9.《ネタバレ》 地下鉄サリン事件前の作品。たけしが本作を作るに当たって、オウム真理教のことが念頭になかったはずがない。■「やっと、神の影が見えたと言うことかな」。終幕近くで、司馬(たけし)がそうつぶやくわけです。集金のために利用していたかと思いきや、実は彼も神を希求していた、ということなのだと思います。つまり、司馬は上祐史浩だったと。しかし、何かそれまでにフリがないとカタルシスはない。何か、物足りない。■宗教者の日常を描いた作品としては、森達也氏の「A」が抜群に面白いわけで。とはいえ、本作が、ドキュメンタリーである彼の作に何となく雰囲気似てるのはすごいなと思いますね。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 6点(2024-11-03 05:55:13) |
8.《ネタバレ》 最後まで退屈せずに見れた。玉置浩二も出演していたが、最初見たとき誰だかわからなかった。中盤までの、萩原聖人が教祖になる前の初代教祖のあたりは面白かった。表で「教祖さま!」と持ち上げながら ウラでたけしがそのジイさんシバいてるのがおかしい。このじいさんもなんだかスッとぼけた顔してるしw 元チェッカーズの藤井尚之が音楽担当だけあって、音楽はけっこうよかったと思う。 【☆Tiffany☆】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-02-29 21:55:27) (良:1票) |
7.んーと。神とか権力っていうのに人間は弱いですねってことでいいんですかね。創造したものにあやつられちゃうんだから。たけしがおもしろい。あんな言い方であやしいこというやつっていそうですもんね。 【ようすけ】さん 6点(2004-06-19 03:44:50) |
【ボバン】さん 6点(2004-05-30 03:33:01) |
5.たけしが宗教を皮肉ったブラック・コメディー。宗教のうさんくさい部分が出ていて面白い。 【新井】さん 6点(2004-03-27 12:40:11) |
4.たけしが玉置に美人局を仕掛けたとこが山場。人間心理を分かってるなって思いました。 【モチキチ】さん 6点(2004-03-13 18:42:50) |
《改行表示》3.教祖をみんなででっちあげるなら、たけしをその役につかせるでしょうよ、と思って見てみると、教祖は、トボケた若者、萩原聖人で、たけしはまつりあげるほう。そこにむしろ妙なリアリティーを感じた覚えがあります。観たのは相当昔ですが、きわどいネタを案外うまくさばいていた印象。ムフムフと笑えた記憶も。岸部一徳ってかなり面白い俳優?と気づいたのも、この頃からでしたねえ。 【おばちゃん】さん 6点(2003-12-01 09:20:31) |
2.妙にリアルな所が面白い。宗教の世界は知りませんが、イメージはかなりハマッテます。人の弱い心の薄っぺらさが、上手く描かれています。 【sirou92】さん 6点(2003-10-07 02:39:01) |
1.最後はたけしが好きそうなオチだけど、見終わった後なんか物足りない。素直に「おもしろかった~」とは言えないんだよね。部分的にはおもしろい箇所はいっぱいあったけど、全体としてみるとパワー不足。 【デリング】さん 6点(2003-05-16 10:39:06) |