24.過去作は未見です。タイトルやパッケージにハリソンが出演していることからバリバリのSFアクション映画なのかな?と勝手に思い込んでいたのですが、結構地味なSF作品でした。でも、面白くない訳ではなく、謎解きみたいなストーリーで飽きずにずっと視聴できました。ただただ【K】がかわいそうな感じでしたが…。ジョイ役の人、美人だなと思っていたら、アナ・デ・アルマスだったのか、そりゃ綺麗だわ。 【はりねずみ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-07-29 19:00:51) |
《改行表示》23.《ネタバレ》 前作から30年後(現実世界ではナント35年後)の世界。ネクサスも6型から9型の時代に。あの退廃した世界観を継承した、外伝的な作品だと思っていました。 レプリのK(=ジョー)とAIのジョイ。これがロボット同士とかアンドロイド同士の恋愛とかなら想像の範囲でしたが、それぞれ別な目的で人間に尽くすために造られた2人の、2人だけの世界。ある意味可愛らしいバーチャルな恋愛がとても興味深かったです。ずっとこの路線で行ってくれてよかったと思ったんだけど… デッカードが出てくる辺りから、なんか話が前作の“単なる後日談”になってしまったような、せっかく広がった世界観がちっちゃくなってしまったような、ジョーとジョイの恋愛がオマケになってしまったような、そんな印象を持ちました。レイチェルのコピーが当時の髪型と格好そのまんまで出てくるのなんか、ファンサービスのハズなんだろうけど、この映画の主人公ってジョーとデッカードのどっちなんだろう?って思ってしまいました。ガフは嬉しかったけど。 レプリは歳を取らない=デッカードは人間。という解釈で良いのかな。ジョーの出生。2021.6.10と掘られたの木馬。今から28年前って事になるけど、このミスリードも、ジョーの見た目年齢が28歳位の時にレイチェルの遺骨を発見するよう仕組まれていたんだろうか? 前作を踏襲しているのか、ロイ同様にデッカードを“生かす”ジョー。ホントどっちが主役だろう。 中盤からの登場ながら、最後まで物語の中心人物だったデッカード。当時のハリソン・フォードはシリーズ物の復刻版に引っ張りだこで、クリスタル・スカル、フォースの覚醒と、全盛期さながらにグイグイ前に出てきてたっけ。だけどこのブレードランナーのデッカードは、もうちょい控えめなポジションでも、良かったかもしれません。 私は前作のロイたちレプリの脱走事件って、あの時代では良くある事件だったと思ってます。もちろんタイレルの社長と、その右腕とも言えるセバスチャンが殺されてるから、結構大きな事件かもだけど、ブレードランナーって職業が認知されるくらいには、レプリの脱走事件は頻発していたと。 事件の背後でデッカードとレイチェルがコソッと逃げて、警察に追われることもなく、人知れず幸せに暮らしましたとさ。って、そんな小さな愛の物語がブレードランナーだったって思うからでしょうか。 だからこそ本作では、ジョーとジョイの、小さな愛の新たな物語が一番興味があったんだけどね。そこにスポットを当ててこそ、ブレードランナーの続編なんじゃないかな?って。 【K&K】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-05-11 23:39:07) |
22.あの名作の続編としては十分に及第点だったと思います。ハリソンさんも出てたし。しかし、旧作ありきであることや、思わせぶりな終わりかた(旧作もそうであったが…)など、単体の作品としては評価が落ちるかも。旧作へのレスペクトが少々行き過ぎている感じがしたことと、SFとして新しいビジョンを示す以上に、情緒に寄ってしまったんじゃないかなあという感じがしてしまったのが個人的な残念ポイントでした。 【すらりん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-19 00:16:21) |
《改行表示》21.《ネタバレ》 無駄にわかりにくいストーリー展開にしている感じがします。 そうだったのか!と思えるシーンも展開次第でもっとわかりやすく出来たのではないかと思います。 前作を20年以上も前に見たきりで一切覚えてなかったので 余計にわかりづらかった っていうのはあると思いますが・・・ 結局 悪の親玉は健在で最後デッカードを連れて行って何をしたかったのかもわからず 旧レプリカント団体も集結し、次回作への伏線はばっちりでした。(是非やめて頂きたい) 妊娠をするレプリカントの存在 もはやレプリカントと人間の差とはなんなのか そういう疑問に行き着くのはこういう映画の鉄板ネタで外れ無し 自分が特別だと信じ、最後はより人間らしくと自己犠牲に走った 主人公のラストが一番レプリカントっぽくて儚く感じたのはとてもよかったです。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-25 00:33:41) |
20.《ネタバレ》 そうか、SF三大ブラック企業の雄タイレル社は倒産しちまったか、でも『エイリアン』のウェイランド湯谷や『バイオハザード』のアンブレラと比べるとそれでもタイレルにはまともなところもあった様な気がしますが、その後釜にはウォレス社というはるかにブラックな企業が収まっていて、新御三家の誕生です(笑)。 80年代SFをリードした映画群の中で唯一シリーズ化されなかった『ブレードランナー』にもついに続編が登場というわけです。どういう展開なんだろうと恐る恐る観てみましたが、レイチェルがデッカードの子供を妊娠・出産とは予想をはるかに超えた展開でした。まさかレプリカントが妊娠できるなんて、こうなってくると人間とレプリカントの違いは何なのかという素朴な疑問に行き着きます。そしてAIのジョイが加わってきて、本作はまさに人間・レプリカント・AIの境界線はどこにあるのかという実存的不安がテーマだともいえるんじゃないでしょうか。あ、それから、デッカードは爺さんになって登場しますから、一部のファンの中で燻っていた“デッカード・レプリカント説は”公式に否定されたってことになりますね。老人ホームで余生を過ごすガフも姿を見せてくれてあの折り紙を相変わらず造ってましたが、エドワード・ジェームズ・オルモスもほんと老けましたね。新ブレードランナーであるライアン・ゴズリングもそれなりに雰囲気は出てましたけど、この人はシリアスな作品に出てくるとどれも同じような演技パターンなので、自分としてはちょっと食傷気味です。 “レイチェルの産んだ子は実はあの人だった…”という幕の引き方は正直上手いと思いました。けどレプリカントの抵抗軍みたいな連中が登場してくると『猿の惑星』や『ハンガーゲーム』みたいな最近流行の“抵抗もの”みたいな安っぽい話しになるのかとガックリきました。しかもあの終わり方からすると、レプリカント抵抗軍を前面に持ってくる続編を撮る気なんじゃないかとゾッとしてしまいます。頼むからもう止めてくれ・・・ 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-27 22:35:07) |
19.AIと意識、この命題にはとても惹かれますが、個人的にはドラマ性よりもっとロジカルに切り込んでほしかった。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-11-25 00:22:56) |
《改行表示》18.ちょっと長いけど、あんまし飽きずに最後まで見ました。 真面目に捉えると「人間性とは何?」と考えさせられます。 行動を見ていると、もはやバーチャル彼女にすら、「人間性」を感じてしまいます。 それと、相変わらず雨ばかりの近未来。 変な疫病が流行ってみんなマスクをしてたら、2020年7月の東京みたい。 【amicky】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-06 21:58:41) |
《改行表示》17.《ネタバレ》 ものすごく思わせぶりというか、もったいぶった演出で、かなり疲れます。なかなかボールを投げない投手を相手にしている感じ。 しかし、「人間と機械を分けるものとは?」という、かなり深淵なテーマでした。人間らしい記憶を植え付けるというのも斬新。前作をほとんど覚えていませんでしたが、それなりに楽しめました。 だいたいSFというのは、あらゆる現実的な前提を無視して自由自在に描けるのが面白いところですが、悪く言えばリアリティが不足します。しかしあのモバイルな「バーチャル彼女」だけは、ぜひ実現させてもらいたいものです。あと30年後か。でもお高いんでしょうねぇ。 【眉山】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-07-29 03:26:27) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 それなりに結構長いこの作品を見ているうちに、結局はこれが『ブレードランナー』の続編に過ぎなかったんだという(当たり前っちゃあアタリマエの)ことに気づかされる、そのガッカリ感ってのが、正直あるんですよね。もしかして、デッカードさえ登場しなければ、もっといい作品になってたんじゃないかなあ、と。 サイケ調の未来社会のよそよそしさが孤独感と不安感を煽る、あの前作。人間と同じく記憶を持ち、感情を持つ「レプリカント」を殺害しなければならないブレードランナー=デッカードの側から描かれた前作で、彼は、レプリカントの「殺害された仲間に対する記憶」を、苦痛とともに文字通り指折り体に刻み込まれることを通じて、結果的にはひとつの許しを得たのでしょうが、その30年後、今度はレプリカントの側から描かれるのが本作。 主人公のレプリカントも旧型の解任=殺害を命じられたブレードランナー、という設定ながら、その点は本作ではあまり深掘りされる訳ではなくって、むしろレプリカントとしての彼が持つ過去の記憶、木製の馬のオモチャを握りしめた(本来ならレプリカントが持つはずのない偽りの)記憶にスポットが当てられています。 彼が木の根元から小さな花を拾い上げる、というキッカケからして、何となく詩的なものを感じさせ、VRの女性との交流が描かれたり、荒廃した過去の街が描かれたり、水のイメージが頻出したり、色々と雰囲気作りは凝らされているのですが、結局たどりついたのがこんなデッカード爺さんなのかよ、と。そりゃま、ハリソン・フォードの登場は、ファン・サービスではあるのだけど、こんなコトに満足していいのやら悪いのやら。 いっそデッカードは最後そのまま海に沈んじゃえばよかったんじゃないの。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-12-30 10:08:10) |
《改行表示》15.《ネタバレ》 ブレードファンは盛り上がる続編だろうが、やや苦手な前作(ファイナルカットは見ていない)。 話のほうは前作を見返さなければ楽しめない部分も多いが、 和を強調し、ダークテイストな廃墟感、眩しいイルミネイト、孤独が漂う降りしきる雨、こういった独特の世界観が好きだ。 また、器用な存在感を発揮したライアン・ゴズリングのキャスティングとアナデアルマスの美貌はまたこれもナイスチョイスである。 |
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《改行表示》14.《ネタバレ》 人間が作り出したものが生殖し増え続けることで「人は神になれるか」という問になっているのだろうか。 もし神の意思というものが人を作ったとして、人間はその作品に過ぎないのであるから、それがまた子・孫作品を作り出したからといって「人が神になった」とは言えないような気もする。 個人的には、進化は意思により影響を受け、意思を持つ生命そのものが神と言われるものであると思う。つまり作品=作者といえるのではないか。 ・・・といった事を考えさせられた。 【チェブ大王】さん [地上波(字幕)] 6点(2019-09-18 12:36:46) |
13.《ネタバレ》 リアルタイムに前作を観ていますが、話はいまいち理解できていません、んで本作ですけども、またよく分からんお話でした。前作はDVD購入し完全版(と思う)を観ましたが、本作はもう一度観たいかと言われるとそうでもないですね、おっさんになっていつ死ぬか分からんなと思ってから、時間は無限じゃないので、再鑑賞で時間を使うよりも、まだ観ていない自分的新作に時間を使いたいw 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-03-11 09:58:47) (笑:1票) |
12.《ネタバレ》 凡作。長いだけで、映像的にも魅力がない。タルコフスキーの映画を見といた方がいい。ただ、ホログラムとのSEXシーンのみ良い 【にけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-02 17:50:48) |
11.つまらなくは無いし、無難に作ってはいるものの、ただそれだけで期待したようなものは何も無かったかな。あまり話を広げず焦点を絞っているため上映時間の割に内容が薄い。ジョイ役の人はずっと前から好きだったのでこういうメジャーな作品に抜擢されたのが嬉しい、Kとジョイの関係は良かった。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2018-07-23 02:01:53) |
10.《ネタバレ》 前作は最高傑作で文句なしの作品です。その続編をつくるからには観る側も覚悟しないといけないと思いつつ鑑賞しました。感想は「う~ん」でした。レプリカントの繁殖能力という発想はとても面白かったのですが、それなら余計に「人間」からの視点で描かないと意味がなくなってしまうと思います。また、途中から何となく話が「ターミネーター」っぽくなってきたのも残念な理由の一つです。ただ、最新のCGを駆使しつつも「見せびらかし」度は抑えて、カラーはややモノトーンっぽくして全体を落ち着いたトーンでまとめたのは悪くはないと思います。しかし前作は1982年でしたが、前作のミニチュアを駆使した「絵」のほうがリアル度が上なのは、やはり「こだわり」「愛着」の大きさの違いなんだろうなと改めて思いました。 【金田一耕助】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-07-16 15:26:47) (良:1票) |
9.大好きなブレードランナーの後日談的。内容は面白かったし、演出は元作のテイストを保っているが、いかんせん尺が長い。それを丁寧な演出というべきかワンシーンの間が長いというべきか。ブレードランナー最後にみてからもう7年も経ってる。見返してみようかな。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-05-09 18:08:55) |
《改行表示》8.《ネタバレ》 1作めから30年後。 逃亡したレプリカントの1人を殺害したブレードランナーの主人公は レプリカントの住居近くでレプリカントの骨を発見する。 骨は女性のものでありえないことに出産した跡が残っていた。 レプリカントが出産できるとなると レプリカントは道具であるという常識が覆され人間優位の世界が脅かされる。 主人公は生まれた子供を探して抹殺する命令を受け捜査を開始するが その子供は自分自身ではないかという疑惑が生まれる。 絶対糞映画と思って見に行ったら意外に面白い。 そもそも1作目も新しい映画ではあったが話が特別良かったわけじゃない。 そういった意味でも一作目の雰囲気はしっかり継承しています。 一方でいくつかスッキリしない部分もあり続編で解決する予定なのか気なります 【Dry-man】さん [映画館(字幕)] 6点(2018-05-05 15:04:44) |
《改行表示》7.《ネタバレ》 【ネタバレ有ります】 悪くないが・・ うーむ。。といった印象。正当続編としてもリメイク(じゃないけど)だったとしても最新映像&最新技術&匠のカメラワーク(美術)で世界観は現在考えうる最高のブレードランナーに仕上がっていると思います。この点は満点ですが、しかし。重厚で伝統的な雰囲気の割にはストーリーがありきたりすぎるというか、悪意を持って書けば定番の自分探しの旅なので少々軽い感じもしました。そもそも「レプリカント」って結局は生体系とか細胞クローン系とかなの?骨やら子供やら出てくる割に細胞レベルで刻印があったり、傷を接着していたりしてイマイチよく理解しきれていない部分が多いです。私しゃてっきりロボットモノだとばかり思っていましたよ。 ダメ押しはHフォードの肉弾戦。だめでしょコレ(笑) 俺は80歳の爺さんのパンチが見たいわけじゃない。柱の影から出てきてそのままバーで語らうのじゃダメなんですか?ラストもそう、「娘に会いに行け」これだけで十分です。この監督、思わせぶりな「振り」は上手いんですが、なんだか中身がない方向へ引っ張るというか、色々蛇足感もあって無駄にテンポを落としてるような気がします。思い返せば「メッセージ」も「ボーダーライン」も同じでした。なんだか凄い映画を見たような気になるけど、実は中身がスカスカで結局大切な部分はあまり表現されていないような印象です。 何度も見れば評価が変わる可能性は秘めています。しかしそう何度も見たくなるかなぁ・・ 最新映像のブレードランナーなので非常に楽しみにしていましたが、正直なところ少し残念でした。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-02-02 11:19:17) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 約6か月半ぶり2度目観賞。SFアクションの金字塔と言われた前作から30年後の世界。霧がかかった薄暗い近未来都市を舞台に、ヒトとレプリカント(人造人間)の存在意義を問う。その深いふか~いテーマゆえに上映時間160分がとっても重苦しい。ヒトミのちっちゃな新ブレードランナー、ライアン・ゴズリングは笑みひとつ浮かべない凄みのある名演。旧ブレードランナーにかなりドツかれちまう。オンガクは「ぼぇ~ん」が多いね。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2018-01-29 22:06:32) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 ◇ブレードランナーを見たのはいつだったか...うろ覚えで観に行ったのが敗因。世界観に浸る以前に、いろいろ設定が気になって入り込めず。 ◇思いのほか、上映時間の長さは気にならなかったものの、レプリカントやAI ホログラム技術が進んでいる割に、レプリカント警官の業務把握がお粗末だったりという点が気になりました。 ◇もう一度、ブレードランナー見て出直します。 【ハクリキコ】さん [映画館(字幕)] 6点(2018-01-02 12:56:29) |