1.《ネタバレ》 なかなか面白かった。各キャラがしっかりと描かれているのも良い。ウルフとスネークの関係もよく見る感じではあるけれど、狼と蛇というキャラにすることによって、真新しさとアニメならではの面白さが加わってとても楽しめた。
動物を擬人化した作品は数多くあるけれど、モブや主要キャラ以外がまんま人間というのもまた斬新だった。最初は戸惑ったけれど、次第に慣れた。
犯罪者をヒーローのように扱う作品は結構あるけれど、それまで犯した罪をなんとなくチャラにしたまま終わるものが多い中、この作品はキッチリと罪を償っているのがとても好印象。ただあの終わり方ってまたバッドガイズに戻るのか?とはなりましたけどw
「善い行い」ということを押し付けがましくしてないことろとかも、子供に見せて学ばせるにはすっごく良い。特にスネークがシャークにアイスキャンディーをあげるシーンは秀逸。善いことをしようではなく、行った結果が善いことだった。つまり考えるのでなくどうしたいかが大事で、友達が泣いていたら泣くなよて元気づけたくなる。そういう自然な振る舞いがとても心地よく感じられた。
「ゴミでも美しく生まれ変われるのよ」名言ですね。