《改行表示》9.寅さん自身の恋愛よりも、若い二人の恋愛が中心になっていく初めての作品かもしれない。 寅さんの歳を考えれば自然ではある。そして、この若者に移っていくことでシリーズにさらに幅が広がる感じがする。 若き大竹しのぶはなかなか良かったと思う。中村雅俊はそのまま。 今回はかなり安心して観られる。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-31 14:23:59) |
《改行表示》8.《ネタバレ》 満男、源ちゃんをサルに見立てて紐で縛って遊ぶなんざぁ、ナカナカどうして寅の甥らしいイタズラ小僧っぷりである。それはさておき。 寅次郎頑張れというより、寅の方が青年頑張れと励ましている映画。二十歳の大竹しのぶは大変可愛く、特に青年が九州に帰ったことを知った際の、みるみる涙をためたカットのその目の美しさは尋常じゃない。 それに引き換え、と言っちゃあ悪いが、今回のマドンナはちょっと印象薄。この人が悪いというよりは、脚本的にこちら二人の恋の描写が足りないからではなかろうか。特に寅が失恋を自覚して去る、お約束の展開だが、今回はフラれたというよりただ横槍が入っただけ程度のことで、寅さん押しが足りなすぎじゃないか? あれ?だから、寅次郎頑張れ!なのかな?いいのか、結局。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-06-11 13:22:19) |
7.寅さんが現役を引退して恋愛のコーチへ、と思ったら思いがけないところにお姉さんがいてたちまち現役復帰。ところがこのお姉さん藤村志保、皆さんご指摘のように控えめというかやや影が薄い。もちろん藤村志保らしい雰囲気は良く出ているのだが・・・。中村雅俊と大竹しのぶの若いカップルが初々しく、見ていてこちらもポッと赤くなるほどだ。この二人だが、大竹しのぶは映画「青春の門」で高い評価を得ていたが、中村雅俊はその頃はテレビドラマで活躍中で「ふれあい」という歌がヒットしていた。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-04-13 05:58:32) |
6.寅さんは特に中期以降の作品では数々の若いカップルの恋愛を成就をさせてきました。本作は寅さんが本格的に若い二人のコーチ役に回り若い二人の恋がメインになった、その第一弾となる作品ではないでしょうか。(第3作「フーテンの寅」や第10作「夢枕」でもその傾向はありましたが)その反面マドンナの存在感と寅さんの恋が最も印象に残らない作品の一つとなってしまいました。マドンナ役の藤村志保が演じた人物像、数少ない寅さんとのツーショットのシーンは悪くなかっただけに惜しい作品ではあります。寅さんとワット君、その隣のくわえ煙草の杉山とく子さんとのパチンコ屋のシーンや、ふるさと亭でワット君の恋を寅さんが察知したシーンなど寅さんの恋や、とらやでのシーン以外の所が妙に印象に残る作品でもありました。本作のタイトルは「寅次郎頑張れ!」ですが、平戸の神父さんも頑張れ! 【とらや】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2010-03-09 20:20:51) |
【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-04 23:18:25) |
4.《ネタバレ》 ◆とらやに居候している若者ワット君と食堂の娘、そして寅さんとワット君のお姉さんとのラブストーリーが平行して描かれています。とうとう恋愛の中心人物として寅さんが描かれなくなってしまったのかと思い、さびしい、というのが感想です。◆本作の最大の見所は爆発シーンでしょう。これは「マジでビビり」ました。寅さんシリーズにはあまりにも異質な爆発シーン。これだけでも本作を見る価値があると思います。◆内容は、そろそろネタが尽きてきたかなという印象を受けました。寅さんの恋愛模様は二の次で、若いカップルの恋愛がストーリーの中心になっていることと、寅さんがキチンと振られていないことからそれを感じました。◆特に、マドンナが寅さんと付き合えない理由が描かれていないのはいただけない。あの描き方では、寅さんがマドンナに利用されている印象しか持つことができない。山田洋次は最後に必ずハッピーエンドで終わらせることにこだわりを持っている人ですが、本作の終わり方は、寅さんについては何も解決しておらず、見た後に不満が残ります。(最後に大空小百合を出す必然性もあまりない。後味を良くしようとしての演出なのかもしれないが、フォローになっているとはいいがたい。)◆爆発シーンの異質さと、若い二人の恋愛模様はそれぞれいいのですが、本作の主人公は寅さんであることを考えたときに、寅さんがないがしろにされているように思いましたので4点を引いて6点を献上させていただきたい。 【もりたろう】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-26 22:48:05) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 藤村志保ってマドンナとしてはどうなのかなあ?まあ、それはさておき、今作の寅さん、ワット君に愛の方法を教えようとするのだが、寅さんの口から映画が飛び出すというのが驚きであり、新鮮である。作品の面白さという意味では平均的な感じとでも言いますか、物足りない気もするし、まずまず楽しめた程度の出来ということで6点! 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-12 12:51:43) |
《改行表示》2.これまでの夢のなかで、今回の”みんながお金持ちになっている”夢が一番怖かった。 大竹しのぶがかわいい。 |
1.《ネタバレ》 シリーズ20作目。食堂で働く幸子(大竹しのぶ)に失恋したと思い込んだ良介(中村雅俊)がとらやの二階で自殺未遂騒動を起こすシーンが最高だった。それにしても大竹しのぶも中村雅俊も若いなあ。 【イニシャルK】さん [地上波(邦画)] 6点(2005-07-21 01:36:45) |