1.《ネタバレ》 原作未読でNetflix版も未見。まっさらな状態で観たので先の展開は気になった。つまりは、それなりに楽しめてたってことだろうけど、オチはあまり良くなかったなぁ。予告編の「あなたは初めて漫才で泣く」という謳い文句から、笑って泣ける漫才を想像したが、笑わせる気は鼻からゼロ。それでも泣ければまだいいが、実際には白けた空気が流れるだけで、このコンビ、結局なんだったんだろうな~と。物語はさらに続き、徳永は神谷と再会するが、これもまた斜め上。巨乳のおっさんの何が面白いんだと言いながら、そのイメージ映像をわざわざ挟んでくるセンスが理解できない。俳優陣は菅田将暉と2丁拳銃・川谷修士の年齢差がどうしても隠し切れない点を除けば、概ね満足。菅田の熱演と、木村文乃の「こんな人いるいる」感がとくに印象的だ。