6.《ネタバレ》 戦争が娯楽作に組み込めた時代の映画。反戦を正面切ってうたっていないし、アクションもある活劇。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-22 15:10:36) |
5.山田監督推薦映画100本として見ました。岡本喜八監督ですか。コメディ調もミステリー調もそこそこの映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-08-06 19:46:25) |
4.《ネタバレ》 つまらないわけではないですが、面白いとも言いがたい、微妙な線。前線の兵士がやけにのんびりしていたり、戦争を茶化したりするあたりはよかったと思います。また、扱われている事件が、上官が立場を利用して私腹を肥やす「汚職」であるというところには、戦争だけでなく戦後の現実に対する批判も感じられました。しかし探偵ものにも戦争ものにもロマンスものにも徹底できていないのは、三兎を追って一兎をも得られなかったという感じです。全般的な印象が散漫になってしまいました。キャストは好演だっただけに残念です。特に中北千枝子はいい味を出してます。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-07-29 21:06:57) |
3.連隊仲間で酒を回し飲みしながら会話を進めるあたりなどに、岡本監督のリズム感がうかがえるが、もひとつ快調でないのは、彼の終生のテーマである「戦争」に初めて挑んだその距離感をどうすればいいのかという迷いがあったのだろうか。活劇映画としての戦争映画を作るのは簡単で、それにコミカルな味を加えるのもそれほど難しくはないだろう(『人間の条件』と同時代にやったのは立派)。しかしそれだけでは済ましたくないという思いが監督にはあって、そのモヤモヤがやがて『日本のいちばん長い日』や『肉弾』を生み出していくわけだけど、その始まりの一本として、どう手をつけていいのかという困惑のほうが感じられた。本当に「豪放」なのか、「豪放」というパロディを演じているのか、佐藤允の怪演の勢いに乗せて強引に押し切った作品という印象。戦場を描くには、こういった装いが必要なほど愚劣なところなんだ、という作者の困惑の果ての一手だったという気もする。岡本監督の常連中谷一郎がすでにいい味、これが初顔合わせなのかな。 【なんのかんの】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-07-10 09:53:57) |
2.《ネタバレ》 佐藤充の演技は見ていて清々しい。雪村いづみも可愛い!三船敏郎もキモかわいい。細々としたシーンも楽しいく小気味よかった。楽しかった。正直サスペンスはよくわからなかった。あの意見書だけで殺す理由ってのは説得力に欠ける。やや残念。 【reitengo】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-07-09 00:41:11) |
1.戦争映画と言うよりは、【ロンメル元帥】(略名)さんが書かれてる通り完全に西部劇。ウエスタンの日本への翻案としては、日活の無国籍アクションよりも遥かに方向性が正しく、現在観ても全く古びた感じはしません(逆に日活アクションの古臭いこと古臭いこと…)。岡本喜八のダイナミックな演出は破天荒な登場人物達をイキイキと描いており、特に「渋い脇役」位の認識でしかなかった佐藤允と中谷一郎が、腹に一物があっても決してそれを表に出さず、且つ思い切り肝が据わってて凄くカッコ良い! 私としては愚連隊全員に、狡猾に生き延びて欲しかったですけどね、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-24 00:03:54) |