《改行表示》20.《ネタバレ》 出来はものすごく良いけど、これだけ長い時間観るにはかなり大変、という映画。ガンジーとインドの歴史を外観するために三時間のもの長丁場がかかるのはしょうがないにしても、それぞれのエピソードが独立していて分かりづらい。私はWikipediaのストーリーで確認しながら見ることができたが、映画館で観た人はよくついていけたと思う。途中休憩があるぐらい長い。 私はデリーのガンジー聖廟にも実際に行ったし、ガンジーの真似をして毎晩のようにギーターを読んでから眠りについたりしたこともあり、聖人ガンジーの偉大さをすこしは肌で知っていたつもりではいたが、やはり彼の非暴力主義というのは理想主義に近く、現実的にはなかなか難しいことが分かる。結局何度も断食という自分の「身体への暴力」的手段で訴えるしか手がなくなってしまう。 異教徒の子供を手にかけた男性が地獄に落ちない方法を伝えるシーンをはじめとして光るエピソードもあり、また主演男優や壮大なエキストラでガンジーの生涯を再現した手法には拍手を送りたいが、個人的には分かりづらい作品だった。6点献上。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-08 20:25:00) |
《改行表示》19.《ネタバレ》 いきなり本題からそれるけど、北斗の拳でガンジーを模したであろう“無抵抗の村”というのが出てくるが、拳王に論破・一蹴される。ガンジーの無抵抗イメージを誤解釈してた人も多少居たんじゃないかな?と思う。ガンジーの非暴力・不服従はむしろ、拳王の焼印を拒否して鉄板に向かうリンの行動が近い。 映画は、暗殺から始まり、若き頃の南アフリカの公民権運動まで遡り、人生を捧げたインド独立運動から、最初の暗殺場面と、ガンジーの生涯を走馬灯のように振り返る。宗教家・思想家だと思っていたけど、本職は弁護士だったんだな。 暴力に対し暴力を使わない戦い。非暴力は有名だけど、非協力が彼の武器だということが判った。イギリスから服や布を買うのを拒否し、塩を自分たちで作る。イギリスにとってインドは儲かるから価値があり、何も買わない、儲からない、言うことを聞かないインドは支配下に置く価値がなくなる。あれこれと植民地のメリット、独立のデメリットを話すイギリスに「それはインドの問題だ」と突き放すバプーは素直に格好いい。 当時欧米の列強国が世界を支配していたが、ヨーロッパだけでなくアジアや中東もゴチャ混ぜになっていたインドは、世界の中心、人種の縮図だったと思う。そんなインドの独立には太平洋戦争が大きく影響していると思うが、日本のことはあまり触れられていない。戦後、国を立て直すのに忙しいイギリスが、インドから手を引く形で独立が成立するが、今度はパキスタンの問題が出てくる。 宗教を超えた一つの国家を目指し精一杯の譲歩をするバプー達。少数派イスラム教徒を守りたいジンナーは「それはパキスタンの問題だ」と譲らない。イギリスの国旗に変わりインド、パキスタンでそれぞれの国旗を掲げて独立の式典が行われるが、バプーの住まいの国旗掲揚台にはどこの国旗も掲げられていなく、独りただ糸車物欲や宗教観をを動かすバプーの姿が印象深く描かれていた。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-01-30 13:37:06) |
《改行表示》18.ガンジーの偉大さや凄さは伝わる内容。 「教材」としては良くできた作品。 だが、3時間の「映画」としての面白いかは別の話。 個人的には冗長さが否めなかったです。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-26 12:07:31) |
17.《ネタバレ》 封切り時見たときは、それなりに感銘を受けたが。今では印象に残っている場面がない。これも、アカデミー効果かも。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-22 13:41:55) |
《改行表示》16.独立、抵抗運動には犠牲がつきもので血が流れことは避けられないものだけど、全体としては静かで淡々と進む。 インドを愛し国民を愛し、強大な敵に非暴力主義で立ち向うガンジーをうまく写したテンポ。 さすがアカデミー賞というスケールの大きさ。またガンジー役のベンの役作りも凄い。 模範はちょっと言い過ぎだが、見習うことは多い。 |
15.スケールの大きい力作ではありますが、その割にはパワーがあまり感じられませんでした。ちょっとオーソドックス過ぎたように思います。尺も、もう少し短くできなかったのでしょうか。 【川本知佳】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-08-29 22:07:13) |
14.聖人・ガンジーの生涯がよく描かれていると思います。映画としては途中ダレてしまう感じでした。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-04-03 14:34:00) |
《改行表示》13.《ネタバレ》 中学生の頃に習った「非暴力・非服従」。その意味を実感できる映画として、貴重な作品だと思います。この映画がとっかかりになって、歴史に興味を持つ人もいるのではないでしょうか。 この映画を見ると、つくづく歴史は人だなと思います。歴史は争いの記録だとも思います。いつの時代でも、自分の思想を押し付けられる人とそうでない人がいます。ガンジーは明らかに前者です。映画の中でもしばしばガンジーは「私は頑固かな」と訪ねます。ええ、もうそれはすごい頑固な人かと思います。 人々は、ガンジーの「非服従」の思想に突き動かされています。「非暴力」はあくまで手段にすぎません。もしガンジーの「非服従」のための手段が「非暴力」でなければ、あるいはガンジーは第2のヒトラーにもなりえたかもしれませんね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-11-20 11:09:39) |
12.ガンジーの偉大さには驚愕するばかりだが、映画として良い出来かといえば・・・うーん。 【eureka】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-24 21:06:33) |
《改行表示》11.リチャード・アッテンボロー監督作は、昔々見た「遠すぎた橋」以来2作目の拝見ですが、「遠すぎた橋」と同様少しストーリーが断片的でわかりずらかったです。(「遠すぎた橋」はもっとわかりずらかったですが) 映像とキャスティングが良いだけに、非常に残念・・・ 【きーとん】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-17 11:49:01) |
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《改行表示》10.《ネタバレ》 キレイごとにしか思えない非暴力・不服従を掲げ、命を賭して行動し、武力を使わずインドの独立を果たしたガンジーは文句なしに偉大だ。しかし、それで全てが解決するほど歴史は甘くなく、その後パキスタンとの戦争になっていくインドを思うと何とも悲しい。 教科書的内容とも言えるが、その割には細かい歴史的背景の説明はなく、ガンジー個人の行動のダイジェスト的である。丁寧なつくりであるが、映画として特別名作とは思えない。ガンジーを知るための入り口としての意義は深い。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-15 22:22:35) |
9.すごい人。3時間で描き切れているのか疑問なくらいです。本当に人間だったのかなぁ。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 6点(2009-10-25 19:24:38) |
8.何度か起こる暴動が,この人の存在一つで収まってしまう.こんな映画やドラマみたいな事が過去の事実だったとすれば,このカリスマ性は私の頭では理解することも,想像することもできません.ない頭で無理やり想像するとすれば,やはり未成熟な国(人民)だったということなのかなぁ.かつての日本,現在の北朝鮮・・・「根がいい」人でよかったですね. 【マー君】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-12 15:46:47) |
7.見る前のガンジーについて殆ど知識の無い私は、ボロ布をまとった汚い宗教家と思っていましたが、なるほど世界が賞賛する程の人物なのがやっと判りました。ボロ布をまとっているのも意味があったのですね。しかし、内容的にはそれ程盛り上がるところもなく、引き付けられる所も少なく私には退屈な映画でした。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-24 10:41:06) |
6.昔歴史で言葉として習った無抵抗主義がどんなに凄いものかをこの映画で実感できるのは貴重。 【るいるい】さん 6点(2005-03-18 20:00:45) |
5.ドキュメンタリー映画にも見える、ガンジーの半生を描いた秀作。すぐに断食してしまうガンジーの人間性はさておき、インド独立の立役者、ガンジー役のベン・キングスレーは本物そっくり。小さい頃に見た時はホントにドキュメンタリーかと思ったくらい。今見ると、自分の信念を持った偉大な人物なのは間違いないってことは分かるのだが、客観的立場から見たガンジーの描かれ方しかされておらず、やはり客観的に見ることしか出来ない。偉大な人物の半生を、凄い人もいたんだね、と感心する映画でしかない。 【もた】さん 6点(2004-01-08 02:24:08) |
4.非暴力で訴えるのは多くの犠牲を払うことであり、様々な葛藤があったにせよそれを独立にまで結びつけた当時のインドの人々は凄いと思う。ただし、この映画等を見てテロに対しても非暴力で訴えるべきであるというふうには間違えてもとらえてほしくない。違うのだから。映画は歴史に興味のない人には辛いと思うが、この作品はよくできているのは確かだ。 【フィニート】さん 6点(2003-05-29 15:14:46) |
3.ガンジーをなるべく忠実にドキュメント風に再現した映画。無抵抗運動というだけその努力には感動を覚える。勉強にはなるが、史実を再現しているだけあって長いしもう一度観たいとは思わない。 【恥部@研】さん 6点(2002-12-10 11:59:55) |
2.私も世界史の授業で見た。つっかれたぁ~。いや、確かにアンタはすげえよ、偉いよ。けど、まだまだガキンチョの私には疲れた方がデカイね。大人になったらまた見てみよう。 【AJ】さん 6点(2002-11-12 05:44:57) |
1.ガンジーという偉大な人物の伝記映画。確かに立派な人物です。 【野ばら】さん 6点(2002-09-26 16:55:47) |