4.なかなかの力作でしたね。
感想は…難しいですね。
東条英機がこんなに恰好よく描かれているのも意外だったし、他のレビューを覗いてみのですが、同じような感想も多く、賛否両論。
でも、一番印象に残ったのは、最後のインド人のナレーションで、要するに、勝った官軍が負けた賊軍を裁くこと事態、昔と変わっていないこと。
東条英機はヒトラーとは違い、南京やアメリカに対して「憎しみ」を持ったわけではないから、裁判で取り上げられても、犯罪を犯したという実感はないと思う。
中国皇帝の「フギ」でしたっけ。それから天皇陛下まで裁判に上がる、上がらないという話まで行くと、これはA級戦犯を置くしかないのかな…。
この映画だけの感想ですが、そんなふうに思いました。
でも、この映画「この物語は真実である」と絶対テロップに流してないところも気づきました。勿論「フィクション」とも言ってませんがね。
歴史を紐解いていくのは難しいことだと思います。
誰か一人の言ったことを信じるのは、とても危険だと思います