10.《ネタバレ》 先生は人間的に魅力的なのはわかるが、何故あそこまで慕われるのかがよくわからない。生徒があそこまで慕う理由となるエピソードなどがあればまた違ったのではないだろうか?全体的にはのんびりとした暖かな映画ではあった。 【東京ロッキー】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-03-01 17:59:18) |
9.2012.01/12 鑑賞。黒澤明監督の最後の作品。でも好みでない。先生を囲んでの同窓会と猫騒動のみの話で着想は面白いが感情移入が全く出来ず違和感のみ。内田百聞(寡聞にして知らず)の一人舞台の感じだが、唯唯変わった人物としか思えない。今までの黒澤明監督作品の中でも好きでない作品の一つ。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-01-12 23:32:02) |
8.この映画のイメージは半身浴ですね。熱くはないが冷たくもない温度を持つ映画。ちょっと汗ばむ。あがった後はビールを一杯やりたくなりますね。 【寺 梅斗】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-04-28 10:39:19) |
《改行表示》7.内田百閒自身を含め、出てくるのはとびきりの善人ばかりのおとぎ話です。要するに全編ウソばかりなんですが、全山紅葉の中でぬるい温泉につかっているように、「ま、いっか・・・」なんて思えてもきます。ここまでリアルに「心地よいウソ」を作り出す力はやはりただ者ではありませんね。 【きのう来た人】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-08-22 06:17:56) |
6.《ネタバレ》 僕も含めた猫愛好家の方にとっては、ノラ失踪事件にはきっと胸を締め付けられることでしょう。でも、個人的にグッと来たのはこのエピソードだけ。あとはどれも中途半端というか…。あと、教え子たちの過剰な反応も気になります。特に酒の席でのあの大袈裟なウケ方や笑い方がどうしてもワザとらしく感じられてしまい、どうもリアリティが感じられない。ただラストはよかったです。あのエンドロールへの入り方は凄くよかったと思う。全盛期の勢いは確かに失われてはいるものの、巨匠の遺作としては決して悪くはない作品だと思います。 【とかげ12号】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-10-07 15:28:32) |
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5.でたでた月が丸い丸い真ん丸いお月様♪~ まさに角が取れて丸くなりすぎた 黒沢監督の映画でした。 【月読】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-02-10 21:31:28) (笑:1票) |
4.黒澤映画にはいつもどっしりした「核」のようなものがあって、それを中心にさまざまな粒子がうずまいたり反発しあったりするのが魅力なのだが、この作品についてはそれに該当するものは「内田百閒」そのものと思われるが、それ自身の主体性というものがほとんど見て取れない。少年時代を思い出すことと、そこまで2時間で見せたエピソードが必然性を持って結びついているとは思えない。故人を偲ぶ、ゆかりの人間達のインタビュー映画のようだ。しかも、ドキュメンタリーならまだしも、演じている周りの俳優が、黒澤組の中でもへたくそ、または手垢にまみれた人ばかりがチョイスされているために、とてもウソ臭い。寺尾明、油井昌由樹、井川比佐志が、根津甚八など別の俳優だったら、もっと違う百閒のあぶり出しかたも出来たのではなかろうか。周りがこれだから所ジョージも個性を出すには荷が重く、周りに同調した面白みのないキャラになってしまった。「オイチニの薬」のとても地味なスペクタクルシーンに、映画人としての意地を感じたのでプラス1点。 【神谷玄次郎】さん 6点(2004-02-16 01:05:19) |
【TU】さん 6点(2003-12-24 07:00:23) |
2.巨匠の最後は自らの理想の死に様を観客に晒すことだったんでしょうか。ただ「まあだ会」メンバーに看取られるように、観客に看取られたいというのも黒澤らしさかもしれない。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2003-11-09 01:28:42) |
1.松村達雄はミスキャストじゃないかな。あの先生にあんな大勢の生徒がついて行くというのがどうもピンとこない。それとアレはもともと剛毅だった先生が年取って弱くなって猫が一匹いなくなったくらいで泣くから面白いので、松村さんだと最初から弱そうだ。百ケン先生の写真を見たら萬屋錦之介みたいで錦之介がやったら良かったのにと思うんだが、黒澤さんも「影武者」騒動以来、知らない役者を使うのにコリたのだろうか。不可能な理想を言えば、先生=大河内伝次郎、取巻き四人=藤田進、三船敏郎(菊千代風で)、千秋実、木村功と配し、そこここに清水将夫、左ト全、藤原釜足、加東大介、三好栄子などを散りばめてやってくれればPERFECT黒澤映画。 【アンドロ氏】さん 6点(2002-12-11 12:51:21) |