間の脳に次々と寄生し、人間を貪り食い始める。そのうちの一匹は泉新一(染谷将太)に寄生を試みるが、脳を支配する事に失敗する。右手に宿ったそれは「ミギー」(阿部サダヲ)と名付けられ、奇妙な同居生活が始まる。ある日、新一の通う高校に新任の化学教師・田宮良子(深津絵里)に寄生したパラサイトが現れた事を契機に、新一は警官「A」(池内万作)や転校生・島田秀雄(東出昌大)など他のパラサイトと戦う事となる。
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16.約10年前に劇場で見て以来久しぶりに見返したんですが、前に見た時とほとんど評価が変わらなくてちょっとびっくり。まあ10年前の自分でも容易に理解できる程度の内容で、良いところもダメなところもある映画という感じです。一番ダメなのは佐藤直紀の音楽ですね。別にスケールが大きな話というわけでもないのに仰々しく却って安っぽく見えてしまいます。この映画にはオーケストラより無機質な電子音楽のようなジャンルが合っていると思います。撮影監督がいつも山崎貴監督と組んでいる柴崎幸三から阿藤正一に変わっているのはいいですね。中島哲也監督と組んでいることが多かったこの撮影監督の方がどこか冷たくスタイリッシュな世界観にマッチしています。一番感心したのはグロテスクな描写のバランスがいいところです。寄生獣の元ネタの遊星からの物体Xなんかを見ていても、あからさまに不快感を感じさせるために汚らしく内臓や血を飛び散らせる感じが好きではないのですが、この映画では人体の切断面は臓器と骨の層構造を美しく見せるアプローチが取られています。レイティングの問題もあるんでしょうがグロテスクでありながらもどこか美しさも感じられる、それはいわば生物の営みそのものでありこの作品のテーマを表現する視覚イメージとして適切だと思います。冒頭のニュースからIAEAに触れたり、さりげなく原発事故のイメージを挿入していますがそちらはあくまで触れているだけで作品全体のテーマにまで昇華できていると思いませんのでせいぜい努力賞と言ったところでしょうか。
Сакурай Тосиоさん [インターネット(字幕)] 6点(2023-04-21 23:12:29)(良:1票)
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15.《ネタバレ》 AmazonPrimeで見ました。  ターミネーター2を撮影する為に寄生獣の版権を買ったという話を思い出しましたが、 表現力でいうと圧倒的な予算の違いもありますが、 T2の方がおぞましかったですねぇ(20年前とは)  本作ではミギー含めて作り物感が強いので そのあたりがやっぱりマイナスポイントになってしまいます。  とはいえ、脚本の取捨選択を含め 上手く実写化したなぁって思いました。  とはいえ、母との決着は原作の方が好きですねぇ。  個人的には配役的にもあまり違和感はなかったです。 別ドラマで棒な演技に驚愕した東出昌大ですが 本作では無機質感が出ていて逆にあっていたという。  結果、危惧していた部分はそうでもなく むしろ楽しめていたので よって完結編もみたい感じです。  なお、アニメ版も見ていますが、 ミギーの声は平野綾の方が異質な感じがして好きでした。  感覚的には6.5な感じがしますが、この間みたキングダムの方が好きなので 6点にします。
シネマレビュー管理人さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-06-14 11:11:56)(良:1票)
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14.最初にきっぱりと言っておくと、岩明均が描き出した漫画「寄生獣」は、僕にとって人生のバイブルだ。 初めてこの漫画を読んだとき、当時10代だった僕は、最終話における寄生生物ミギーの「心に余裕(ヒマ)がある生物 なんとすばらしい!!」という台詞に心から救われた。以来、この漫画は常に僕の人生の傍らに存在している。  というくらいのファンもとい“信奉者”なので、国内で映画化と言われても疑心しか無かったし、とてもじゃないが劇場に足を運ぶ気にもならなかった。 そうして劇場公開から4年余り経過し、某動画配信サービスのラインナップの中から“当たり屋”的なスタンスでようやく鑑賞に至った。  結果的には、言いたいことは無論尽きないが、ハードルを下げきって観た分、想像以上に無難に実写化しているとは思えた。 原作の信奉者として、改変箇所には一々違和感と拒否感を禁じ得なかったけれど、実写化する以上は一定の尺の中に収めることは避けられないことであり、あらゆる制約の中で、ストーリーテリングとキャラクター設定を整理しつつ、纏めている部分は致し方ないと思う。そして、「あ、なるほど」と少なからず感心する改変ポイントもあった。 そもそもモノローグが多い原作漫画なので、実写化にあたっては意外と話運びそのものが難しかったのではないかと思うが、キャラクターを整理・統合しつつ、破綻しない程度に改変できていたのではないか。  キャスティングを含め、俳優陣も概ね良かったと思う。 特に、主人公“泉新一”役の染谷将太、キーパーソン“田宮良子”役の深津絵里については、ビジュアル的にも表現的にも原作キャラと合致しているというわけではなかったけれど、それぞれが独自の演技プランで的確な役作りをしていたと思える。 一部酷評も目にしたが、“島田秀雄”を演じた東出昌大も、この俳優特有の“棒演技”感が絶妙にマッチしており、原作の“島田秀雄”というよりは、寄生生物キャラ全体に共通する作り物のようなおぞましい無機質感を体現できていた。  と、溜飲を下げる一方で、根本的な演出面では稚拙さが際立っていたと思う。 ストーリーテリング自体は整理できていたけれど、その分、一つ一つの描写がとても薄っぺらい。 俳優陣はそれぞれ頑張っていたが、感情を揺さぶられるほどの情感を引き出すには至っておらず、これはすべて監督の演出力の無さに起因すると思わざるを得ない。 「混じった瞳」「火傷の手」など、キーポイントとなるカットをしっかりと押さえるだけでも、印象は随分変わったはずだ。せっかく原作という“絵コンテ”が存在するのに、そういう画作りの不味さが際立ってしまっているのは残念だ。  あとは「みんなの生命を守らなければ」ではなく、「みんなの生命を守らねば」だ!だとか、細かすぎる難クセは枚挙にいとまがないが、「後編」も不安半分、期待半分で観てみようと思う。 浅野忠信の「後藤」には期待している。
鉄腕麗人さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-02-09 23:50:40)(良:1票)
13.原作未読だと完結編観ないとダメですね。
東京ロッキーさん [インターネット(邦画)] 6点(2018-08-07 17:02:36)
12.《ネタバレ》 コミック既読です、随分と時間が経ってしまった為、フレッシュな気分で観れました。なんというか、生きているものはすべて何かに寄生しているのかな、映画をきっかけにもう一度コミックを読みたくなりました。ビジュアル的なところに目がいく作品ですけど、哲学的ですよね、寄生獣たちにも個性があるのが面白いですね。生きているものは存在意義とか関係なく増殖し続ける(人を含めて)はずなんですが、寄生獣たちはどうやって個体を増やすんですかね?そういう意味では、寄生獣は人以上に深い悩みを抱えた考える生き物なのかも?
ないとれいんさん [インターネット(邦画)] 6点(2017-07-03 15:40:45)
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11.《ネタバレ》 先にアニメを観ていたので、筋書きを知った上での鑑賞でしたが、それでもそこそこ面白かったです。右手のCGが違和感なかったので、割と入りやすかったのかも知れません。続編にもそれなりに期待したいと思います。 ミギーの声は、阿部サダヲも頑張っていたと思いますが、やはり本職の平野綾が一枚上といった感じでしょうか。 それと、父親をカットしたのはちょっとどうなんでしょう。
マー君さん [DVD(邦画)] 6点(2017-03-05 11:47:56)
10.《ネタバレ》 原作未読、アニメ未見の状態で全く期待せずに見たのだけど、それなりに面白かった。山崎貴監督は一般的にはブレイク作となった三丁目の夕日シリーズの影響からか一般的には感動作の監督として語られることが多いけど、本作は原点に立ち返ったようなSFパニック映画で、泣きの要素があるにはあるが、そんなにあざとくなかったのは良かった。(ただ後編は分からない。)元々ハリウッドで映画化が予定されていた作品だけに、それを日本でと聞くと原作を知らなくても不安になってしまうが、多少のB級くささはあるものの、CGにそこまで違和感はなくさすがに特撮スタッフ出身の山崎監督といったところで、この監督はやはり感動を謳う映画よりはこういうバリバリのスペクタクル映画のほうが合っているのではと思う。パラサイトに寄生された人物を演じる俳優陣の感情を殺した無機質で冷徹な演技は印象的で、中でも田宮を演じる深津絵里はとくに上手かった。島田を演じる東出昌大もいつもはその棒読み演技が気になってしまうのだが、役柄のせいかとくにそれを感じなかった。ただそれらに比べるとミギーのキャラはかなり浮いて見え、原作やアニメではもっと無機質な感じなのではとつい想像してしまった。とはいえ、きらいというわけではない。警官姿のAを演じるのは池内万作で、伊丹十三監督の息子である彼がかつて伊丹作品にスタッフとして関わっていた山崎監督の映画に出演しているのは縁を感じる。前後編二部作の映画で、結末は後編に持ち越されるのだが、前編だけでもそれなりに満足してしまって、見終わった後すぐに後編が見たくなるような感じではないのが少々残念。でも、後編も見る。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2016-12-09 21:37:09)
9.《ネタバレ》 原作は言わずと知れた名作です。その映画化に携わる人たちはとても勇気がいることでしょう。褒められることなんてまずないのだから。上手くまとめたなというのが個人的な印象。完結編はどうなるのかな。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-10-15 23:17:16)
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8.《ネタバレ》 原作漫画を所持しているファンである。上手く映画化すれば傑作になる!と昔から期待していた作品ではあるが、原作の出来が良ければ良いほど逆に傑作は生まれにくいとも思えてきた昨今。だからあまり期待せずに観たというのが本当のところ。  意外とそれなりに観られる。原作からカットしたところや改変したところはあるがあまり違和感なく物語になっていると思えた。原作の設定が秀逸だからとも言えなくもないが上手いこと処理している方ではないだろうか。 ただ褒められるのもそこくらいで後の要素は平凡な出来とも言える。パラサイトたちの演技が感情を殺したような演技が多くなるから、対比としてのアクションシーンはもう少しメリハリがあってもいい。ラストのAとの対決はそれが多少はできているし頑張っているが香港映画のようなアクロバティックな動きはいらなかったように思う。最小限の動きで攻撃をかわし標的に接近していく方が説得力があるしこの作品には合っている。  あとは原作ファンから見て気になった細かいところ。 ・母子家庭にしたことは物語上ではそこまで支障はないのだがやはり母を失った後の生活が気になってしまう。蓄えがあるからと言ってもそこまで裕福には見えないしパラサイトの脅威よりもある意味心配になってしまう。 ・ミギーの声はもうちょっと無機質寄りでもいい。まあ声は慣れるのだがCGの動きが少し芝居がかりすぎだと思う。寄生生物はそういう無駄な動きや演出はしないだろう。  いろいろ苦言も書いたが物語を追うだけなら普通に楽しめる作品だと思う。
さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-08-16 02:41:37)(良:2票)
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7.原作を知っている人からすると「えっ~」と言いたくなる気持ちも分かる。ただ、2時間(完結編も併せて4時間)でまとめるには仕方のないことかもね。 ただし、ミギーが非常に人間ぽっいこと喋っているのには違和感がある。もっと冷徹で合理的なイメージなので。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 6点(2016-02-01 20:11:04)
6.《ネタバレ》 スピード感のあるアクションシーン、先の読めそうで読めない展開。万人向けのエンタメにしてはグロテスクすぎるところもありますが、漫画の実写化作品の中でも傑作の部類に入るのでは、と思いました。予告編でも使われていた「嘘だって言ってよ!」の絶叫シーンはかなり好みです。
bolodyさん [映画館(邦画)] 6点(2015-08-02 20:45:21)
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5.あの原作をどうしたって超えられるわけはないので、これは十分によくできていると思う。 あの時間にまとめたのはみごと。 細かいことを言い出したらきりがないので、完結編もテレビで観ます、ということで伝わるだろうか。
Skycrawlerさん [地上波(邦画)] 6点(2015-04-28 22:52:57)
4.よくあれだけのものを映像化したと思うし、実際に満足できるレベルになっている。ただ、マンガでは比較的無理なく受け入れられるミギーとの共生や、パラサイトとの遭遇、対決シーンも、映画になるとちょっと違和感を覚えてしまう。脚本でどうにかできるレベルとは思うけど。
nojiさん [地上波(邦画)] 6点(2015-04-26 17:39:09)
3.《ネタバレ》 テレビつけたらたまたまやっていたので観ました。化物どもは一目でCGとわかりますがそれでも中々迫力があってよかったです。前後半のうちの前半ということで結末は後半にお預けとわかっていましたが映画のテンポが良いので気楽に観れました。この前半をみて映画館に後半のために足を運ぶかと言われればおそらく行かないでしょうけど、いつかテレビで放映されるときは後半も観たいと思います。
珈琲時間さん [地上波(邦画)] 6点(2015-04-25 08:34:54)
2.《ネタバレ》 原作既読。主要キャラは申し分のない配役なのでそれぞれのイメージは悪くはないモノの、自慢げに関係者が語っているVFXは予想通りのお粗末さだし、序盤からかなり駆け足で進行し原作のエピソードを改変改悪してぶっ込んできている。導入部や乗っ取られた母親とのシーンはもっと尺を取って細かく演出して欲しかったし分かりにくいので、未読の方は原作を一読するのをお勧めしますね。 既読者であれば誰もがイメージと違うと思った阿部サダヲは、起用発表を見て思っていた通りの愛嬌ある感情豊かな喋りでゲンナリしました。が、首を飛ばされ乗っ取られているはずの母親のアレを見る限り、この監督的には『母性』を重視しているようなので凄惨なシーンの多い本作を緩和するのに狙い通りの起用だったんでしょう。もともと異質な存在ではありますが、『母性』によりさらに他のパラサイトとは別に変化していく田宮良子というキャラクターはもの凄く魅力的な存在。テーマは複数ありますが、二部作とPG12と縛りの多い中ではそういう判断でもいいのかもしれませんね。 島田を仕留めるのが無意味でカッコつけただけの弓矢に改変していたり、シンイチを追って盗撮している誰かがミギーを撮っていても全く動揺していなかったり、最後に出て来た後藤が薄切りの人肉ステーキをモグモグした後に「ペッ」と吐き出したどう見ても収まらないだろと言いたくなるイヤリングなど、センスの無いシーンも多かったですが、上手く改変したなと思えるのがパラサイトが海から来たという設定。生命の母といわれる海から来たパラサイト。人間粛清のために地球から送られてきた?というのは良い変更。寄生獣は誰なのか?がより明確になっている。まあだいぶ緩和されてますが次の完結編でどう落とすのか楽しみです。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 6点(2014-11-29 19:18:22)
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1.《ネタバレ》  東京国際映画祭で鑑賞。   退屈せず面白く見られました。ミギー可愛いし。ちゃんと血みどろバラバラなグロだし。  だけど、この映画ならでは!っていう絶対的な個性が無かったなぁ、と。もっとカッコいいとか恐ろしいとかアガるとか燃えるとか切ないとかあっていいと思うんですけれど、良くも悪くも山崎貴監督、ソツなく仕上がってます、という感じ。   ボディースナッチャーものとしての面白さは大きくスポイルされちゃってます。何故ならミギーの能力によって誰が乗っ取られてるかは全て最初からハッキリしているので。  で、その代わりに生まれるモノの面白さという点について、今一つな感じがするんですよね。  体を乗っ取る事によって人間を理解してゆく、人間に寄ってゆく侵略者、それに対比されるべき人間側の描写が薄いと思います。主人公とミギーは一体化する事によって人間と侵略者の間の立場で世界を見る事になるのですから、そこは人間側もちゃんと描かないと。主人公とお母さんのドラマだけでそれを成立させられるとは思えません。というかお母さんとのドラマはもっともっと濃厚な、強いアクセントにして良かったと思うのですが。   登場する役者さん達にも意外性がなくて(橋本愛の女子高生、余貴美子のお母さん、國村隼の刑事、北村一輝のいかにも何かありそうな胡散臭そうな人・・・)、今の日本映画の土壌で作るとしたらこういう映画になりますよ、というモノをそのまま見ているような感じ。   東出くんが学校で暴れるシーンなどは展開の運び方も悪く、続編に繋ぐラストだって引っ張り過ぎで、そういうもったいつけた感じよりは、もっともっと尖がった何かを、と物足りなさを抱きました。   山崎監督の色の無さは、この世界にはちょっと味気なかったかな。
あにやん‍🌈さん [試写会(邦画)] 6点(2014-11-02 14:51:34)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 59人
平均点数 5.85点
011.69%
123.39%
211.69%
358.47%
435.08%
5915.25%
61627.12%
7711.86%
81220.34%
923.39%
1011.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.66点 Review3人
2 ストーリー評価 5.70点 Review10人
3 鑑賞後の後味 5.55点 Review9人
4 音楽評価 4.60点 Review5人
5 感泣評価 4.00点 Review4人
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